ひとりの女性

20世紀の代表的女性写真家リー・ミラーは初め雑誌のトップ・モデルであったが、前衛写真家マン・レイに師事し、一躍売れっ子ファッション写真家に変身し多くの芸術家たちと交流した。
第二次大戦が勃発するや報道写真家として戦時下ロンドン、パリ解放、ナチ強制収用所などのすぐれた記録を残した。
このたびその多彩な作品を集大成する。

リー・ミラー写真集 -いのちのポートレイト- リチャード カルヴォコレッシ 岩波書店 このアイテムの詳細を見る

知らなかった女性。

詩歌

自分の感受性くらい　　　茨木のりこ

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

顔 美の巡礼―柿沼和夫の肖像写真 柿沼 和夫,谷川 俊太郎 阪急コミュニケーションズ このアイテムの詳細を見る

彩り

神秘色に
つつまれた
秋の夕暮れ

ビジョン

心に強く
思い描くことで、
あなたの未来が
創造されていく

時

紅葉の季節
山に行く時間がなかなか取れないので
身近な樹の葉っぱを撮ってみました。

神様は人間に等しく24時間という
時間を下さいましたが、
皆、それぞれに使い方が違います。

あなたは、
今日どんな時を過ごされましたか。

追憶

過ぎ去った
遠い遠い日の
ことを今…
鮮明に思い出せた
ならいいのに

色づき

進むべき方向が少し変化してきている
のではないか…とそんな気がする
今日この頃です。

樹木の葉が色づき始めました。

鎮守

夕暮れ時にちょっと気に
なって立ち寄った神社

住宅街の真ん中。
太いご神木に囲まれて
その神社はあった。
まるで、聖域に守られて
いるみたい。

ちょっと不思議な空間…

香り

毎朝の慌しい通勤時間帯。
ドアを開くと甘い甘い金木犀の
香りが一面を覆うようにして
漂っていた一週間。

今度の休みにはこの花を撮って
おこうと、今朝ようやく大樹の
前に立つ。

時すでに遅し。

ぽろぽろとこぼれ落ちた花びらが
地面を覆い、まるで黄色いじゅうたんを
敷きつめたよう…

金木犀たちの年に一度の大イベント。
見逃してしまったは…残念。

小紫

朝日の中で輝く
ちっちゃな紫色の
かわいらしい実を
沢山つけた小紫。

花言葉は
愛され上手・聡明な女性

紫式部も色合いがとても良く
似ていますが、もう少し
大きな実をつけますね。

この実が持っている紫の
色合いはとても美しい。