コンサルタント伊藤のつぶやき

コンサルタント活動を振り返り

不透明な時代。会社、従業員とも悩み多い1年を振り返る。

2011-12-22 11:53:55 | 日記

早いですね。もう12月も終わり。ブログも久しぶりに更新です。
あっと言う間の1年でした。
時代を反映して労働問題の相談が非常に多い1年でした。
特に賃金の変更で会社と社員がもめ、賃金を再設計、社員説明のやり方などを依頼してきた会社、
労働基準監督署からの是正勧告で就業規則全般を見直した会社、
メンタルヘルスで職場復帰をめぐり、社員とトラブルが発生。解決、相談依頼をされた会社、
さらには精神障害になり、障害年金を申請し、年金受給が認められた人、
など多くが労働問題に関する相談でした。

そのようななかで、今年面白く感じた仕事として
会社の従業員に対して「キャリア開発相談」を実施したことです。
いずれも会社の依頼に基づき、3社ほど実施しました。
「建設業」「IT業」などです。
実施した皆さんは、若い方が多く、実際に「キャリア開発相談」は初めてという方がほとんどでした。
不透明な時代、信ずるものは自身の能力、スキルという考え方を会社で働きながらも皆さん、持ち始めたな、と強く感じました。
本当に良い経験をさせていただきました。
「キャリア開発研修」も実施しましたが5、6年まえに比べて若い社員、特に女性社員が増えたことにも驚きです。

年金、キャリア開発などは世代間での考え方が全く違ってきています。
弱者とは?についても考えさせられた1年でした。

来年も多くの幅広い仕事をしていくつもりです。
今年は未曾有の大災害がありましたが、東北をはじめ、日本企業全体、企業などで働く方々、さらには日本国民全員にとって来年は良い1年になりますように。
この1年間ブログにお付き合いしていただき、有難うございました。