事務所の有難味

　抗がん剤治療をはじめて、初の事務所訪問です。
　朝札幌市街は吹雪いていましたので心配でしたが、無事マイカーで着くことが出来ました。

　今日は午前中のみ事務所にいて昼食後は自宅に戻るつもりですが、やはり体力が低下しているのでしようか・・・時間と共に疲労感が漂ってきます。

　今日は投与２週目に入りますが、主治医の予測では２週目が一番倦怠感が出る時期とのことですので、十分気をつけなければならないと思っています。

　とにかく事務所にいると仲間もいますし、気も紛れますし、まさに自分自身の居場所です。

日常生活の可能性

　在宅での抗がん剤治療がスタートしましたが、退院した昨日は夜になって副作用の下痢症状が表れたため、楽しみにしていた今日の札幌市の地域福祉計画委員会は欠席せざるを得ませんでした。

　退院したとのことで、何人かの方々から講演の問い合わせや予定についての質問がメールで届いています。
　ぼくの場合は完治して退院したのではなく、病気を抱えながらの仕事になりますのでイザということもあり、基本的にはお断りせざるを得ない状況です。
　中には付添付きでも良いから３月に来てほしい、との依頼もありますが・・・。

　とにかく日常生活にどの程度順応でき、社会活動も可能なのか、自分で見極めるしかないと思っています。
　ここ２週間程度で治療の１クールになりますので、多少は状況がつかめると思っているのですが・・・。

今日退院します

　多くの方々にご心配をおかけしていましたが、血液検査の結果など異状はなく、退院許可がおりましたので、今日の午後退院します。
　多くの励ましに、ひたすら感謝です。

　思ったより副作用に悩まされることは少なく、助かっていますが、これからの自己管理が大変だと思っています。

　社会活動も継続したいので、体力があれば明日の札幌市の地域福祉社会計画委員会には出席したいと思っています。

　２１日の金曜日にはシーズネット事務所に顔を出す予定です。

　それにしても体力は低下するものですね。
　免疫力を高めるためにも、体力をつける努力をしたいと思っています。

明日の血液検査次第

　抗がん剤治療のための検査入院をして明日で丁度１週間。
　ぼくにとってはとてつも長い１週間に思えます。

　今朝になって副作用のひとつである下痢症状が現れ、投薬しましたが明日とまつているかどうか・・・。

　そして何より血液検査で白血球の数値など退院可能かどうか・・・の検査。

　それによって、明日午後退院できるかどうか、昼ごろには医師から指示が出ることになっています。

退院に向けて

　１週間の検査入院も折り返し地点に入りました。

　明日午後から医師面談、そして１９日の朝血液検査が予定されており、その検査で特に異常がなければ退院と言うことになるのではないかと思います。

　退院が抗がん剤治療の本格的なスタートになるのですが・・・。

　病院にいるとどうしても些細な体の変化に敏感になってしまいますが、それでも思ったより副作用が少なく、この調子で治療が受けられれば社会活動もできる自信があるのですが・・・。
　治療を重ねれば、もっといろいろな副作用が待ち構えているのでしょうね・・・。

長い病棟生活の１日

　病院では６時過ぎの起床から２２時の就寝まで、とてつもなく長い時間に感じてます。

　１日で一番辛いのは起床直後と就寝直前・・・暗闇の中で孤立感を感じ、さまざまな不安が去来していたたまれなくなってしまうからです。

　ベッドに横たわる時間をできるだけ少なくするために、起床から就寝までの間に病院の中をさすらい人のようにプラプラあるくように心がけています。
　部屋ではラジオ体操や簡単なストレッチなど、とにかく体を動かすと同時に抗がん剤に対して精神的に負けないような心がけているつもりですが・・・。

　まさに自分との闘いですね！

京都での駅伝を見ながら・・・

　当初よりやや食欲が低下しているのが気かがりです。吐き気までは行きませんが、注意ながら食事に対応しています。
　バナナやリンゴなど食間に食べるようにしています。
　体重は低下していませんが・・・。

　札幌同様京都も粉雪が舞っているようですが、今日行われている京都での都道府県対抗女子駅伝の中継を見ながら、このブログを書いています。
　西大路通りの実家近くを走りますので、景色も懐かしいです。

　入院も折り返し期間になってきました。
　明日からの状態と血液検査の結果次第になるのでしょうか。

抗がん剤投与２日目

　センター試験の今日、病室から札幌市街を眺めると紺碧の空が広がっており、とても心地よく感じられる気候です。

　土曜日の今日は検査も何もなく、与えられた薬を服用しながら副作用をチェックすることが大切になっています。

　まだ２日目ですが、今の所は一寸した声のかすれと指先の軽いシビレがある程度で、日常生活に支障があるような症状は全くありません。
　食欲もあり、予想していたより副作用の初期症状はありませんが、口内炎などこれから出てくる可能性もあり、油断はできません。

　とにかく快晴の土曜日、病室からですがのんびりと過ごしています。

抗がん剤投与を受けました

　ぼくの場合は３種類の抗がん剤を点滴と飲み薬で投与する治療で、今日４時間かけて点滴の２種類の投与が終わりました。
　今夜夕食後から飲み薬がはじまります。

　これからどんな副作用が出てくるのか、不安です。

・日常の暮らしができる程度の副作用であってほしい
・がんに効果があってほしい

の２点を願うばかりです。

シーズネット京都の新年会にて

　予定通り今朝北海道消化器科病院内科病棟に入院しました。
　部屋はたまたま昨年と同じ４２１号室。主治医は命を預けている加藤貴司先生です。

　明日からの抗がん剤に備えて検査や医師の説明を聞きました。さまざまな副作用に不安はありますが、とにかく投与を受ける決意は変わっていません。

　１月１０日に京都で開催されたシーズネット京都の新年会でのことが京都の会員さんからメールで入ってきました・・・。

　最初の乾杯の時に「皆さまのご多幸と、今がんと闘っている岩見理事長の快復を願って、カンパイ」の掛け声で、ひときわ大きなカンパイの声。
　
　その直後、会場のどなたかが「この声　札幌まで届け！」と大きな声で叫ばれ、会場全体が熱くなったとのこと・・・。

　そのメールを読んで、自然に涙がとめどもなく溢れだし、這ってでも京都に行きたいとの思いを強くしました。

　そのような励ましを力にさせて頂いて、明日の抗がん剤に備えるつもりです。