東京都の新型コロナウイルス感染者が過去最多を更新した二十七日、東京五輪の競技会場周辺では、
驚きの声や政府の対応を疑問視する声が上がった。繁華街は多くの人でにぎわい、緊急事態宣言の自粛ムードはなかった。
会場の一つ、有明体操競技場（東京都江東区）は人の出入りもまばら。犬の散歩で通り掛かった主婦川島晴世さん（５３）は
「大きな数字に驚いている。ワクチン接種がもっとスムーズに進めばこんなことにならなかったのでは」と憤る。
五輪について「無観客の中でプレーする選手も気の毒だ」とため息をついた。
一方、ＪＲ新橋駅では、周辺の居酒屋からにぎやかな声が漏れ、駅前広場ではマスクをあごにかけて談笑する人も。
パート女性（５８）は「日本選手が連日メダルを取ってうれしい。ただ、この感染状況で大会を続けてよいのか」と表情を曇らせた。
ＪＲ渋谷駅周辺も、大勢の若者たちが行き交った。同級生と遊びに来た埼玉県三郷市の高校二年鈴木咲菜さん（１６）は
「感染者が一日三千人になっても驚かない。少ないうちにもっと厳しくするべきだった」。
体育祭は中止、秋の修学旅行も実施されるか未定で「五輪をやるなら私たちの行事もやらせてほしい」と..
一方、ＪＲ新橋駅では、周辺の居酒屋からにぎやかな声が漏れ、駅前広場ではマスクをあごにかけて談笑する人も。
パート女性（５８）は「日本選手が連日メダルを取ってうれしい。ただ、この感染状況で大会を続けてよいのか」と表情を曇らせた。
ＪＲ渋谷駅周辺も、大勢の若者たちが行き交った。同級生と遊びに来た埼玉県三郷市の高校二年鈴木咲菜さん（１６）は
「感染者が一日三千人になっても驚かない。少ないうちにもっと厳しくするべきだった」。
体育祭は中止、秋の修学旅行も実施されるか未定で「五輪をやるなら私たちの行事もやらせてほしい」と..
