答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

正しい作法 ー モネの庭から(その187)

2013年09月09日 | 北川村モネの庭マルモッタン

 

まこと水の庭というやつは見ていて飽きがこない。

例えば上の写真である。 

すっと立つ大輪の青い睡蓮。

昼過ぎても何故か開かない、同じく青い睡蓮。

開きかけたまま、くにゃっとなった小さい青い睡蓮。

誰も皆、注目はしないが、それがなくては全てが成り立たない睡蓮の葉っぱ。雨粒を乗せた葉っぱ。

さて、うちわで最も私に近いのはどれなんだろう?

と、ほんの少しだけ考えかけたが、そんなものに我と我が身を仮託しても詮ないこと。

偶然の妙と、それを切り取った構図に、独り満悦していればそれでいい。

それが水の庭ウォッチングの、(私の)正しい作法である。

それでいいのだ。

 

 

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2 コメント

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水面あるいは包み込んでいる水 (MASA)
2013-09-10 17:51:00
日本の誇る大数学者「岡潔」が後年
日本人の本然は情緒であると言った。
その情緒はよどみのない水のようなもので
包み込むことによって、2つが1つともなる
と言ったようなことを、を私は思わずにはいられなくなった。
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睡蓮がある水面 (ひの)
2013-09-12 08:24:30
ジャポニスム大好き人間だったクロード・モネが、水面を描くことに没頭していったのもむべなるかな、ですね。
返信する

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