--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

しらせ出迎え

2007-03-21 | ちょっと思ったこと
しらせは無事にシドニーのダーリングハーバーに接岸しました。
おかえりなさーい!!
10時接岸予定だと聞いていたのだけれど、9時半ごろには港に入っていて、私も出迎えのご家族のツアーバスも間に合いませんでした。
しらせからご家族へ手を振る姿は、なんとなく照れくさそうで、嬉しそうで、でも感動の再会というほどすぐには会えない(入国審査などの手続きが先なので)間がなんだか妙な感じでした。



私も、ずーっと昔からの約束を果たすべく(やれることは何でもやってみたいので?)、シドニーに来ることにしました。
ずっと昔からの約束というのは「もし南極観測隊に参加できたら、しらせの出迎えに行くよ」というかるーい約束だったのですが、十数年も前のことですから、シドニーに到着するとは多分思っていなくて、晴海に行くくらいに考えていたような気がします。
でも、ずっと応援してきた47次隊の皆さんと、しらせのおなかの中に収められている宝物を一緒に出迎えることができたのはとても嬉しくて、また、観測装置や海洋観測に使われたウインチに「お疲れさま」を言うことができたので来てよかったと思いました。
観測装置に会う?のは、私物の積み込み以来ですが、今回はつい数日前までがんばっていたのだな、と思うとなんだかとてもいとおしく思えるのでした。

この後、47次越冬隊と48次夏隊は、28日に日本に帰ります。
しらせは航海を続け、4月半ばに日本に戻る予定になっているそうです。

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12 コメント

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Unknown (福井)
2007-03-21 23:11:08
み・くりさん、これまでありがとうございました。渡井さんはじめ、47次越冬隊の皆さん、48次夏隊の皆さん、お疲れさまでした。帰国まで1週間。もうすぐ日本ですね。
すごい! (MANTA)
2007-03-22 00:05:05
シドニーまで出迎えに行かれたのですか!隊員の皆さんも喜ばれておられたことでしょう。
はじめまして♪ (うさパラ)
2007-03-22 04:01:41
み・くり様

こんにちは

私は47次隊の中の御三人とHPやブログでお知り合いになり、昨年の夏には京都府綾部のコミュニティFMラジオと昭和基地を電話でつないでラジオ番組に出てもらったり、ずぅ~っと熱い視線(声援)を送ってきました。

昭和基地WEBカメラも毎日見ていますが、日本と違ってまたまた厳しい冬に向かうんですね。

み・くり様がシドニーまで行っておられる事を初めて知りました。
私は数年前に西オーストラリアのパースに旅行した時、フリーマントルに行きました。
パースでは1回だけでしたがインターネットの出来る小さな店に寄って初体験しました。
日本の自分のパソコンと宇治の知人へ・・・メールを送ろうと・・・ローマ字で奮闘しました。

そのまた数年前にはアラスカの港町ホーマーで(とてもラッキーな偶然でしたが)ホームステイのお宅の庭先でノーザンライト(オーロラ)を、初めて、しかも、ひと晩に2回も見る事が出来ました。

「しらせ」は、一昨年だったか、舞鶴港に寄港した時に岸壁から見ました。

※それもこれも南極への序章だったのでした♪

綾部からの隊員さんはよく知っているかたです。
綾部市天文館「パオ」では1年以上にわたって南極情報満載です。市内のかたの手作り模型は素晴らしい出来映えで、「しらせ」だけでなく「らうす」の模型もあります。

南極三銃士さんだけでなく、皆さんが最後までお元気で無事帰国されるのを楽しみにしています。

沢山の南極&しらせ情報を毎日有難うございました♪

初めてなのに長文になって・・・失礼しました~☆彡
 (うみんちゅ)
2007-03-22 19:04:33
今年はダーリング・ハーバーでしたか。
私のときと同じです。
運がよければサーキュラーキーに入ることもありますよ。
Unknown (47TAKANO)
2007-03-23 00:03:51
みくりさま

ダーリングハーバーからのえもいわれぬ臨場感が、伝わってきました。これまで、ありがとうございました。

47次越冬隊の皆さま、48次夏隊の皆さま、お疲れさまでした。
シドニーの街並み、自然、文化、すべてが新鮮に感じられると思います。
素敵 (ますまま)
2007-03-23 21:54:48
凄いですね。シドニーまで、本当にみ・くりさんのおかげで最後の最後まで南極のことについて報告して下さり、私たち日本で待ってる家族にとってはとてもわかりやすく、安心して待っていることが出来ました。子供3人と留守番し、ココまでこれたのもみ・くりさんの支えがあってこそだと感謝しております。頑張って毎日更新されるブログを見て私も頑張らなければと勇気をもらい、主人の代わりに励ましてもらったような気がします。もう少し前にお礼をと思っていたのですが、これを書き込むと本当にもう南極との接点がなくなるような気がして涙が出てしまい中々書けずにいました。でも早くしないと本当に終わってしまうと思い、今まで本当にありがとうございました。南極教室を行った小学6年生も卒業し、最後の文集に南極のことを皆書いてくれました。一生の思い出になり、1度南極に行ってみたい、南極のすばらしさを体感できた、地球温暖化についてもっと考えたいなど、とても嬉しい内容でした。大変だったかも知れませんがとても良い経験をさせてくれた主人に感謝の気持ちでいっぱいです。子供たちにとっても自慢のパパです。
1度でいいから、み・くりさんにお会いしたかったなあ。
隊員の皆様、そして、み・くりさん、これからもお元気でご活躍をお祈りいたします。
福井さま (み・くり)
2007-03-29 20:53:36
隊員の皆さまをお迎えすることができて、行った甲斐がありました。
ブログは、もう少しまとめをして終わりにしたいと思っています。
(実はまだアップしていない記事があるのです)
いつも応援していただいて、ありがとうございました。
MANTAさま (み・くり)
2007-03-29 20:59:06
シドニーまで行ってしまいました。
ストーカーみたいですよね(笑)
隊員さんたちが喜んでくださったかどうかは別にして、私自身は行ってよかったです。
うさパラさま (み・くり)
2007-03-29 21:09:07
うさパラ様、ありがとうございます。
隊員の皆さまも無事に日本に帰っていらっしゃいました。
私もこの1年4ヶ月、いえそれ以上47次の隊員さん方にはとても楽しませていただきました。
帰国された隊員さんたちは、またいろいろなところで、南極での体験を発信してくれることでしょうね。
楽しみにしています。
うみんちゅさま (み・くり)
2007-03-29 21:13:24
はい、今年はダーリングハーバーでした。
うみんちゅさんのときもダーリングハーバーだったのですね。
2000年にシドニーを訪れたとき、偶然にもサーキュラーキーに停泊している「しらせ」に会いました。
そのときはいつもあの場所に停泊するものだと思っていたのですが、あの時はラッキーだったのですね。
今年も分かりにくい場所でなくてよかったです。