先週末の沖縄行、講演当日、早朝起きてPPTをいじる。
ごめんなはり線→JR土讃線→空港バス→空路(高松~那覇)、という長い道中で考えたこと気づいたことがたくさんあり、それにもとづいてパワポ改変という按配だ。ことほどさように、わたしのプレゼンテーションは、その場その時で新たに加わることやカムバックする古い資料があったりして、よく変わる。そしてその作業は、たいていが当日だ。
その日も、いつもと同じように、いやいつもより長めの時間をかけて手直し(のつもり本人は)し、できあがったスライドを頭から動かして確認。「よし、これでいい」と[上書き保存]のアイコンをクリックすると、「◯◯.pptxは読み取り専用です。他の名前で保存しますか?」と聞いてきた。
クラウド上で作業をしていると、こんなことはこれまでにも幾度かあった。なぜだか原因はわからないが、[名前を付けて保存]をクリックし、◯◯のあとに数字を入れるなどして別の名前にしたあと保存すると、とりあえずはファイルの保存はできる。ところが、今回はそれができない。のみならず、こんな警告が登場した。
「修正できない問題が見つかりました。プレゼンテーションを保存してPowerPointを終了し、再起動してください。」
にわかに緊張が走るわが脳内。
「ファイルが壊れてたらどうしよう」
若干あせりつつ、「だから保存できないんだってば」とパソコンに向かって独りごちながら、「名前を付けて保存」に何度かチャレンジしてみるがダメ。「ん?待てよ」と、再三出てくる警告をきちんと読んでみると、「他の名前で保存しますか?」のあとにこう書いている。
「[保存しない]をクリックした場合、このファイルの最新のコピーが一時的に保存されます。」
「そうか、”一時的に保存”してくれるんだ」と、ほっとひと安心。[保存しない]をクリックするとファイルが終了した。
と、すぐさま大事なことを確認してないのに気づいた。
「それはそうと、”一時的に保存”されたのはどこだ?」
「やばい!」と焦る気持ちを努めて抑え、グーグルさんに訊いてみる。
「パワーポイント 保存しない 一時的に保存」
(PPTだけじゃなくExelもWordも同じなんだろうが)
答えはすぐに見つかった。
ツールバー左上の[ファイル]をクリックすると[情報]というメニューがあり、その中の[バージョンの管理]に保存されてるらしい。
たしかに、5時27分に「保存しないで終了」したファイルがあった。すぐさまクリックすると、今度はこんな警告が出てきた。
この場合の「元に戻す」っていうのは、「上書き保存」されたファイルが復元するのか、それとも「元の木阿弥」、全部パーになって「もとに戻る」のか。しばし腕組みして悩んだが、文面を見るとたぶん復元されるのだろう、と意を決してクリック。
はい、みごと「上書き保存」で復元。
以上、「[保存しない]をクリックした場合、このファイルの最新のコピーが一時的に保存されます。」という場合、ファイルはどこに保存されるのかについて。
エクセル、ワードなどのOffice製品を、間違えて「保存しない」をクリックして終了した場合にも使えるだろう(たぶん)と、備忘録的にアップしてみた。ご参考まで。
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