寺泊の西生寺(さいしょうじ)を訪ねて、
西生寺で、「即身仏」を見学してきました。
「即身仏」は、ミイラになった仏さまです。
ここの仏さまは、
「弘智法印即身仏」といいます。
写真撮影禁止です。
当然ですね。
仏さまを写真に撮ろうとしたことが
間違いでした。
「即身仏」と「ミイラ仏」は違います。
「即身仏」は、生きながらにして、
木食行(もくじきぎょう)、
米・野菜・肉魚を食べず、
木の実・山菜のみを食べる修行を行い、
自力でミイラになった仏さま。
「ミイラ仏」は、
自然死の仏を死後に加工したりして、
ミイラ化させた仏さまです。
「弘智法印即身仏」は
日本最古(600年前)の「即身仏」。
『この「即身仏」は、
千葉県八日市場市大字大浦村の
鈴木五郎左ェ門の次男(音松)として出生。
同村の蓮華寺の住職の後、
流水の旅をして、
江戸(東京新宿の蓮乗院)や
奥州(青森県の阿仏寺等)の
寺々を建立、
高野山で修行をした後、
越後・寺泊の西生寺 奥ノ院で、
三千日のきびしい木食行、
貞治二年(1363年)10月2日、
66歳で入定された。
パンフレットより。』
「即身仏」は、
日本に17体あります。
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