![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ef/6f671c11aceb3550bc2ea6cc302552fb.jpg)
Jo Goodman. 2006. One Unforbidden Evening. Zebra Historical Romance.
Goodmanのお話に出てくるキャラの会話は、他の作家の作品に比べるとうんと大人。お話の展開はスピード感はないけど、徐々に徐々にH/Hが関係を築き、心を開いていく様子にはハマリます。
Story:
Dialogue:
Hero:
Heroine:
Sensuality:
Cybelline Caldwellは未亡人。ある晩の仮面舞踏会で、放蕩者として知られているFerrin伯爵を誘惑し、一夜だけ共にします。
そして数日後にはロンドンから姿を消します。
Ferrinは正体を明かさなかった謎の美女のことが忘れられず、彼女の身元をさぐるべく徐々に行動開始。
どうやら、Caldwell夫人がその女性とつながりがあるかもしれないということが分かります。
ちょうど彼女が滞在している屋敷の近くにFerrinの友人のロッジがあるので、その友人の名を借りて"Mr.Wellsley"として現れます。
と、ここまではCybellineの亡くなった夫のことや、どうして彼女が一夜だけFerrinと共に過ごしたのかなど、すごく謎めいた始まりになっています。
後半、二人が関係を築いていく様子を楽しめるだけでなく、Cybellineの苦悩やFerrinの本当の姿(←惚れるで)など奥深く描かれているのはGoodmanならではではないかと。
Goodmanは他にもたくさん出してますが、私が読んだのは今のところ今回のOne Forbidden Eveningとこれだけ:
>>If His Kiss is Wicked
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます