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ブラックホールが星を破壊する瞬間を捉えた最新の激レア映像がヤバすぎる

2022年03月15日 21時05分48秒 | 科学のはなし

ブラックホールが星を破壊する瞬間を捉えた最新の激レア映像がヤバすぎる

3・13・2022
ブラックホールが恒星を破壊する一部始終

2019年9月、地球から3億7500万光年という非常に遠く離れた世界にある「2MASX J07001137-6602251」という銀河の中心部にて、はっきりとした増光現象「ASASSN-19bt」が観測されたとの発表がありました。

増光を観測したのは超新星爆発を観測する「ASAS-SN」という20基の天体望遠鏡から成る観測システムでしたが、増光が起こった領域は偶然にも太陽系外惑星を発見する別のシステムである「TESS」も観測を行っていました。

Credit: NASA’s Goddard Space Flight Center

ASASSN-19btを観測したのは2019年の1月29日でしたが、TESSは同じ空の領域を27日間も連続で観測し続けるため、その8日前の1月21日から増光の一部始終を捉え続けていました。

これだけ強い光を放つ代表的な現象としては超新星やガンマ線バーストが挙げられますが、今回はグラフのように増光のペースが穏やかだったため、それらとは異なる現象であると考えられました。

増光ペース以外にも最大光度や発生位置などの情報から、ASSASN-19btは銀河の中心にある太陽の600万倍程度の質量を持つ超大質量ブラックホールによって太陽程度の質量を持つ恒星が砕かれ、その後ブラックホールを取り巻く降着円盤となる瞬間に放たれた光であると考えられています。

このようにブラックホールに接近しすぎしまい、天体が破壊されてしまう現象は、「潮汐破壊現象(TDE)」と呼ばれています。

ブラックホールがものを飲み込む際、スパゲッティのような非常に細長い形状に変形させてしまうので、その見た目通りスパゲッティ化現象とも呼ばれています。

TDEが天の川銀河で起こるのは1万~10万年に1度程度なんだそうです。
超新星爆発が天の川銀河で起こるのが100年に1度なので、TDEは本当に珍しい現象です。

破壊された恒星のガスはブラックホールに一気に流れ込み、重力によって光速に近い速度にまで加速させられ、それらが擦れ合う事で数億単位という膨大な摩擦熱が生じ、それによってとてつもないエネルギーを放ちます。

一時的ではありますが、なんと周囲にある億単位の星々全てを合わせた銀河全体の明るさを凌駕するほどのとてつもない明るさで輝くんだそうです!

以下はリンクで







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【ノーベル賞】真鍋淑郎さん「日本に戻りたくない理由は、周囲に同調して生きる能力がないからです

2021年10月12日 09時00分35秒 | 科学のはなし
2021/10/06(水) 12:58
【ノーベル賞】真鍋淑郎さん(日本人)「日本に戻りたくない理由は、周囲に同調して生きる能力がないからです


地球温暖化研究の先駆者として評価され、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎さんが、JNNの単独インタビューで喜びを語りました。

ノーベル物理学賞 真鍋淑郎さん
 「全く驚きで、こういう賞をもらうとは夢にも思っていなかったんですけど、驚いています」

 今年のノーベル物理学賞に選ばれたのは、▼アメリカ・プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎さん(90)のほかドイツとイタリアの研究者、あわせて3人です。

 真鍋さんは愛媛出身で、現在はアメリカ国籍。1958年にアメリカにわたり、地球温暖化予測の枠組みを築きました。真鍋さんはプリンストン大学のあるニュージャージー州で、受賞後初めての中継インタビューに応じました。

Q.今の地球の状況をどう考えている?

 「一番大きな問題は干ばつですね。干ばつの頻度がどんどん増えている。気候モデルで昔予想したことが、いまずっと起こっているんです」

 この後、真鍋さんは、プリンストン大学で会見しました。

ノーベル物理学賞 真鍋淑郎さん
 「日本に戻りたくない理由は、周囲に同調して生きる能力がないからです」

  会見で真鍋さんは、気候変動の影響とみられる干ばつなどの異常気象に危機感を示すとともに、好奇心にもとづいた研究の重要性を訴えました。ジョークを交えた真鍋さんの受け答えは、時折、会場の笑いを誘っていました

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4375717.html
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真鍋淑郎氏が「日本に戻りたくない」理由 受賞後の言葉に「切実」「どう受け止めればよいのか

2021年10月07日 13時18分07秒 | 科学のはなし
記者から米国籍を取得した理由を問われると、日本では周囲との「同調」が求められるのに対し、米国では周りを気にせずやりたいことができるから、などと回答。

これは、わかります。
米国が長かったものとしては。


2021年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎(しゅくろう)・米プリンストン大学上席研究員(90)の発言が話題を呼んでいる。 

 米国籍を持つ真鍋氏は、受賞後の会見で「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないからです」と発言。会場では笑いが起こったものの、ネット上では共感の声が寄せられている。


 ■「アメリカンジョーク」として報道されるも... 

 真鍋氏は愛媛県新立村(現:四国中央市)出身。1958年に東大大学院で博士号を取得すると、同年に渡米しアメリカ国立気象局(現:海洋大気局)に入局した。米国では地球温暖化対策につながる気候変動の予測モデルを開発し、今回、ドイツの研究者とともにノーベル物理学賞を受賞した。 

 75年に米国籍を取得した真鍋氏。97年には日本の科学技術庁のチームに着任したものの、その後帰米、現在はプリンストン大に在籍している。

  ノーベル賞受賞後の5日、所属するプリンスントン大で会見を開いた真鍋氏。記者から米国籍を取得した理由を問われると、日本では周囲との「同調」が求められるのに対し、米国では周りを気にせずやりたいことができるから、などと回答。そして、こんなコメントも残した。

 「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないからです」 

 この発言に、会場では笑いが起こった。 

 6日昼放送の情報番組「ひるおび!」(TBS系)では、真鍋氏の発言を「アメリカンジョーク」として紹介。ただ、司会の恵俊彰さんは「ジョークというより、言い得てらっしゃるなと」とコメント。伊藤聡子キャスターは「真実を追求しようと思えば、日本の同調するような世界ではダメだったってことを言い得ている」と発言した。  

ネット上では、こんな声が聞かれている。 「なんか、切実」 

  「これは考えさせられるな」   
「記者達は笑ってたけど私は笑えんかった」  
 「日本人はどう受け止めればよいのか」 

 中には「わいもや」「同じ日本人には響くなあ」「真鍋さんの言った言葉があまりに言い得てる」と、真鍋氏の発言に共感する声もあった。


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真鍋淑郎先生、「タイムリーな賞だ>好奇心を満たす研究を続けてきただけだ

2021年10月07日 10時01分35秒 | 科学のはなし
真鍋さん「タイムリーな賞だ」 気候物理学、意義を強調>気候物理学

【プリンストン共同】2021年のノーベル物理学賞が贈られることが決まった米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎さん(90)は5日、米プリンストンの自宅で「非常にありがたく、タイムリーな賞だ」と満面の笑みで喜びを語った。

  「気候物理学というトピックで受賞したことを非常に光栄に思っている」。


10/5/2021

気候変動が深刻な問題となる中、自らの研究が評価された意義を強調した。  真鍋さんは「日本でも大洪水や崖崩れが頻繁に起き、同規模の台風でも雨量が増えている」と指摘。

「初めは気候変動がこれほど問題になるとは夢にも思っていなかった。好奇心を満たす研究を続けてきただけだ」と話した。




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真鍋氏「研究、ただ心から楽しんだ」 米大で記者会見

2021年10月06日 10時15分52秒 | 科学のはなし
日本から米国籍に移った理由について
>「私は協調が得意ではなかった。
(米国では)他の人が感じていることをあまり気にせずに行動できる

2021/10/06(水) 06:45


【ニュージャージー州プリンストン=大島有美子、吉田圭織】2021年のノーベル物理学賞を受賞することが決まった真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員(90)は5日、同大で開いた記者会見で「我々は今起きている気候変動を認識し、対処する必要がある」と述べた。気候変動の根拠を科学的に示した研究が評価されたことへの喜びを語るとともに、気候変動の被害が世界で広がっていることへの危機感を表した。

会見場、万雷の拍手
プリンストン大学内のホールで開かれた記者会見には、気候変動を研究する学生らも参加し、真鍋氏をスタンディングオベーションで迎えた。「大いに驚くとともに、光栄だ」。真鍋氏は受賞が決まった気持ちをこう語った。


同氏が気候変動の研究に本格的に取り組んだのは1960年代からだ。「研究を始めたときは、気候変動の研究の重要性については思ってもいなかった。私の研究の原動力のすべては好奇心だった」と述べた。研究を「ただ心から楽しんでいた」とも振り返った。

「私にとってはノーベル平和賞」
世界が干ばつなど気候変動による災害に直面し、家を失う人も生じている現状に危機感も示した。「我々は気候変動を軽減する必要がある。だが、まず今まさに起こっている気候変動を認識し、対処する方法を見いださなければいけない」と強調。「自分がどういう行動を取るべきかも考えているところだ」と述べた。真鍋氏のジョークで湧き、和やかな雰囲気に包まれていた会場は静まりかえった。

「気候変動を理解することは難しい。だが、気候変動から生じる政治や社会の出来事を理解することはもっと難しい」とも述べた。今回の受賞決定は「私にとってはノーベル平和賞だと信じている」と気候変動が政治や社会に及ぼす影響の大きさを表現した。

「協調が不得意」会場沸かす
日本から米国籍に移った理由について、真鍋氏は「日本は互いを邪魔しないように協調する」と日本の慣習を説明した。「私は協調が得意ではなかった。(米国では)他の人が感じていることをあまり気にせずに行動できる」と述べ会場は笑いにつつまれた。米国の研究生活について「コンピューターを使いたいだけ使え、好きな研究ができた」とも振り返り、研究資金の潤沢さや資金申請の複雑さの違いなどもにじませた。


真鍋氏の祝賀会には、プリンストン大の学生や研究者らが多く訪れた(5日、米ニュージャージー州)

会見後、受賞決定を祝う祝賀会がキャンパス内で開かれた。参加したプリンストン大で氷河の動きを研究する男性研究者は「自分の気候モデルの研究が何の役に立つのかと考え、つらくなることがある。今回の受賞決定で重要性が認められたと実感できた」と喜んだ。

真鍋氏は同僚の研究員から、淑郎という名前を取って「スーキー」と呼ばれている。同氏と10年超ともに研究していたという同大のトム・デルワース上級研究員は「スーキーは、気候変動の世界のマイケル・ジョーダンだ」と述べた。米プロバスケットボール協会(NBA)の著名選手、マイケル・ジョーダンの活躍がNBAの価値を世界で高めたように「彼は気候変動の研究者の立場を引き上げた」と称賛した。真鍋氏の研究を自身が学生に教えているという。

 日本経済新聞 2021年10月6日 5:27 (2021年10月6日 6:14更新) 


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