先日、あるパチンコ経営(従業員10人程度)の会社から社会保険(厚生年金、健康保険)加入のメリット、デメリットについて聞かれました。
話を聞くと「パチンコ店」を経営して20数年になるが、これまで行政の加入指導はあったものの、助言を聞かずに今まで社会保険に加入してこなかったとのことです。
今回は前向きに検討したいとのことでした。
私としては長年、勤務している従業員の意見はどうなっているのか、尋ねたところ、無関心派、関心はあるが知識なし派がほとんどとのこと。
従業員次第で、会社は加入の有無を決定したいと考えているようでした。
私からは、一度、「従業員説明会」を開いてみてはと提案しました。
早速、会社から連絡があり、説明会及び個人面談を実施してほしいと依頼され、説明会、面談を実施することになりました。
説明会、面談対象者は60歳近い人から20歳代の方々、男性女性、独身、妻子ある方、主婦等、様々で、年金履歴の在る人はほとんどいませんでした。
最初は基本的な法律上の義務、社会保険加入のメリット、デメリットについて話したところ、老後の年金だけでなく、病気やケガの保証、障害になった場合の保険としての魅力を
主婦や妻子ある若い方々は少し、感じているようで、反対から賛成へと徐々に認識が変わっていったような印象を受けました。
後半では、国民年金の話を。現在実施されている改正事項、また改正が予定されている事項について話をしました。現在実施されているものは、
●.平成24年10月から平成27年9月までの3年間に限り、過去10年分まで国民年金保険料が納められるようになったことです。
これは期間が限定されていますので、今がチャンス。やるならまさに「今でしょ。」
また改正が予定されているものは、
●. 平成27年10月より、老齢基礎年金の受給開始期間が25年から10年に短縮されます。
今まで、年金を受給するには最低、25年、年金をかけないと65歳からは1円ももらえなかったものが、今回の改正により、10年で年金受給ができるようになります。
(ただし、40年満額ですので、10年では4分の1程度の金額となります。)
このような話をしたところ、40歳代、50歳代の方々が加入について前向きになりました。
個人面談では、短時間労働への適用拡大の話をさせていただきました。概要は下記の通りです。
●. 平成28年10月より、1年以上の勤務が見込まれ、報酬月額8万8千以上で、1週間の所定労働時間が20時間以上である者(現在は30時間)
については年金加入が義務付けられます。
要するに働く方々の大半を厚生年金へ加入させていくことを国が加速していく状況にあり、時代に適応すべきとの話を個人面談でしたところ、
全員加入希望となり、先日、年金事務所への加入手続きが終了しました。
また、40歳代~50歳代で年金無加入といっていた人3人が、過去の経歴で、年金加入があったことも分かりました。これは大変喜ばれました。
今、年金に興味がなく、加入する意思のない方々、50歳を過ぎると、必ず、年金がほしくなります。
企業が半額負担する社会保険(厚生年金、健康保険)は絶対お得です。
年金相談を良くされる私としては社会保険(厚生年金、健康保険)加入を是非お勧めします。老後だけでなく、ケガ、病気、障害はいつ起こるか分かりません。
人生設計を考える上で、絶対欠かせないものです。ご参考に。
話を聞くと「パチンコ店」を経営して20数年になるが、これまで行政の加入指導はあったものの、助言を聞かずに今まで社会保険に加入してこなかったとのことです。
今回は前向きに検討したいとのことでした。
私としては長年、勤務している従業員の意見はどうなっているのか、尋ねたところ、無関心派、関心はあるが知識なし派がほとんどとのこと。
従業員次第で、会社は加入の有無を決定したいと考えているようでした。
私からは、一度、「従業員説明会」を開いてみてはと提案しました。
早速、会社から連絡があり、説明会及び個人面談を実施してほしいと依頼され、説明会、面談を実施することになりました。
説明会、面談対象者は60歳近い人から20歳代の方々、男性女性、独身、妻子ある方、主婦等、様々で、年金履歴の在る人はほとんどいませんでした。
最初は基本的な法律上の義務、社会保険加入のメリット、デメリットについて話したところ、老後の年金だけでなく、病気やケガの保証、障害になった場合の保険としての魅力を
主婦や妻子ある若い方々は少し、感じているようで、反対から賛成へと徐々に認識が変わっていったような印象を受けました。
後半では、国民年金の話を。現在実施されている改正事項、また改正が予定されている事項について話をしました。現在実施されているものは、
●.平成24年10月から平成27年9月までの3年間に限り、過去10年分まで国民年金保険料が納められるようになったことです。
これは期間が限定されていますので、今がチャンス。やるならまさに「今でしょ。」
また改正が予定されているものは、
●. 平成27年10月より、老齢基礎年金の受給開始期間が25年から10年に短縮されます。
今まで、年金を受給するには最低、25年、年金をかけないと65歳からは1円ももらえなかったものが、今回の改正により、10年で年金受給ができるようになります。
(ただし、40年満額ですので、10年では4分の1程度の金額となります。)
このような話をしたところ、40歳代、50歳代の方々が加入について前向きになりました。
個人面談では、短時間労働への適用拡大の話をさせていただきました。概要は下記の通りです。
●. 平成28年10月より、1年以上の勤務が見込まれ、報酬月額8万8千以上で、1週間の所定労働時間が20時間以上である者(現在は30時間)
については年金加入が義務付けられます。
要するに働く方々の大半を厚生年金へ加入させていくことを国が加速していく状況にあり、時代に適応すべきとの話を個人面談でしたところ、
全員加入希望となり、先日、年金事務所への加入手続きが終了しました。
また、40歳代~50歳代で年金無加入といっていた人3人が、過去の経歴で、年金加入があったことも分かりました。これは大変喜ばれました。
今、年金に興味がなく、加入する意思のない方々、50歳を過ぎると、必ず、年金がほしくなります。
企業が半額負担する社会保険(厚生年金、健康保険)は絶対お得です。
年金相談を良くされる私としては社会保険(厚生年金、健康保険)加入を是非お勧めします。老後だけでなく、ケガ、病気、障害はいつ起こるか分かりません。
人生設計を考える上で、絶対欠かせないものです。ご参考に。
永住や帰化申請に絡む個人加入は結構進んでいるのですが、起業系の外国人の方々は、やはり先立つものが・・・、という感じです。
でも、きっと社会保険ではプロではないので、説得力が足りないのでしょうね・・・。