雨あがる。
昼休み、会社のまわりを歩いた。
15分ほど行ったところに、わたしの現場監督初仕事だった農道がある。
「土木」という仕事をはじめて丸1年が経ったころ、受け持った工事だ。
「土木の仕事」をあらわすキャッチコピーとして、大成建設の「地図に残る仕事」はあまりにも有名だ。
「さしずめここは、地図には残らない仕事だな」
なんて独りごちて、悪戦苦闘七転八倒、聞くもナミダ語るもナミダの4ヶ月を、しばしふり返った(語らないケド)。
ん?
待てよ?
帰社してすぐ、国土地理院地図(電子国土Web)をのぞいてみた。
あった。
ささやかながら、「地図に残る仕事」だった。
ほんの少しだが、うれしかった。
(「ふつうの暮らしを下ざさえする」のが「土木」ならば、「地図に残らない仕事」もまた、「土木という仕事」の本質なのだとは思うのだけれど)
↑↑ 土木のしごと~(有)礒部組現場情報
↑↑ インスタグラム ーisobegumiー