どこの町にも隠れた名店ってのがあるとおもいますが、そういう話です。
今日は平日の休日、嫁は日勤のパート、子供らは学校、午前中にどこか出かけようと思っていたものの、なにもせず惰眠をむさぼっておりまして、そのまま出遅れたお昼になってしまいました。
「どっか近くにまだ行ってないラーメン屋なかったかな~」
とか思いながらネットを検索したり、めぼしいところを探しますが、どれも引っかかるものがない。
まあ、別に無理にラーメンでなくてもいいのですが、ライフスタイル的に、どうもラーメン屋さんを選択するところから入ってしまうのは悲しい習性です。
ちなみに自分で作るっていう選択肢もあることにはありますが、どうにもやる気が起きないのです。
千葉県松戸市の外れ、陸の孤島的土地柄、近くには回転ずしとあの何でもあるユアーズキッチンくらいしか・・・ユアーズキッチン・・・そういえば、あのお店のメニューにラーメンあったねえ。
とネットで調べると出て来たのが2008年に書いた自分の記事という・・・。
そういえば、あそこのラーメン食べたことないし、思い立ったが吉日で行ってきましょう。
とやってきた家から2分のグルメスポット。
久しぶりの扉を開けると、本日の口開けだったらしく、お客は私一人。
得も言われぬ空気の中とりあえず、4人掛けのテーブルに案内されます。
ちなみに、この4人掛けがお店の最小ロット。
なので、一人で来ると多少申し訳ない気持ちになります。
一応ラーメン狙いではあるもの、メニューにあるナポリタンやガーリックピラフ、日替わりランチにも心惹かれます。
しかし、決心は固くラーメン!
チャーシューラーメン、きのこラーメン、とんさいラーメンとあるなか、某ラーメンチェーンでも同じ名前のメニューを見たことがあるとんさいラーメンにしました。
とんさいラーメンを頼むと、しばらくして運ばれてくる胡椒、酢、ラー油の3点セット。
あとおしぼりとお冷。
小洒落た瓶に入ってくるお冷はアルカリイオン水だそうです。
ラーメンを待つ間に、最初は次々にお客さんが入ってきます
そしてやってきたとんさいラーメン。
野菜と豚肉を炒めたあんかけが乗るラーメン。
ちょっと広東麺っぽいですね。
麺はちょっと丸みのある中細の縮れ麺。
スープは、鶏がらを中心にでとったと思われる、さっぱりの醤油スープ。
こちらはラーメン専門店ではないですから、ほかの料理のスープベースにも使っているスープだと思われます。
その上のあんかけはごく少量ですが中華系の香辛料が使われているらしい香り。
スープとあんかけに溶け出した野菜と豚肉の風味を纏った縮れ麺が口の中で暴れます。
ただ、好みの問題なのですが、個人的にはもう少し太い麺、たとえば幅の広い平太の麺とかのほうがこのラーメンには合いそうな気がします。
それはそれと、こちらなかなか中華なメニューなので、ラー油と酢は合いそうですね。
ということで、ラー油をふたたらし。
酢は・・・忘れました。
スープに唐辛子の香りと香ばしさが出てきますねえ。
完食です。
いや~先述で麺の話をしましたけど、あともう一つ・・・これ1000円くらいになってしまうけど、サイドメニュー付のセットとかできないですかね?
大盛りとかライス付きとかでもいいんですけど、せっかくメニューにあるなら・・・
半チャーハンとか?
半カレーとか?
半ピラフとか?
どっすか?・・・いや、なんでもありません。独り言です。
それにしても最初は私一人だったお店ですが、あとから3名様、6名様、3名様、3名様と次々にお客さんがやってきて帰る頃にはほぼすべてのテーブルが埋まっておりました。
こちらのご主人はもともとはフレンチの出身らしく、それを生かしての幅広い料理。
冒頭にも書いていますが、隠れた名店ですね。
ごちそうさまでした。
ではでは
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