松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

「反対」が増えた「道州制シンポ」

2012-02-07 10:14:16 | 日記

少しさかのぼりますが、、1月25日、熊本テルサで「道州制シンポジウム」がありました。講演は片山前総務大臣(元鳥取県知事)。片山氏、九電松尾会長、蒲島知事3人でのやり取りでした。

 傑作だったのは、司会者が最初と最後に、「賛成」「反対」「保留」に挙手を求め、最後の挙手の時、「アッツ、反対が増えましたね」となったことです。「そうそうたる」メンバーによる2時間余りの「道州制導入キャンペーン」企画であったのに。当事者はさぞかしショックを受けたことだろうと察します。

 「究極の構造改革」(経団連)である道州制。新たな大規模な市町村合併を強要し、「熊本県」そのものがなくなります。事の真相を知れば「反対」は急増するでしょう。

 それにしても、「シンポ」の実際は伝えず、「道州制キャンペーン」の一翼を担うかのような報道の在り方には首をかしげます。