
首都圏の私立大学へ進学した場合、入学から卒業までどのくらいの学費を準備しておけばよいのか気になるでしょう。 首都圏の私立大学(法学部)へ進学した場合、4年間でおよそ450~480万円の学費が必要です。ただし、大学や学部、下宿の有無など、必要な学費は進学先や環境によって異なります。 この記事では、私立大学進学にかかる費用の平均金額、東京六大学の私立大学を例に4年間で必要な学費を公開します。
3・30・2022
私立大学で年間に必要な学費の平均
文部科学省「私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると、私立大学で1年間にかかる学費の平均は授業料91万1716円、施設設備費18万194円です。私立大学で1年間にかかる学費の平均は、授業料と施設設備費を合わせた109万1910円となります。 4年間の在籍とすると、436万3640円です。さらに、初年度は入学金を納入する必要があります。私立大学の入学金の平均は24万8813円であるため、入学から卒業まで461万程度の学費が必要です。
私立大学でも学部により学費に差
同じ私立大学でも、実習や実験が多い学部や、少人数指導のある学部は学費が高い傾向にあります。実習や実験に使用する専用の設備費や、きめ細かな指導を行うための人件費が必要になるためです。 図表1
図表1
文部科学省「令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」によると、図表1のとおり、入学金、授業料、施設設備費を合わせた初年度納入金額は、医学や歯学系学部で最も高くなっています。工学部や薬学などの理系学部の学費は、文系学部よりも年間で50万円ほど高額です。 また、医学、薬学、歯学系学部に関しては6年制であるため、2年分多く学費が必要になります。
授業料以外に必要な費用
入学から卒業までにかかる費用は、入学金、授業料、施設設備費だけではありません。教科書や専門書など教材代が別途必要です。 また、地方から首都圏の私立大学へ進学する場合、下宿にかかる費用も考える必要があるでしょう。自宅から通学する場合も、定期代などの交通費が必要です。
■教材代
履修する授業によっては、指定された教科書や参考図書の購入が必須になることもあります。専門書では、1冊5000円以上、中には1万円以上するものもあります。 学部や履修する授業にもよりますが、年間で数万円の教材費用は見積もっておくとよいでしょう。4年間では10万円以上、医学部などでは数十万円かかるケースも想定されます。
■下宿代
下宿代は、下宿生活を送るために必要な費用だけではありません。引っ越しや必要な家具家電をそろえるなど下宿を始めるための費用もかかります。 下宿を開始するために必要な費用は38万円程度です。さらに、下宿生活をするための仕送り平均額は、月あたり約8万円、年間約96万円です。4年間下宿生活をするとなると、約400万円程度の仕送りが必要になります。
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年収300万円ちょっとですから回収するまで時間かかりますよね。
しかも今やリモート授業で、アルバイト生活。
高卒でつぶしの効く公務員になって就職して早くカネを貯めて結婚してもらった方が親としては有り難い。