いそのあつし、五十野惇 SNS 

・SNS、
・毎月の絵本「ちいさいパピーちゃん」全12冊紹介
・五十音おけいこ

災害事故取材報道、最前線の切り口は?

2005年04月27日 18時06分11秒 | 育児
私の担当する授業にマスメディア政策論という一見とっつきにくい講座があります。そこでは、放送現場に就職した場合に備えて、災害事故報道最前線を例題にして授業を進めています。授業の例題の切り口は、最前線のTV生の声としています。
先週の水曜日、午前6時11分ごろ、福岡県西方域を中心とする強い地震があり、福岡市で震度5強を観測しました。切り口とするTV生の声は、「たて揺れで本当にこわかった。ワインが全部倒れた」「すごく強烈に揺れた。前(回)は半分だけビデオ(商品)が落ちたが、今回は全体が落ちた」。
昨日おとといの月曜日、午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市で、JR福知山の脱線事故事故。「前の車両がぐじゃぐじゃに壊れた。車内は満員状態でした」「車両が大破してマンションにのめり込んでいます」「家の中にいたときドーンという音。えらい音がした」「衝撃音いうんかね。物がぶつかる音。ドーンという音がして その音がすごく長く続いた」「煙がうわーっとマンションの方から白い煙がいっぱい出た」。こうして、TV生の声を改めてメモにすることで、災害事故取材報道の最前線がどうなのかが見え、生の声を収録することの難しさが理解てきます。それにしても、最近では悲しいかな、取り上げる災害事故例題が多く、身も心も憂鬱になってしまいます。
※「パピーちゃん」と「五十野惇のプロフィール」「パピーちゃん歳時記絵本」(発行:メイト)について、もっと知りたい方は、ホームページ「五十野惇フォーラム」へ。
五十野惇フォーラム
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする