愛犬ムクとコロ

ムクは、蒸かしたサツマイモが好物だった。
コロは、早朝散歩を楽しんでいた。
その早朝散歩で元気をもらってきた私。

H30年「新聞を読んで」(結愛ちゃん)

2018年06月09日 | よもやま話

 新聞を読んで!

 かわいい おさなご の無残な死です。




 やなせたかしさんの「詩」があります。

 やなせさんは、「アンパンマン」の
 生みの親です。

『やなせさんの詩』

《 「絶望」の 隣に
 だれかが そっと腰かけた
 「絶望」は
 となりのひとに きいた
 「あなたはいったい だれですか」
 となりのひとは
  ほほえんだ
 「私のなまえは 『希望』です」 》

 亡くなった おさなご には
 となりで ささえてくれる人が
 誰もいなかった。


『 警視庁の調べでは、その子の起床時間は、
 朝の「4時」だったらしい。
 東京都目黒区のアパートで今年3月、
 虐待(ぎゃくたい)死した
 船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時 5歳)である。

 父親の雄大被告(33)の指示で毎朝、
 自分で目覚まし時計をかけて
 寝床から起きだし、 
 一人ひらがなの練習をしていたという。

 《 きょうより か
  もっと もっと
  あしたは できるように
  するから
  もうおねがい
  ゆるして 
  ゆるして ください 
  おねがいします 
  もうおなじことはしません
  ゆるして 》

 結愛ちゃんが 平仮名練習ノートに
 書いた 朝の思い だ。

 こんな切ない詩は見たことがない。

 食事を十分に与えられず、
 ときに顔を殴られ、冷水をかけられ、
 冬場の寒い部屋に暖房を切って放置され、
 やがて 衰弱して短い命を閉じた。

 窓から 朝の 光が はいり始めた頃、
 けなげに
 一生懸命 書いていたに違いない。

 とっても えらい子だよ、
 結愛ちゃん。』