1985年鈴鹿8時間耐久レース

もう随分前ですが、夏の祭典「鈴鹿8時間耐久レース」を観に行ったことがありました。

この年の「8耐」の話題は、
ワールドチャンピオンのケニー・ロバーツ、
日本チャンピオンの平忠彦のチームでした。

平忠彦はさっきも書きましたが、
映画「汚れた英雄」の主演、草刈政雄の影武者の平忠彦であり、
当時資生堂のテレビCMとかも出ていたし、人気絶頂でした。

「鈴鹿8時間耐久レース」ははじめて観たのですが凄い熱気でしたね。
第3コーナーの丘の上から観ていたのですが右のコーナーが適度にバンクがあるし、
オートバイもかなりバンクさせて通過しますので、丘から観ている私にとっては
上から観ているのにもかかわらず、オートバイを真横から観ている状態です。

さてさて、
このレースの結果ですが、もう本当に「ドラマ」でした。
ワールドチャンピオンのケニー・ロバーツがスタートで大幅に遅れて、
ポールポジションなのに、ほとんどビリでスタート！
その後、ケニーはもの凄い追い上げで50台以上をごぼう抜き！
ケニーから交代した平が遂にトップに。
7時間を過ぎ、後1時間となってからドラマが待っていました。
エンジントラブルでリタイヤとなってしまったのです。

王者ケニーのごぼう抜き！
平の華麗なフォーム、
最後のドラマ。

映画「汚れた英雄」のことを思い出したら一緒に蘇ってきました。

YouTubeにこのレースの動画を発見しました。
http://jp.youtube.com/watch?v=cpkEjypLhYU

オーバーブーツはUS製です

オーバーブーツの靴底です。

オーバーブーツ

雨天のオートバイツーリングのための用品にオーバーブーツがあります。

オーバーブーツは、
普通、ナイロン製のレインウエアのブーツ版みたいな商品なのですが、
耐久性がなく、
昔はぼろぼろになったブーツカバーを引きずっていたものです。
最近のモノは靴底部分が補強されるなど改良品も出ているそうですが、
今回、米軍軍用払い下げ品の、靴の上から履くオーバーブーツを入手しました。

さすが軍用。ゴム製で丈夫そうです。

「高井」ブランドのグローブ

先日、オークションでオートバイ用の中古のグローブを買いました。
中古というだけでなく、かなりの年代モノです。
なのに、8,600円もしました。
これだけあれば、新品の上等なレーザーグローブが買えます。

しかし、どうしても欲しかった、「高井」ブランドのグローブなのです。

昔、高井幾次郎というオートバイレーサーがいました。
映画「汚れた英雄」が作られた時代です。

　「汚れた英雄」
　大藪春彦が1969年に発表した小説。後に角川映画により映画化され、
　1982年12月18日に公開されました。

映画「汚れた英雄」の主演、草刈政雄の影武者は平忠彦というレーサーでしたが、
高井幾次郎は「汚れた英雄」を地でやった伝説のプライベーターと言えます。
速いのに体が小柄なのでリトルジャイアント（The little giant）
と呼ばれていました。
当時は、「プロショップ高井」という高井幾次郎のオートバイ用品店もあり、
私もブーツ、夏用のメッシュのグローブを愛用していました。
価格は高めだけれども、ブーツやグローブなど、ライダーの評判も良かったと
記憶しております。

まもなく、
映画「汚れた英雄」の舞台にもなったサーキット、スポーツランドSUGOで
高井幾次郎は事故死。
今は「プロショップ高井」というショップも消滅していました。

「プロショップ高井」のブーツ、夏用のメッシュのグローブは
私のお気に入りでしたので
もう、あの、タツノオトシゴのマークの高井ブランドが買えないのは残念です。

旬の味

拾った栗は茹でて食べましたが美味しかったです。

昨晩は那須牛の他、秋刀魚もいただきました。
まさに旬の味です。