岸田さんがどのような人事を行うのか期待していました。
党四役についてはある程度理解できる人選だったと思います。
しかし，なぜ副総裁が麻生さんなのか。
この人事にはがっかりしました。
やっぱり派閥の力がものをいう人事だと言ことなんですね。
岸田さんは選挙前に二階さんを切ると言って国民から支持を受けたとボクは思っています。
しかし，安倍，麻生の二人の力には負けたと言うことです。
そもそも麻生さんは長年副総裁の肩書を持ち続けているけど，副総裁の仕事なんて何もしていないでしょう。
日本の副総裁って名前だけだから誰でもいいんだけど，それならばなお一層のこと80歳を過ぎた爺さんを続けさせることはなかったでしょう。
おまけの肩書なんだから河野さんに付けてあげてもよかったのにね。
いずれにしても麻生さんを切り捨てれば国民は岸田さんを応援したと思います。
財務大臣の仕事だってほかに適任者がいたのにずるずるとやらせていたんだよね。
しかし，安倍さんの時代から日銀の黒田さんと共にやってきた政策はまったく達成していません。
「2013年4月から２%の物価目標を2年程度で実現するために日銀が供給するマネタリーベースを2年間で2倍にする」と言って金融緩和に取り組んだけど，「躊躇なく」と「金融緩和」をお題目のように唱えてすでに8年が経過しています。
我々庶民の生活は一向に上向いていないことを考えればこの二人は真っ先に切るべきでしょう。
安倍さんにしても二回も仕事を投げ出したのに党内で大きな顔をしていることがボクには理解できません。
ボクは自民党支持者だけれども，こんなことでは衆議院選は大敗するように思えてなりません。
