山ウド採り
ショウミダ畑への途中、竹林の中に一株のウドが目についた、丈は30cm以上.......昼からの予定は決まった、ばばと一緒にウド採りだ、ばばの体験を体と頭に記憶するために山に行く時はいつもばば同伴だ。
ばばは大事な道先案内人、杖の先で「あの沢に登れ、林の下だ、笹原を越えろ...」と次々と指示をだす、内浦で育ち釜谷に嫁いだばばは島全体がばばのフィールドだ、地所の名前、所有者、耕作物の履歴、山菜の生育環境....聞けば大概は答えてくれる。
ばばに聞きながら、ウドのある所を目指しては斜面を登って行く、笹を頼りにずんずん登って行く、掴まる物がないとそのまま落ちてゆきそうな急斜面、「山菜採りの年寄りが沢に転落ってありかも」と独り言を言いながらウドの骨を探す....あった!あちこちに、今年は寒かったせいかどの株もまだ10cmくらいの大きさ、採るにはしのびない、連休最中頃かあけ頃が最適かもしれない......ぷくさん見つけておいたからね
もう藪には入らないと言っていたばばが登ってきたが、斜面途上で足が絡まり動けない、大汗をかき々お尻を押してやる、太っちょばばはずる々後退、ばばは笑う、可笑しくて涙がこぼれる、2人の笑い声がひびく、さわさわと風が吹いていたそんな午後だった。
日当たりの良い場所にあった早生うど.....他はまだあかちゃん
寒い、ストーブがはなせない、今年の春は歩みが遅い。南西の強風が吹く南周りの林道を車で走っていると、蜘蛛の子を散らすように小型中型の幾種類もの鳥達が、風に抗うよう羽を広げすぼめ流されないように飛び交い磯端へ山斜面の藪へと消える、鮮やかな瑠璃色をした小鳥が瞬時に横切った....ソリストの集団が賑やかに競い合う粟島磯斜面のステージは渡り鳥の春真っ盛り。
春は何処まで?..確かめに友人と尾根道を歩いてみた、ふかふかの落ち葉道を登って行く足に優しい素敵な道だ、どこまでも登ってゆけそうな気がした。
林道上り口の山桜の林は南風の一吹きを今か々と待ち焦がれ、足元のスミレは私が春よとばかりに紫に群れて咲いてる、山梨の花は山桜より少しだけ遅れて咲くのだが、今年はきっと一緒にに咲くかとおもう......島が桃色に一変するその時が楽しみだ、山桜の木の多さに驚く島の春です....美人の山梨の花も見逃せません。
尾根道、林道で見つけた春の色と美味しい緑.....食いしん坊には春の山はたまりませんね。
コゴミと棘のないアザミ...コゴミはサラダ胡麻和え天ぷら等々、アザミは味噌汁、魚の汁と相性が良い
春もみじ?
葉わさび...春早くの酒の肴に欠かせない食材..沸騰した味噌汁に入れ蓋をし火を止め、そのままの状態で置いて置き、冷めて浸み込んだ頃食べると、鼻がぬけるほど辛く美味い。
雨に濡れながらの山菜採り.......春の香りを召し上がれ
足元直下に磯浜、急な斜面、油断すると靴に抱きつき絡みつ葛...楽しい々シトシト雨中の山菜採り
ほんとのところは其処此処にある美味しい草を採るのに夢中で濡れてるのも気に為らなかっただけ、眼下の磯端はやっぱり白かった
今回とれたのはアマドコロ、三つ葉、行者ニンニク、ヨモギ
採ってきた山菜はばばが始末をしてくれた、山菜の強い香りは外まで溢れ、近所のばばが何を採ったのかと見にきたほど........島の山草は香りが強いそしてとっても味が濃い
今年は山菜の育ちが遅い....でも暖かいお陽さまが何日も続くと、草木はあわてふためいて時計のネジをギリギリと巻くかもしれない、なにもかもいっぺんに花ひらく事もある
甘いニンニクの葉っぱで餃子を....肉と相性ばつぐん、お弁当にとっても重宝
シンノコ
7~8cmほどに成った春早くの三つ葉、葉っぱも茎も柔らかくさっと湯がいて岩海苔をのせ好みのたれでいただく
あまどころ...
山崎のだらだら坂道を登って、藪に隠れたわき道を寄り道しながら、ヤガハナまで落ちては消える雪の中をウォーキング
ふり返るほどに年を重ねると、懐かしいアルバムをめくるように季節は変わる、
ページをめくるごとの情景は毎年同じようでそれは新しい光の中に立ち上がる
振り返って見えた山崎、釜谷の入り江、サドマリの大島、ナデコの沖...................
.当てにならない冬の海を相手に天気図とにらめっこの日々、良い天気を待っていては何もできない、曇りや雨の合間、風の和みをみて、おもしろい事が美味しい事につながる、釣にタルイカ探しに蛸捕と磯に出かける隣近所の元気なおかーさん達
キンベイかーさんは二時間ほど港でおかず捕り
タコ籠をあげるキンベイかーさん、入っていたのはアブラッコⅠとタコⅠ、
アブラッコは夕食のとーさんの肴、タコは正月の酢タコ、
春に渡り鳥の定期演奏会の会場だったヤガハナ急斜面の雑木林、
坂道を下りてゆくと、ここにいるよ、聞いて!.....冬空を裂くようにまっすぐに昇って行くような甲高い鳥の鳴き声聞こえてきた.......やっぱりいるんだ...
サドマリの流れが戻った小川...小川の岸の藪椿が咲き始めた
冬枯れの茶色の世界に真っ赤な椿が艶やかな緑の葉を赤くしていた。
小春日和のぽかぽかに誘われて、友人が見つけておいたアケビを採りに出かけた。アケビはつるから幾つもぶら下っていたが、残念な事にみんな空っぽの茶色の皮ばっかりだった、年によって微妙に異なる収穫期、久しぶりのアケビだったのに........
食べるより見つける事や採る楽しみのほうが大きい山の実、来年こそは絶対にと葉っぱの形や巻き蔓、うねりの中にカムラの大島が木越にみえる場所を確認して皮をみんな藪に戻した
アケビ採りの帰り、落ち葉の上に赤茶色の山梨を発見、大きさはゴルフボールほど、今年は時期をのがしたとあきらめていたのに.........これは思わない喜び
アケビのがっかりと相殺されても余りがでた、かわいい山梨は甘くてすっぱい秋の味、ちょこっとかじり残りはみんな土に埋めて落ち葉のふとんをかけてあげた...春に芽をだしたらいいのにね
(春に咲いてた山梨の花)
連休4日….ヤガハナ尾根道に立つ満開の山桜の下でお花見
連日の陽気で山桜は満開、山桜の島と言ってよいほど山肌は桃色模様、気になっていた尾根道に立つ腕を大きく広げた桜の大木、今日こそはと思い、出かけたヤガハナ尾根道、山はそこここで咲き競う桜、梨の花々若緑の柔らかそうな葉っぱで大賑わい………….山は春陽シャワーを受け、パワー全開….春全開
一山越え、二山越えて行くうちに小鳥のさえずりに混じって人の声、先を行く人あり……….桜の大木の下、三人のおじさん達が休憩中、何やら楽しそうな声が尾根の風に運ばれ、四方の海に向かう………尾根の大桜とおじさん三人はしっかりと景色に溶け込み、一幅の絵だ,尾根に降りた仙人三人?……….あれま、知ってる人だ、一人は関川村の村長・平田大六さん、北端の鳥先から中山の灯台小柴山、金蜂山…….と、南端のヤガハナまで歩いてきたのだと….............
関川村の70代は大したもんじゃ!
山歩きは心身のストレッチ、四肢を心を柔らかく強くしてくれるのかもしれない.......時の秤に載せられない若さかも..........。
山梨の桃色のつぼみ 咲いた花
うねる波をたたいて進む12時30分岩船発の高速船、その後の最終便は欠航.風あり、波あり、時折雨あり、青大将もいた.........それでもやめられない山歩き
朝食もそこそこに、ヤッケ.背負子.手袋...日焼け止めと、ジタバタ仕度をまにあわせ九時に出発、目指すはは遊歩道......................。
へびの日向ぼっこに会わない事を念じて......、足元には二輪草、目の前の草は丈高く密集..覚悟を決めウドのほねを目印に藪に飛びこんだ、.......あった!握り拳ほどの太さのうまそうなウドが..........味、香りの濃いウドが!
帰りの林道、車窓バードウォッチングで見た小鳥..オオルリかしら
滝の前の沢で何かをついばんでいた小鳥..黄色が鮮やかだった