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岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

釣ってきた潮騒河豚を食べるのだ!

2010-11-21 23:20:41 | 釣り魚レシピ
さて河豚とったど~!!
と陸に上がると、酒を前にすると、とたんに威勢の良いiwaYohです。

文句あっか?

というわけで河豚料理!
今回はなにぶん釣果がアレなので、「てっさ」と「てっちり」に絞りました。
本当はから揚げと握り寿司を作りたかったんですけどね・・・。



まずは河豚の薄造り、通称「てっさ」
河豚の刺身なのに、なんで「てっさ」なのか、というと、関西圏では河豚のことを俗称で「鉄砲」と呼び、これは「当たると死ぬ」という洒落です。
何せ今回釣れた河豚ちゃんが小さいのでなるべく大きく切って、広げるのは大変でしたが、身の締まった魚なので薄い方が美味しくいただけます。
これを醤油ではなく、ポン酢&細ねぎでいただきます。
本当はもみじおろしが欲しいところですけどね。

・・・って書いてから思いついたのですが、普通の大根おろしをよく絞って「かんずり(辛味調味料)」なんか混ぜたものでもよかったかも?



次は「てっちり」。
「てっさ」であまった中骨、ぶつ切りした河豚の身を昆布だしで一度煮立て、取り出して灰汁を取ってからこの出汁に野菜関係を入れ、煮立ったら河豚の身を戻します。
こちらはポン酢&細ねぎ&大根おろしでいただきます。

いや~約1年ぶりの河豚鍋ですが、これはこれは・・・!
年に1回くらい河豚釣りに行っていますが、いつもはもっと釣れて、また友人たちと大宴会で行うので、「てっさ」「から揚げ」「骨酒」・・・と酒の肴を多く作ってしまい、オーラスの「ちり」にたどり着いた時には全員泥酔という自体が多いんですよね。
写真どころか記憶も無いくらいに・・・。

というわけで、ここまで丁寧に作った「ちり」は非常に珍しいかも。
それにしても・・・この河豚から出た出汁が美味しいですな~。
河豚と昆布と野菜を水で煮込んだだけなんですけど、この鍋の汁だけを掬って何の味付けをせずに飲んでみると、塩気こそ無いですが、ジンワリとした旨味が口の中に広がります。

この濃厚な河豚の旨味が溶け出した出汁で!


予定調和の如く最後は雑炊であります。
雑炊をやる時のこだわりをちょっと

1.鍋の具は全部食べてしまおう
鍋の具はしっかり食べて出汁だけの状態にします。
細かい野菜や肉の欠片が残っていないよう、最後は網で掬いましょう。

2.ご飯は温かいご飯を流水で洗ってから
雑炊というとご飯をそのまま入れるパターンが多いと思うのですが、炊いてから1時間くらい経ったまだ温かさが残るご飯を、ざるにとり、流水で洗ってご飯の表面のぬめりを取ることが重要です。
ご飯を洗うのは鍋に加える直前の作業にしないと新たにまたご飯から粘りが出てきてしまいます。

この2点を守って、ご飯を投入した後に、すぐさま溶き玉子をかけ回して、ざっと混ぜ、蓋をして強火にして玉子が半熟になったところで火を止めます。


そのまま十分に美味しいので、味付けは各自取り分けをしてから、ポン酢、醤油、塩でどうぞ。

あ~美味しかったなあ
今度は全部「自分で釣った」河豚で作って見たいものです。

おそまつさまでした。
ではでは





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鹿島港 フグ釣り

2010-11-21 17:19:50 | 釣りレポ

こんばんわ・・・いや・・・おはようございます。

本日は鹿島港に来ています。

もちろん釣りです。狙いはフグ。ショウサイフグです。
何度かレポートしているので知っている人も多いと思いますが、大き目の針が付いた錘の下に引っ掛け針を付けたカットウ仕掛け、錘に付いた針に貝のアオヤギをつけて、それを食べにやってきたフグを引っ掛ける、という釣りの中でもかなり乱暴な釣りです。
とにかく底に錘をつけたらしゃくりあげるのを繰り返す釣りなので、フグのほかにもたまたまその辺にいた魚を引っ掛けてしまうことも多く、ホウボウ、カワハギ、ヒラメなど外道が楽しみな釣りでもあります。

それにしても・・・眠いです・・・

昨日は仕事をしていまして、定時できっかり切り上げて、帰宅後仮眠してから出発しようと思っていたのに・・・

意外と仕事が終わらずにずるずると・・・

なのでほとんど眠らずに深夜1時、O俣氏と鹿島港へ出発。

午前3時に到着して、船宿が開く5時くらいまで仮眠しようと思うも・・・。

到着して、現地集合のA井氏、栗O氏に連絡をすると、釣座(釣船の座る位置)争奪戦がすでに始まっておりました。

船宿のある鹿島新港には釣り船が居並びます。

本日御世話になるのは幸栄丸さん

船ごとに立て札が立っていて、我々は「フグ」の立て札が立っている船を見つけて希望の釣座に荷物を置いて釣座を確保!

ちなみに11月初旬のこの時期、フグも解禁していますが、なんと行っても今のブームはヒラメ!
幸栄丸さんも乗合2隻、仕立(貸切)1隻の合計3隻出ていました。

あとはアジやタイの五目、マダコも出てたようです。

一連の準備が終わってこれから出船します!


って顔が疲れてます。

というわけで午前5時半出船。

出船してポイントまでは30分ほど。

船長の合図を待って、カットウ針に青柳をたっぷりつけて、海底まで落とし、ひたすらシャクる!

シャクる! シャクる!! シャクる!!


  ・

  ・

  ・

釣れねえなあ・・・先の寝不足、波の高さ・・・そしてこの釣れなさと相まって・・・やってきました!

船酔いくん

今日ねえ・・・酔い止め忘れちゃったんですよ~・・・。
せめて1尾は確保してから死のう・・・と思うも・・・その1尾を待たずしてダウン!

開始から30分。
まず1回目のダウンです。

しばらくして復旧。


O俣氏も心配そうです。

それにしても本日底の方の潮の流れが早いのか仕掛けが流されてお祭りが頻繁に起こり、またそのおかげでアタリ(魚の感触)が全く判りません。

そんななか、何とか1尾を揚げて・・・またダウン・・・酔い止め忘れの苦しみを存分に味わっております。


そんなこんなで時折ダウンを繰り返しながらも何とか4尾をゲット。
正直今日こそは2桁に届きたかったのですが、それには遠く及ばず・・・。

魚の神に魅入られた男O俣氏が14~5尾揚げたのが私ら4人の中では一番の釣果。
例によって10尾以下の人にはお土産が・・・今回は以前船長が釣ったフグの冷凍もの。

そうそう、フグを釣った時にみんなに「捌くの?」って聞かれるのですが、この辺は心配なく。
釣れたフグは船宿でフグ取扱い免許を持っている人がいて、頭を落として皮を剥いで内臓を抜き、解毒してから渡してくれます。
だから、ふぐちり(鍋)なら、そのままぶつ切りするだけ、そのぶつ切りに片栗粉をまぶして揚げればから揚げ、と釣った後が取っても楽なのが良いです。


帰港後の鹿島新港は波も穏やか、防波堤で陸釣りをのんびり楽しんでいる人も多くいました。

それにしても・・・・もっと釣りたいよなあ~・・・とO俣氏と話しつつ帰宅の徒につくiwaYohであります。

おつかれさまでした。
ではでは


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