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北原白秋 取材記その2

2007年08月15日 11時40分47秒 | 育児
読めない!詩歌
♪日本中で一番多い詩歌の碑は白秋の碑ではないでしょうか。生誕の地の福岡県柳川市には、もう数え切れないほど白秋の碑があることを知りました。それで、詩歌の言葉をたどり詩歌の世界を楽しみたい!そんな気持ちから、白秋の碑を訪ねることにしました。♪地元の柳川で、一番ポピュラーな白秋の碑は「帰去来」と聞き、行ってみることにしました。♪碑は白秋の母校矢留小学校の横にありました。でも、碑の前に立つと、一瞬「これは、アカン!読めない!」と、声にだしてしまいました。♪一行目の「山門は我が産土…」を私は「サンモンハワガサンド…」と読み始めたのです。後で知ったことですが、正しい読み方は「ヤマトハワガウブスナ…」なのだそうです。「南風はハエ」、「騰るはアガル」「盲ふるにはシふるに」、「籠飼はロウゲ」「櫨はハジ」と、白秋記念館で購入した「北原白秋のうた絵本」にルビがありました。♪それにしても、こんなに読めない!意味もこんなに解からない!詩歌の碑を地元柳川の誰が見、読むのでしょうか。♪実は、驚くことに、地元柳川では、すでに合唱曲になっていて、毎年11月の白秋祭で市民の多くが歌い公演すると聞きました。やはり、このことは、白秋を生んだ柳川にこそある柳川市民の誇りあるお話なのですね。♪なお、「帰去来」は昭和16年に作られた白秋最後の故郷柳川を讃える思郷の詩。

※ Blog画像は北原白秋の詩歌の碑「帰去来」。そして勤務する大学の担当授業の教材になっている絵本「毎月のお話・パピーちゃん絵本」のキャラクター、主人公の「パピーちゃん」です。

(以下、いつものように元気CMです)
※「毎月のおはなし・パピーちゃん絵本12巻」(作絵:五十野ファミリー/発行:株式会社メイト)は各冊776円。1~12月の全12冊で9,312円。お申込みは、お電話にてTel / 048-250-1501 株式会社メイト『パピーちゃん係』へ。書店やWEBではお求めになれません。

※ パピーちゃん絵本は出版から19年目。特色は「声に出して読みたい!」それから「美しい日本の四季と美しい日本語」絵本で、読み聞かせにふさわしい絵本です。どんな内容の絵本か?全12冊・全ぺージにわたってホームページ「パピーちゃん!五十野惇フォーラム」に紹介されています。動画(ムービー)でもご覧いただけます。また、西本鶏介先生(児童文学評論家・作家)が書かれた詳しい解説、それから購入方法などもお知らせしております。


※なお、名作童話のふるさとを訪ねる旅は、ホームページ「パピーちゃん!五十野惇フォーラム」の「NHK海外取材番組・童話の国々・取材記」でもご覧いただけます。
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