おれのジャガー

10. Jahrestag "Mein Jaguar"

恐竜絶滅の謎

2006-02-02 01:43:37 | 世界の謎
さてさて、第2回は恐竜絶滅の謎について。
これはサークルの人とかに酔った勢いで「こういう説もあるらしいよ」と
話したこともあったと思うけど、改めて。

現在恐竜の絶滅について有力なのは隕石衝突説。
これは隕石の衝突で大量の塵などが舞い上がり
空を覆いつくしてしまったことから太陽光が遮断され
気温の低下が起こり、そのため絶滅してしまったという説。

しかし近年、恐竜には体毛を持っていたと思われるものも発見されている。
このため、恐竜は体温調節が可能だった(恒温動物だった)のではないか?
という説が出てきた。
恒温動物だと少々の気温の低下があっても生き延びることは可能であるはず。


で、今日の本題に入ると・・・。

「大型恐竜(ティラノサウルスとか)は走れなかった」
という話を聞いたことがあるかもしれない。
これは、生物の筋肉は種類が違っても単位体積当たりに発することのできる力は
そう変わりはない(つまり、筋肉の大きさが力を決める)
ということから導き出された結論なわけで。

その理屈によると
「プテラノドンは飛ぶというより高いとこから滑空することしかできず」
「首長竜は頭に血が上らず常に貧血」or「頭に血を上らせるために常に高血圧」
だったことになるらしい。
ほんとにそうならそれはちょっと不自然だ。
この不自然さが解消される現象としてあげられるのが・・・

「昔は重力が今より軽かった」

である。
そのため絶滅の原因は重力の変化だったのではないか?とする説がある。
そう考えると大型の生物のみ重力変化に耐えられなかったと考えることができ、
全ての生物が死滅しなかったことにも説明がつく・・・気がするのはおれだけだろうか?

ではなぜ重力変化が起こったのか?
考えられる原因の一つとして、「地球の自転速度が遅くなった」という説がある。
これもあくまで仮説だけど。
回転している物体には遠心力がかかり、
中心から外向きに引っ張られる(と表現したらいいのかな?)。
そのため自転が遅くなると重力が強まるという話だ。


重力が変化したという具体的な証拠はあがっていない。
というより、そんな証拠あがるんやろか?
しかしこう考えるとわりといろんなことに説明がつく・・・気がする。



長々と話したけども次回はすっきり目で書くつもり。
次のテーマは「三葉虫と靴のあと」なり。

モヘンジョ・ダロ

2006-02-01 00:23:32 | 世界の謎
さて、超・考古学の第1回はモヘンジョ・ダロについて。

有名な遺跡なんだけど、ここには謎がいっぱい。
完璧な都市計画や優れた設備など、語られることは多い。

で、今回話したいのは周辺(「ガラスになった町」と呼ばれるところ)
で発見されるガラス質の石。
どうやら砂が変化したものらしいんだけど、砂がこうなるには

「高温で熱せられて溶解した砂が大気によって急激に冷やされる」

ことが条件らしい。
一般にこうなるのは落雷もしくは隕石によって。
しかしどちらもそんなに広範囲に渡るものではないので、
この「ガラスになった町」の例では考えにくい。

しかし、広範囲にこのようなことが起こる事例が1つわかっている。

それは核爆発。
かつて核実験が行われた際には、まさにこのガラス質の石が確認されたという。

モヘンジョ・ダロはインダス文明の遺跡だが、
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」(世界史で出てきましたな)
には興味深い描写がなされているとか。
それらの中には「アグネアの矢」という武器が登場し、
その武器を放った後の描写はまるで核爆発のようなものらしい。

さらに言うと、モヘンジョ・ダロで発見された遺体は
「病死などではなく、突然、死が訪れたような状態」
で見つかったという。

そのためこの地では、かつて核戦争が起こったのではないか?とする説がある。
現段階ではその説が本当かどうかは確認できないけど、一つ付け加えると


「ガラスになった町」周辺では通常より高濃度の放射線が検出されるとか。


ちなみにガラス質の石はアフリカかどっかの砂漠でも発見されるらしい。





次回は恐竜絶滅の謎についてお話ししますかな。