新聞を読んで!
かわいい おさなご の無残な死です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/91/ec73e3db308617fa2f89bfcbb8a74ab4.jpg)
やなせたかしさんの「詩」があります。
やなせさんは、「アンパンマン」の
生みの親です。
『やなせさんの詩』
《 「絶望」の 隣に
だれかが そっと腰かけた
「絶望」は
となりのひとに きいた
「あなたはいったい だれですか」
となりのひとは
ほほえんだ
「私のなまえは 『希望』です」 》
亡くなった おさなご には
となりで ささえてくれる人が
誰もいなかった。
『 警視庁の調べでは、その子の起床時間は、
朝の「4時」だったらしい。
東京都目黒区のアパートで今年3月、
虐待(ぎゃくたい)死した
船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時 5歳)である。
父親の雄大被告(33)の指示で毎朝、
自分で目覚まし時計をかけて
寝床から起きだし、
一人ひらがなの練習をしていたという。
《 きょうより か
もっと もっと
あしたは できるように
するから
もうおねがい
ゆるして
ゆるして ください
おねがいします
もうおなじことはしません
ゆるして 》
結愛ちゃんが 平仮名練習ノートに
書いた 朝の思い だ。
こんな切ない詩は見たことがない。
食事を十分に与えられず、
ときに顔を殴られ、冷水をかけられ、
冬場の寒い部屋に暖房を切って放置され、
やがて 衰弱して短い命を閉じた。
窓から 朝の 光が はいり始めた頃、
けなげに
一生懸命 書いていたに違いない。
とっても えらい子だよ、
結愛ちゃん。』
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