3月28日
8時30分 さようなら...「フェリー粟島」」出港.
「フェリーにはほんとにお世話になったから見送りに行く」と88歳のおばばさん
病院は村上市に、おばばさんの大事な通院船だった。
港には島民でいっぱい、手を振る人の目には涙、紙テープを握り見上げる人、大きく手を振り返す乗組員
27年間、凪の日も時化た日も、対岸へと繋いでくれた、大事な足でした。。
岩船港から乗船した時、波が高くて欠航だと言われ、戻った事もありました。
朝、荷物を出しに行ったら港にフェリーがいなくてびっくり、病人が出て臨時運行だった事も。
不思議とフェリーに乗って海を渡ってくと気分が変わる
背負ってた荷物を降ろしたような、そんな気分.............そんな事もありました。
27年間、凪の日も時化た日も、対岸へと繋いでくてありがとうでした。
27年間の島民の感謝を乗せて、第二の海、南の島へと出港してゆきました。
4月19日からは「ニューフェリー粟島」が運航します。