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お祭りの源流、宮崎での取材こぼれ話

2023年07月31日 09時55分29秒 | 暮らし

♪最近、地方の地域での祭りお越しが流行っています。

♪そんなおり、詩人の南邦和さんとお酒をお酌み交わしました。南さんの詩歌はもう数え切れませんが…、(詩集『円陣パス』より)……ほんとうのぼくをさがしたかったら/群衆のなかへ出かけていって/かたっぱしから瞼(まぶた)をひっくりかえすがいい/赤い網膜の中に/こわれたステンドグラスのような/少年期の秘密をかくしているやつがいたら/それが/ぼくだ……。

♪そのステンドグラスとは、(詩集「ゲルニカより」)……13歳のぼくは赤土と若葉の匂う北緯38度線(朝鮮)の山々を同じ姿で逃げまどっていた……という意味でしょうか。

♪こうして、南さんは今も「戦争」という暴力を怒りとして詩歌の中で爆発させています。

♪でも、最近では、そのステンドグラスでしょうか、こなごなに砕かれたステンドグラスの上にも新しい景色が映されているようでした。朝鮮と日本の日韓文化交流会議での「百済(くだら)王伝説」と題して朝鮮半島と日本の交流の歴史についての講演、朝鮮半島から伝わってきた日本の地方地域での祭り、それから韓国訪問など、日本に根強く語り継がれている朝鮮半島の文化にスポットをあて、その南さんの詩にあるステンドグラスでしょうか、そのステンドグラスが賑やかな祭りの風景にも見えました。

♪私は、南さんとのお酒の席で、TVや身近に見るいくつかのお祭りの源流が朝鮮半島と知り、古代史のロマンをも楽しみました。引用:南邦和詩集(土曜美術社出版販売ISBN4-8120-1384-4-C0192-¥1400E)(2006年9月Blogのリメイク版)

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