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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

香住で最先端の水産業セミナー

2005年06月24日 18時34分09秒 | 漁業[Good News]
 水産業の現状について、全国の関連企業や研究機関の専門家九人が講演する地域水産加工技術セミナー(水産庁など主催)がこのほど、美方郡香美町香住区で開かれた。先進国の水産業の特長や、近赤外線を使って生鮮魚と解凍魚を見分ける品質測定の最先端技術などについて報告された。

 魚の輸出入をしているハヤカワ通商(東京)の早川徹社長は、一人当たりのGDP(国内総生産)で世界の上位にあるアイスランドの盛んな水産業の現状を紹介。洋上を含めた各段階で魚の重量を計測・管理して損失を減らしたり、保存技術の向上で、豊漁時などに必要だった巨大な加工施設が不要になるなど効率化が進む一方、輸出を進めて基幹産業として再生させたことを説明した。

 また、中国市場へ日本から輸出する場合の注意点に触れ、「中国は平均所得は低いが、人口の1%にあたる千三百万人の裕福な層を対象に対策を考えるといい」と提案した。

 一方、水産総合研究センター中央水産研究所の岡崎恵美子・品質管理研究室長は、水産食品の品質測定の最新技術を紹介。近赤外線を利用するとマダイなどでは解凍した魚と生鮮魚とを判別できることや、製造時に加熱加工したときの温度や魚の脂質量を測定する技術の研究を披露した。

 このほか、漁獲直後の魚のストレスによる品質劣化(同研究所・福田裕利用加工部長)や、「本物」や「簡便性」を求める消費者の志向(波積真理熊本学園大助教授)についての発表があった。

神戸新聞2005年6月24日

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体験学習:現役漁師を講師に、小学生が「漁業体験学習」--北茨城 /茨城

2005年06月24日 18時32分54秒 | 漁業[Good News]
 地元の代表的な漁業を体験して理解を深めてもらおうと23日、北茨城市立大津小(大友亘校長、258人)で、現役漁師が講師になって「漁業体験学習」が開かれた。

 同学習は地元、大津漁協の若手漁師で組織する「漁青研究会」(鈴木康之会長)が始めたもので今回で3回目。この日は早朝に漁を終えた若手漁師ら16人が講師となり、体験学習には4~6年生125人が参加した。

 校庭では、トラックを船に仕立ててひき網船によるシラス漁を実演。児童たちがシラスになり、外網から追い立てられて袋網に一網打尽となる仕掛けを披露した。また、体育館では、実際に使っている長さ3メートル前後のサオを使い、カツオの一本釣りに挑戦。発泡スチロールで作ったカツオの中に水や砂を入れて約1キロの重さにしたカツオを児童たちは、勢いよく釣り上げていた。

 6年生の加藤佑里さん(12)は「とても楽しかったです。一本釣りはカツオの重さが昨年より軽かった。いい体験になりました」と話していた。

毎日新聞 2005年6月24日

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サワラ大海で育て/県栽培漁業センター

2005年06月24日 18時32分04秒 | 漁業[Good News]
06年度 3万匹量産目標
 
 サワラの資源回復を目指し、人工授精から育成する種苗生産技術の研究を続ける県栽培漁業センター(瀬戸内市牛窓町鹿忍)が24日、全長10センチほどになったサワラ約5千匹を初めて放流する。
 
 研究は06年度に体長35ミリの稚魚3万匹を生産し、量産態勢を整えることを目標にしている。
 
 人工授精を成功させるには元気な親魚が必要だが、最高時速100キロで泳ぐというサワラを水槽で飼うのは不可能。水揚げするとすぐに死んでしまう親魚から、少しでも新鮮な卵や精子を得ようと、職員は漁船に乗り込んで船酔いと闘いながら採卵し、船上で授精させることもあったという。
 
 また、瀬戸内海の食物ピラミッドの頂点に位置するサワラは食欲旺盛で、エサとなる大量のマダイやヒラメの稚魚を確保するため、職員はつてを頼って奔走した。
 
 さらに、体長2~6センチごろは共食いも激しい。センターの水槽には、エサやりの職員が一日中張り付いた。日の出から日没まで食べ続ける魚に付き合いきれないと、勤務時間外は水槽に幕を掛け、暗くして食欲を抑えようとしたところ、翌朝、幕を開けたとたんに共食いが始まった。知恵比べは続く。
 
 放流する魚は、頭部の「耳石」という器官を染色し、識別ができるようにしてある。外洋と瀬戸内海を回遊するサワラの移動の様子や成長ぶりを追跡調査する。
 
 センターの尾田正所長は「味は天然物と変わらないし、放流した3、4割が帰ってくるサワラは、栽培漁業に適した魚。さらに効率よく育てられるよう、研究を重ねたい」と話している。
 
 県によると、86年に535トンあった県内の漁獲量は、乱獲やエサのイカナゴの減少などで減り続け、99年には5トンまで落ち込んだ。96年ごろから秋漁の禁止、漁船からの受精卵放流といった資源管理に取り組んだ結果、昨年度は72トンにまで回復した。

朝日新聞2005年6月24日

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クロマグロ漁:好調、境港で早くも水揚げ2000本台 /鳥取

2005年06月23日 22時40分12秒 | 漁業[Good News]
 日本海のクロマグロ漁が好調だ。22日は1250本が境港(境港市)に水揚げされ、17日の初水揚げ以来、早くも2000本台に乗せた。過去最高の3万2310本の豊漁だった昨年は初水揚げが6月27日。今年は昨年以上のマグロフィーバーでは、と期待が高まっている。

 同港関係者によると、新潟県から石川県、京都府沖で石川、静岡県の巻き網船団が操業し、22日には、石川県の船団の2隻が同港に水揚げした。初水揚げでは体重30キロ台の小ぶりが多かったが、最近では80キロ以上も目立つという。競りにかけられたクロマグロは、関東や関西方面に出荷されている。

 境港水産振興協会は「昨年の漁獲のノウハウが生きており、当分この調子で水揚げが続くだろう」と話している。

毎日新聞 2005年6月23日

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宮古でウニ漁解禁

2005年06月23日 22時39分26秒 | 漁業[Good News]
 沿岸宮古では、今朝、今シーズンのウニ漁が解禁された。今年はいつもの年より遅い口開けとなったが、実入りはまずまずだった。穏やかな海に朝日がきらめく午前5時、ウニ漁が解禁となり一斉に小船が繰り出した。ウニは、地元では「カゼ」と呼ばれる海の高級食材で、乱獲を防ぐ為、「漁の解禁日」が漁協から指定されている。漁家の人たちは箱眼鏡と竿を巧みに操り、次々にウニを引き揚げた。今年は実入りが心配されたが、沖にあげられたウニにはぎっしりと身が詰まっていて、早速殻剥きする漁家もホッと胸をなで下ろしていた。ウニ漁はこれから8月10日までの間に十回前後行われる。

岩手放送2005年6月23日

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御前崎漁港魚市場で 御前崎小児童と父兄らが魚料理に挑戦

2005年06月23日 22時32分46秒 | 漁業[Good News]
 御前崎市の御前崎小三年生と父母らが二十一日、御前崎漁港の魚市場で魚料理に挑戦した。漁港女性部のアドバイスを受けながら親子百四十一人が、キンメダイやイカなどをさばき、網焼きにして食べた。 (赤野嘉春)

 地元でとれる魚料理を通して海や魚に親しむことを目的とした親子活動。二百匹余のキンメダイや五ケース分のイワシなどが用意された。

 キンメダイはウロコどりから始まり、はらわたを出して三枚におろした。日ごろは既におろされた魚を購入する家庭がほとんどで、なかなか上手にさばけない母親もいて、女性部員の松井美恵子さんは「ウロコの取り方を知らない子どもも多く、良い機会にしてほしい」と話した。一方、児童たちは興味津々。初挑戦の増田茉結さんは「今度はもっと大きな魚をさばいてみたい」と目を輝かせていた。

 調理を終えた魚はさっそくバーベキューにして、持参したおにぎりと一緒に昼食を楽しんだ。 

中日新聞2005年6月23日

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干し貝柱の加工始まる ホタテ漁の常呂漁協が8割輸出 来月末めど初出荷

2005年06月23日 22時27分30秒 | 漁業[Good News]
 十六日から始まったホタテ漁の本格操業に合わせ、常呂漁協で干し貝柱の加工がスタートし、同漁協の加工場と組合員が経営する五加工場では従業員が忙しく立ち働いている。今年は水揚げ予定のホタテ二万七千トンのうち一万二千トンを干し貝柱加工に回す計画で、この八割は香港や中国に輸出されるという。

 同漁協の自営加工場では、約八十人の従業員が一連の作業に精を出している。

 原貝をベルトコンベヤーに乗せ機械で洗浄、ホタテをゆでる「一番炊き」の後、振動をかけ、殻とむき身に分ける。むき身は塩水で洗浄し冷やしてから、従業員の手作業で一つずつ身とミミ、ウロに分けられ、身は大きさに応じて四段階に機械で選別、さらに塩ゆで(二番炊き)される。

 その後冷ましてから乾燥機にかけたり外で寝かせたりといった作業を三十日から四十五日間続け、水分が16%以下になると完成だ。

 同漁協は「今年はホタテの本格操業が例年より遅く十六日からだったので、初出荷は七月末ごろになりそう」と話している。

北海道新聞2005年6月22日

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八戸沖定置網に120キロの“ホンマグロ”(2005/06/22)

2005年06月22日 16時47分58秒 | 漁業[Good News]
 八戸市第二魚市場に二十一日、重さ一二〇キロのホンマグロ(クロマグロ)が水揚げされた。種差沖の定置網に掛かったもので、浜値二十四万円が付いた。関係者は「地元の定置網に、これだけ大型のマグロが掛かるのは珍しい」と口々に話し、ハマの朝の話題をさらった。
 水揚げしたのは同市南浜漁協所属の波光丸。船主の丹波要四郎さん(73)によると、同日朝、三日ぶりに網を揚げたところ、大型マグロが姿を現した。丹波さんは「定置網漁十五年目で初めてのこと。最高の気分だった」と笑みを浮かべる。
 マグロを扱う業者らに囲まれて始まった競りは、十キロ当たり一万八千円からスタート、最終的に同二万円の値がついた。競り人は「予想より三―四割高かった。身はやせていた一方、地物で型がよかったため、業者も頑張ってくれたのだろう」と満足そうな表情。競り落とされたマグロは、地元に出回るという。
 三陸沿岸では先月下旬ごろから、各地で大型ホンマグロの水揚げが続き、県内でも下北沿岸などで漁獲されていたが、八戸沖ではこれが初めて。
 春以降の八戸沖の定置網漁はあまり芳しくなく、関係者は「これをきっかけに、漁がまとまってくれば…」と祈るように話していた。

デーリー東北新聞社2005年6月22日

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漁獲量回復に期待 サワラの稚魚放流

2005年06月22日 16時46分19秒 | 漁業[Good News]
 香川県は二十一日、乱獲などで激減したサワラの漁獲量回復に向け、さぬき市小田の県大規模中間育成施設で体長が約九センチに育った稚魚約五万四千匹を、同施設から瀬戸内海に放流した。

 人工ふ化させた体長三・三センチほどの稚魚約六万二千匹を六月上旬、高松市屋島東町の独立行政法人水産総合研究センター屋島栽培漁業センターから導入。五千平方メートルの同施設で育成していた。

 放流には、県や漁業関係者をはじめ、近くの小田、鴨部両幼稚園児十六人も参加。バケツに入れてもらった稚魚に「大きくなって帰ってきてね」などと声を掛けながら、長さが約四メートルのといを通して海に放った。

 園児らがバケツで放流した稚魚は約五百匹。残りは同施設の水門を開放し、潮流を利用して海に帰した。

 サワラの稚魚放流は、資源の早期回復を目的に一九九八年から毎年実施。稚魚の耳石(じせき)には染色が施されており、回遊状況や放流効果の調査が続けられる。

四国新聞社2005年6月21日

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親子アユ釣り教室の参加者募集

2005年06月22日 16時32分00秒 | 漁業[Good News]
郡上漁協、道具なくてもOK

 郡上漁業協同組合とNPO長良川友釣り普及振興会は七月二十三日、郡上市大和町内の長良川で、「親子アユ釣り教室」を開く。参加者を募集している

 同市内の釣りクラブ「北師会」による釣り講習会をはじめ、大人はアユ釣り競技、子どもはつかみ捕りが楽しめる。昼食に塩焼きや雑炊なども味わえ、釣ったアユは持ち帰ることができる。当日は午前七時に、同市大和町のウインドパークに集合する。

 募集は中学生以下の親子三十組。参加費は一組三千円(参加賞や競技賞品などを含む)。別に遊漁料(年釣り券所持者や組合員以外の大人で二千円)が必要。釣りのできる服装で参加する。釣り道具のない親子の相談にも応じる。問い合わせは同漁協=電0575(65)2562=へ。

中国新聞2005年6月22日

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