先日、ある企業様でキャリアコンサルティングをしたときの出来事です。
自分に対して、自信がなく、控えめな28歳の男性。いつも不安を抱えているようでした。
Aさん:あの~ 私は物事をネガティブに考えてしまう傾向が強いように思います。
私:例えば、どのようなこと?
Aさん:う~ん 例えば、何事に対しても引っ込み思案ですし。
私:どんな時に?
Aさん:職場の皆さんと大勢で話すときなんかは、こちらから話すことが苦手で、人に対して引いてしまうことも良くあります。
私:それは、逆に言うと、人に対して丁寧、親切に接することができるということだよ。
Aさん:え~ そうなんですか。
私:そうですよ。
Aさん:私って、とっても人見知りなんですよ。
私:人見知りというのは、人との関わりを大切にする利点もあるんのですよ。その証拠に今日、はじめはあまり良く喋らなかったけど、30分を過ぎた今、
人見知りがうそのようにしゃべっているでしょ。あなたの心のなかでは、非常に人との関わりを大切にする心があるんだと思いますよ。
Aさん:確かに、今日、初対面ですけど今、本当に楽しい気分です。
私:あまり、引っ込み思案とか、人見知りとか、気にすることはないんじゃないの?
Aさん:でも社内では、後輩もでき、上司からリーダーとして後輩指導にも力を入れるように言われているのですが、私ってのんきで、おとなしすぎるんですよ。
私:いいじゃない。のんきはマイペースで、自分に合った方法で仕事もできれば、最高だよ。おとなしい人は相手の言動を尊重し、配慮することも出来るんだから自信を持ちなさいよ。
Aさん:でも相手(後輩)に対するリーダーシップに欠けるのではないのでしょうか?
私:確かにリーダーシップとは、集団をまとめながらその目的に向かって導いていくものですが、その集団で有効と思われるリーダーシップスタイルはメンバー構成によって変わってきます。
何が良いリーダーシップかは、答えがあるわけでなく、あなたに合ったスタイルで実施すべきです。
あなたは、あなた自身の性格、能力にあったリーダーシップを発揮し、後輩の良いところを伸ばすように意識すれば良いと思いますよ。
Aさん:それって、いまのままの私で、良いっていうことですか。
私:正確にアドバイスするならば・・・。あなたにとって、自身の性格の弱みと思えるところでも考え方によっては、強みにもなるってことです。
相手に対して、弱みと思えるところを強みに見せることかな。人間には、短所と長所がありますが、どちらも自分自身であり、
自分の見方を変えることにより短所にも長所にもなるということですよ。
Aさん:へ~。そうなんですか。では、後輩の良いところを見つけるにはどうすれば。
私:自分自身の見方を変えることにより、自身の短所が長所になるように、後輩に対しても後輩の短所を長所に変えるよう、後輩に気づかせることが大事ではないでしょうか。
Aさん:なにか、少し、理解できたような気がします。自分の見方を変えるということですね。頑張ってみます。
自分の性格は、良いも悪いも考え方次第です。ネガティブをポジティブに見方を変える。前向きに生きていく一つのヒントになりそうです。
最後までお読みいただき、有難うございました。
伊藤経営労務コンサルタント事務所 ito-hiko@mua.biglobe.ne.jp
自分に対して、自信がなく、控えめな28歳の男性。いつも不安を抱えているようでした。
Aさん:あの~ 私は物事をネガティブに考えてしまう傾向が強いように思います。
私:例えば、どのようなこと?
Aさん:う~ん 例えば、何事に対しても引っ込み思案ですし。
私:どんな時に?
Aさん:職場の皆さんと大勢で話すときなんかは、こちらから話すことが苦手で、人に対して引いてしまうことも良くあります。
私:それは、逆に言うと、人に対して丁寧、親切に接することができるということだよ。
Aさん:え~ そうなんですか。
私:そうですよ。
Aさん:私って、とっても人見知りなんですよ。
私:人見知りというのは、人との関わりを大切にする利点もあるんのですよ。その証拠に今日、はじめはあまり良く喋らなかったけど、30分を過ぎた今、
人見知りがうそのようにしゃべっているでしょ。あなたの心のなかでは、非常に人との関わりを大切にする心があるんだと思いますよ。
Aさん:確かに、今日、初対面ですけど今、本当に楽しい気分です。
私:あまり、引っ込み思案とか、人見知りとか、気にすることはないんじゃないの?
Aさん:でも社内では、後輩もでき、上司からリーダーとして後輩指導にも力を入れるように言われているのですが、私ってのんきで、おとなしすぎるんですよ。
私:いいじゃない。のんきはマイペースで、自分に合った方法で仕事もできれば、最高だよ。おとなしい人は相手の言動を尊重し、配慮することも出来るんだから自信を持ちなさいよ。
Aさん:でも相手(後輩)に対するリーダーシップに欠けるのではないのでしょうか?
私:確かにリーダーシップとは、集団をまとめながらその目的に向かって導いていくものですが、その集団で有効と思われるリーダーシップスタイルはメンバー構成によって変わってきます。
何が良いリーダーシップかは、答えがあるわけでなく、あなたに合ったスタイルで実施すべきです。
あなたは、あなた自身の性格、能力にあったリーダーシップを発揮し、後輩の良いところを伸ばすように意識すれば良いと思いますよ。
Aさん:それって、いまのままの私で、良いっていうことですか。
私:正確にアドバイスするならば・・・。あなたにとって、自身の性格の弱みと思えるところでも考え方によっては、強みにもなるってことです。
相手に対して、弱みと思えるところを強みに見せることかな。人間には、短所と長所がありますが、どちらも自分自身であり、
自分の見方を変えることにより短所にも長所にもなるということですよ。
Aさん:へ~。そうなんですか。では、後輩の良いところを見つけるにはどうすれば。
私:自分自身の見方を変えることにより、自身の短所が長所になるように、後輩に対しても後輩の短所を長所に変えるよう、後輩に気づかせることが大事ではないでしょうか。
Aさん:なにか、少し、理解できたような気がします。自分の見方を変えるということですね。頑張ってみます。
自分の性格は、良いも悪いも考え方次第です。ネガティブをポジティブに見方を変える。前向きに生きていく一つのヒントになりそうです。
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伊藤経営労務コンサルタント事務所 ito-hiko@mua.biglobe.ne.jp