DXクラスター 「DX SCAPE 」のお世話にずーっとなっているのですが、最近はデジタルモード(FT8/FT4)のレポートがほとんどで、これをやらない当局にとって「CW」モードとかのフィルターがかけられたらFBなのに・・・と思う日々が続いていました.
9月3日のこと、21MHz CWでCQを出して応答がないので 14MHz に下りてCQ CQ CQ・・・ やはり応答がなかったのですが、Phoneバンド SSBで1エリア 神奈川県の局がCQを出されていたので、早速コールしてQSO. この局CWではよくお会いするOMで、『21と14 CWでCQ出されていたでしょう! RBNで見えてますよ~』とのことでした.
RBN(Reverse Beacon Network)とかスキマー局の存在は知っていましたが、『CWは耳で聞くもの稼ぐもの!』当局には無縁さぁ~ と考えておりましたが、OMからお話を伺い試してみたくなりました.
今更ながら?ですが、↓ これがRBNのウェブサイトです.ユーザー登録は不要で、誰でも簡単に閲覧可能です.使い方はまだ研究中ですが、Try it! から次のページに進み、seach spot by callsign でコールサインを入力すると、お目当ての局のCQがスキマー局に受信されコールサイン、運用周波数、受信状態(S/N)、CWの速度(wpm)、時間(Z/UTC) がRBN Webサイトにアップされるというシステム. なにより「CW」を分析してくれる!というのが Key men's にはうれしいツールですね~

9月3日夜から4日朝にかけて、seach spot by callsign に当局のコールサイン「JA4VNE」を入力した上で、各バンドでCQを出してRBN Webサイトの分析を待ってみることにしました.

△ スキマー局 (=de) / JA(10局)や全世界で運用されているそうです!
CQを出したタイミングでは、どのバンド・時間帯も応答はまったくありませんでしたが、実はこんなに受信されていました. 14MHzバンド では1141Z/UTC (2041JST)のCQは、JAをはじめBH4、ES5、UA0、9M2 まで飛んでいました. また10MHz でもノイズしか聞こえない 1147Z/UTC (2047JST)のCQも、実は 9M2やZL4まで飛んでいたことがわかりました!
いやぁ~ 「RBN」って、ほんと面白い!ですね.
DE JA4VNE