おれのジャガー

10. Jahrestag "Mein Jaguar"

モヘンジョ・ダロ

2006-02-01 00:23:32 | 世界の謎
さて、超・考古学の第1回はモヘンジョ・ダロについて。

有名な遺跡なんだけど、ここには謎がいっぱい。
完璧な都市計画や優れた設備など、語られることは多い。

で、今回話したいのは周辺(「ガラスになった町」と呼ばれるところ)
で発見されるガラス質の石。
どうやら砂が変化したものらしいんだけど、砂がこうなるには

「高温で熱せられて溶解した砂が大気によって急激に冷やされる」

ことが条件らしい。
一般にこうなるのは落雷もしくは隕石によって。
しかしどちらもそんなに広範囲に渡るものではないので、
この「ガラスになった町」の例では考えにくい。

しかし、広範囲にこのようなことが起こる事例が1つわかっている。

それは核爆発。
かつて核実験が行われた際には、まさにこのガラス質の石が確認されたという。

モヘンジョ・ダロはインダス文明の遺跡だが、
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」(世界史で出てきましたな)
には興味深い描写がなされているとか。
それらの中には「アグネアの矢」という武器が登場し、
その武器を放った後の描写はまるで核爆発のようなものらしい。

さらに言うと、モヘンジョ・ダロで発見された遺体は
「病死などではなく、突然、死が訪れたような状態」
で見つかったという。

そのためこの地では、かつて核戦争が起こったのではないか?とする説がある。
現段階ではその説が本当かどうかは確認できないけど、一つ付け加えると


「ガラスになった町」周辺では通常より高濃度の放射線が検出されるとか。


ちなみにガラス質の石はアフリカかどっかの砂漠でも発見されるらしい。





次回は恐竜絶滅の謎についてお話ししますかな。