
元セクシー女優・上原亜衣の画像に計900万円。本人が語る「NFT」の実力とは

今話題の「NFT(非代替性トークン)」がバブルの芽になっている。これまで、デジタルアートは簡単にコピーができるなどの理由から、絵画や彫刻のようには市場取引が行えなかった。しかし、ブロックチェーンを応用したNFTは、インターネット上のアート作品を含むデジタルデータの所有権を保証することができるのだ。
5/25/2021
NFTの技術を用いたオークションが活況
NFTの技術を用いたオークションは活況で、VRアーティスト・せきぐちあいみ氏の作品には約1300万円の値がつけられるなど大きな可能性を秘めている。春くらいに友人から『これから必ず流行する』と教えられてNFTの存在を知りました。これまで株、FX、仮想通貨と、投資関連のことは一通りやってきたので、俄然興味が出てきちゃって」 こう話すのは、元セクシー女優で現在はYouTuberとして活躍する上原亜衣さんだ。彼女も自身のNFTアートを、専門のマーケットプレイス「ラリブル」で3点販売し、初日で100万円近い値がついたことが話題になった。 

上原さんが制作し、最終的には日本円でおよそ600万円の値がついたという「Ai HODL Bitcoin ‒ Love」。現在は非売品
作品が売買されるたび、永遠にマージンが入る
「カッコいい雰囲気のものが売れていたので、かわいさは控えめにして、サインやキスマークを入れてオリジナル感を出すことを意識しました。最初は数万でも値段がつけばいいと思っていたのでびっくりです」動画作品の出品も
「日本ではNFT自体の知名度がまだ低いですが、興味を持って私の話を聞いてくれる人も増えてきました。これが浸透して、アーティストとファンが直接結びつくようになったら素敵ですよね」
ラリブルのほかにも、活況を見せるNFTプラットフォーム。引き続き注目しておこう。
【YouTuber・上原亜衣さん】 ’92年、福岡生まれの東京育ち。セクシー女優としてトップに上り詰め、’16年に引退。現在はYouTuberとして精力的に活動。投資、サプリプロデュースなどを行う <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!5月25日発売号より