お楽しみ弁当

今日の東京は風も雨も強かったです。
周期的に変わる春らしい天気になっています。
梅もそろそろ満開に近くなり、間もなく一気に花開く季節になるでしょう。
こうなってくるといよいよ南極が遠いところに感じてきます。

今日は「しらせ」でシドニーに向かっている福井隊員からしらせ便りが届いています。
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福井隊員のしらせ便りです。

本日２５日は休養日です。
砕氷艦しらせは南緯６４度、東経６０度の地点を過ぎ、南緯６５度、東経６５度の地点に向けて航行中です。
あいにくの低気圧のため、船の揺れがあり、酔い止め薬のお世話にならなくてはなりません。

往路のしらせではなかったことですが、これからの休養日の夕食では「お楽しみ弁当」が出ることとなりました。
メニューは、赤飯、海老フライ、唐揚げ、シュウマイ、オレンジ、煮豆、焼きそば、キャベツの千切り等々。
ボリュームがあり、私には食べきれない量でしたので、半分の赤飯を環境省の桝さんに食べていただくことにいたしました。

この弁当には実は仕掛けがあります。千切りキャベツの下に当たりカードが入っているのです。
観測隊の中では、私の知るかぎり４６次の方２名が当たりカードをゲットされました。
当たりカードを先任海曹室へ持っていくと、豪華景品と引き換えてもらえるそうです。
どんな景品なのでしょうか？

食事の度に思い出します。
昭和基地でいただいた、調理担当の角さんと河村さんの心づくしの料理です。
もう夏隊隊員には彼らの料理を味わうことが出来ません。
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しらせは相変わらず大陸に沿って進んでいるようですね。
先日は海底磁力計を引き上げた（浮上させて探した？）と「行ってみたいな南極砕氷記」の大きな海で小さいものを。(第28回）に書いてありましたが、他にもセジメントトラップ（係留系）も回収する予定だったように聞いた記憶があるし、その他の観測もしながらなので、まだしばらく南極の雰囲気を味わいながら進んでいくのでしょうか。

「お楽しみ弁当」は確かにボリュームがあって食べきれなそうです。
当たりカードの豪華賞品は何だったのでしょう？
次のお楽しみ弁当の時にはぜひ当てて、豪華賞品の中身を教えてもらいたいです！

渡井さん同様、福井さんからも昭和基地での料理がおいしかったことが書かれています。
私も食べたいなぁ。