JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

タローマン調査報告

2007年06月12日 | Weblog
最高のツアーから無事に戻りました。やっぱり期待を裏切らないタローマンのカリスマ性と四国高知の持つ土地のパワーにメンバー全員が小学生の様にはしゃぎました。今回改めてタローマンの底抜けな優しさに触れ、いくつか謎を解くヒントを得ました。仏教をルーツに昭和に生まれた「真如苑」という信仰を知りました。これまで「パワーと許しばかりのキリスト教」と「ストイックで現実離れした仏教」極端な両宗教に不満を持っていたおれには、程良く混ざった教えでスジの通った納得のいくものでした。この「利他の精進による人類,地球,宇宙への和楽の輪」という言葉は仏陀が最後の教えで説いた話が軸になっているものです。おれのイメージではキリスト教は神一人に頼り過ぎてただ幸せを欲しがるばかりで力は流動しない。仏教の無欲になり宇宙と一体化するには全員が参加しなければ理想は成立たないし人類は消えない。全員が神の様になり具体的に誰かに優しく施す、人間が秘めた力も信じるところが素晴しいです。良い知恵はどの宗教も共有して進化すればいいはずです。だから正直なタローマンの優しさや行動に嘘や偽善が無いのです。利他に精進する時ストイックに無欲になる事とは違いますから、本当に一緒に楽しくなれて、もてなされている事も感じさせないのです。「親切は気付かれない様にしなさい」とは、がばいばあちゃんの言葉ですが、タローマンは自分が一番楽しんで気付かせないスタイルです。お別れの時、本当に寂しい顔をするタローマンに胸が締め付けられました。自分でスケートパークを作るのも女の子でも入れる設計にしたり、楽しい楽園や山の開拓も金の為では無く、純粋に楽しみ楽しませたい衝動のみで動いているのです。このリアリティは他に見た事が無いくらい貴重で例え様が無い感動が、アートとか関係なく涙が出ます。それだけにタローマンの生涯孤独な辛さを強く感じてしまいます。自分の全てを他に捧げてしまう為には自分が楽しむ欲も力の源です。だからもっともっとタローマンとみんなが関わって遊んでほしいんです。孤独に耐えながらお楽しみを準備し続けているタローマンの魅力を秋には展示とパーティーで伝えたいと計画しています。おれも含め、一般的に変態と敬遠されてしまいますが、人間とは何なのか?この現代に言葉で表せない波動を増幅する使命を強く感じています。ああ!今すぐにでも高知に帰りたい!「タァロォ~オ マァ~~ン」