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ホタル観賞列車活況
自然の魅力、家族連れに人気
いすみ鉄道(大多喜町)が沿線にあるホタル群生地に観光客を案内する「ホタルウオッチングトレイン」がドル箱企画に定着した。催行期間は6月10日から20日までの11日間。今年の参加者は前年並みの計1700人に迫るペースで推移する。自然の魅力を生かした企画が家族連れらを引き付けている。
「こんなに見られるとは思わなかった」「日本の風情を味わえて大満足」
10日の観賞会には約80人が参加。暗闇に無数の光が「フワー」と浮かび上がった。場所は川の上流。幻想的な光景にせせらぎの音が加わり、期待以上の自然を満喫した参加者が声を弾ませた。
今年で4年目。同鉄道はアジサイや紅葉の観賞列車も催行するが、ホタルが一番人気を集める。混雑する金、土、日は予約制。特に土曜は3両編成が300人近い家族連れで盛況となる。
群生地を保護するため、降車直前まで目的地への最寄り駅を明かさないミステリー仕立て。乗車中も「ここが別名、秘境の駅です」などと軽妙な案内があり乗客を楽しませる。
6月20日(月)まで運行