新潟のhi_ymkwさんからも追加でコメントを頂戴しました。ありがとうございます。またオイルシールの規格は、旭川のKE47さんから頂戴した部品画像にはっきりと刻まれた『TB 38.42 80.26 7.1Y』であるとのことを念押しして頂きました。この内径と外径、どこかで見た覚えがあります。そうDana製の部品が設定されているMBやM38です。金属部の形状はJ3やJ34に設定されているデフピニオンシャフトオイルシールとは異なっています。しかしながら、オイルシールの外径は80㎜、内径は38㎜、全厚さは12.9㎜、取り付け幅は7㎜。今回、旭川のKE47さんに実測頂いた『TB38.42 80.26 7.1Y』と同じです。だからどうすれば・・というところで悶々としています。明日あたりに純正PTOウインチのNO.4のオイルシール部品がミスミから送料無料で届きます。そのミスミさん、技術部門の方々からは、私たちがもがいて探しているMA306286相当品の供給は勿論、探すこともできませんと言われているのに対して、同社の別部門ミスミNOVAからは、1個からでも新規製作しますという案内が来ています。何をどうして頂けるのかは不明ですが、『TB 38.42 80.26 7.1Y』のオイルシール規格で、かつ新潟のhi_ymkwさんから教えて頂いたちりよけ部品としてVリング:V-40AorVR-40Aを組み合わせて頂き、MBやM38のものとは異なる形状をした金属部品をお手配頂ければMA306286相当部品は新規製作可能なのかを問い合わせてみたいと思います。ポイントは、旭川のKE47さんからJ34から外した使用済みのMA306286を同梱してミスミに接触することだと思います。オイルシールは再使用不可部品ですから、ミスミNOVAさんに製作検討をする以外に選択肢はなさそうです。少し頭の整理ができた気持ちがします。皆様のお知恵を拝借致したくよろしくお願いします。
《新潟のhi_ymkwさんからのアドバイス》前提条件が明記されています。いつもありがとうございます。
現物を見たわけではないのであくまでも参考程度にして下さい。もし、実際に行われる方がいらっしゃいましたら責任は持てませんが、よろしければ結果をお知らせください。1968.4の部品図を見ています。 デフ入力軸、オイルシールJM07644+ダストシールJ636565で軸封&ちりよけをやっていたように見受けられます。その後1970-75の部品変遷を観ると2個の部品がMA306286に統一されました。この規格寸法は刻印によりTB38.42 80.26 7.1です。これ以外の部品の変更は、13.14.17.18軸受変更なし、23エンドヨーク変更なし、ピニオン軸はどうでしょうか?もし、ピニオン軸の変更があったら駄目ですが、変更がなければオイルシール自体の寸法の変更はなかったはずですのでJM07644が使えます。ちりよけのための部品は汎用品が使えそうですので探しました。寸法は軸径しか考慮していませんがVリング:V-40AorVR-40Aが使えそうです。
余談になりますが1977以降最終形式までMB664285が使用されていますが、規格寸法はTB44 72 12でメートル系列になり互換性はなくなりました。(パジェロは現行でなく最終まで採用、その他車種多数採用)もう1つ余談、オイルスリンガーJ636566,J802564が何故違うのかとどこかに書かれていましたが、エンドヨークを一杯まで締め付けた時、テーパーベアリングの円滑な回転のために適当な予圧が掛かるように厚みの違うものを使っているのではないかと推察しています。
《旭川のKE47さんから頂戴したMA306286オイルシールの規格の図》
★三菱ジープ互助会★
代表発起人J57改@日野市
当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。