こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。 いきなり手前味噌で恐縮ですが、僕はLINE公式のLINEチャット相談サービス「トークCARE」で、恋愛カウンセラーとして1位の実績もあり、これまで1000件以上の不倫恋愛の相談を受けてきました。そこで今回は、多種多様な不倫恋愛のケースを知る僕が、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(47歳)の不倫騒動について考察したいと思います。
画像は、渡部健のブログより
さまざまなメディアで既報のため詳細は割愛しますが、渡部さんは佐々木希さん(32歳)という絶世の美女タレントと約3年前に結婚しており、おしどり夫婦として知られていましたが、今回、複数の女性と不倫関係にあったことが報じられています。 報道やSNSなどの世間の反応としては、「佐々木希さんという美人妻がいるのになぜ不倫なんてしたのか?」という論調を多く見かけますが、不倫事情に精通している僕から見れば、渡部さんの不倫はなんら驚きも疑問もなく、すんなり受け止めています。
美人妻がいるのに不倫をしてしまう男性心理――4つの理由
それは、今回の渡部さんのようなケースで不倫に走る男性心理として、次の4つの理由が考えられるからです。
【1】絶世の美女が相手だろうと“美人は三日で飽きる”から
【2】ステーキばかりでなくラーメンが食べたい日もあるから
【3】結婚前からのライフワークを継続していただけだから
【4】佐々木希と結婚してランクが上がったと勘違いしたから
一応断っておきますが、僕は決して渡部さんを擁護するつもりも、味方になるつもりもありません。また、これからお伝えすることは、不倫男性側の傲慢かつ自己中心的かつ理不尽な暴論が多く含まれており、きちんとした倫理観をお持ちの方はとうてい理解・共感できず、不快感を抱くであろうことも想像に難くありません。
ただ、僕は美人妻がいても不倫に走ってしまった男性の話をたくさん知っていますので、事実として不倫男性たちにはこういった特有の心理があるのだと、受け止めていただけると幸いです。 特に4つめの「佐々木希と結婚してランクが上がったと勘違いしたから」は、不倫した男女双方に特殊な感情が芽生えていた可能性がありますので、ご注目ください。 ではひとつずつ、解説していきましょう。
【1】絶世の美女が相手だろうと“美人は三日で飽きる”から
“美人は三日で飽きる”。さんざん言われ尽くされた言葉ですから今さら感はあるでしょうが、言われ尽くされているということは真理だということでもあります。
さすがに「三日」というのは大げさな表現すぎますが、佐々木希さんクラスの美女だったとしても、1年間も一つ屋根の下で一緒に生活すれば、美人の威光に陰りが出るものです。そして、それは“芸能人・佐々木希”というステータスについても言えることで、1年間も一緒にいれば、渡部さんが良くも悪くも“ただのひとりの女”として見るようになってもなんら不思議ではありません。
つまり美女パワーも芸能人パワーも、夫婦として一緒に生活していけば日に日に減っていき、浮気性の男を思い止まらせるストッパーにはならないということです。
【2】ステーキばかりでなくラーメンが食べたい日もあるから
三大欲求のうちの「性欲」を「食欲」に置き換えて例えたこの言葉も、言われ尽くされているがゆえに真理と言えるでしょう。
A5ランクのステーキはめちゃくちゃ美味しいですが、毎日毎日、A5ランクのステーキでは食傷気味になってしまいますよね。ときにはジャンクなラーメンやカツ丼を食べたくなる日もあるはず。
もちろん、「毎日ステーキを食べたい!」=「毎日妻一人で満足!」という男性もいるでしょう。しかし悲しいかな、欲望に抗いきれず、「毎日ステーキを出されるよりは、ステーキ・ラーメン・カツ丼のローテーションがいい!」=「妻以外の女性も体験したい!」という男性が多いのも事実なのです。
【3】結婚前からのライフワークを継続していただけだから
複数の浮気相手のなかには、結婚前から肉体関係があった女性もいると報道されています。最低限の倫理観があれば、「結婚を機に他の女性とはすべてケジメをつけて別れよう」と考えるもの。 ですが“不倫”とはよく言ったもので、倫理観が欠落していればそのまま他の女性との関係も継続してしまいます。
ですから結婚前から関係を持っていたという女性に関しては、渡部さんとしては“不倫を始めた”という感覚はなく、“結婚前からのライフワークやルーチンを続けていただけ”という感覚なのかもしれませんね…。浮気性の男の暴論ですが、渡部さんにはそこまでの罪悪感はなかったのではないでしょうか
【4】佐々木希さんと結婚したことでランクが上がったから
これは、佐々木希さんという芸能界のなかでもトップクラスの美女の夫となったことが、くしくも不倫に拍車を掛けてしまったのではないかという仮説です。 まず、芸能人ではない一般人でも美人をめとった男性のなかには、「俺はこんな美人に結婚相手として選ばれた男だ」という気持ちが生まれ、それが増長していくと男としての価値(モテランク)が上がったと勘違いする不倫男性はいるものです。ですから渡部さんが「俺はあの佐々木希に結婚相手として選ばれた男だ」と考え、調子に乗ってしまっていた可能性はあると思います。
一方で、あえて不倫相手の女性にも苦言を呈しますが、“佐々木希の夫”に抱かれたいという欲があった方もいたのではないかと、僕は推察しています。これは略奪愛好きな泥棒猫タイプ特有の感情なのですが、不倫女性側に「佐々木希の夫に抱かれた私は佐々木希と同ランクの女になった」という恋愛ヒエラルキーに固執した心理や、「佐々木希の夫に頻繁に会っている私は佐々木希に女として勝っている」というマウンティング心理が働いてたのかもしれません。
渡部さんが最低最悪だというのは大前提ではありますが、渡部さん自身ではなく“佐々木希の夫”というステータスに惹かれたという、不倫女性側の欲が原因だった可能性もありそうです。
――いずれもゲスで利己的な心理状態から生まれる理由のため、きちんとした倫理観をお持ちの方は一生共感できなくていいものだと思います。特に4つめの「佐々木希と結婚してランクが上がったと勘違いしたから」は、もしそうだとしたら佐々木希さんとしてはたまったものではないですよね……。