答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

第23回中岡迂山記念全国書展

2012年06月29日 | 北川村

このブログを読んでくれているかたの中で、興味があるかたがいるのかいないのか、私には全く判らないのだが、

昨年から、少しばかり関わりを持ち始めたので宣伝しておこうと思う。

 

 

「中岡迂山記念全国書展」出展作品募集中

【募集締切日】
一般の部:平成24年8月31日(金)
高等学校の部:平成24年9月8日(土)
【応募先】 中岡迂山展実行委員会
〒781-6441 安芸郡北川村柏木140
TEL0887-38-8600
※詳細お問い合わせは実行委員会まで。


「迂山」は中岡慎太郎の号。

武市半平太が瑞山であるから、弟子筋の慎太郎は迂山。

この対比を嶋岡晨は、その小説『中岡慎太郎』(光風社出版)でこう表現している。

 

 武市半平太への光次の傾倒ぶりは、間もなく、

 〈迂山〉

 と、みずから号したことからも、知れる。

 「武市先生は、瑞山-青くさわやかに、めでたく秀でた山。わしのほうは、ただ、北川郷あたりにくねくねとつらなる山、すなわち迂山、ですらァ」

 しばらくぶりに間崎滄浪に会うと、光次は報告した。

 「なるほど迂には、うとし、にぶし、の意もあるきに-お前(まん)らしいのう」

 間崎は、よろこんで、光次の号を酒のさかなにした。

 「迂闊、の迂山。ゆかい、ゆかい」

 光次は、少しも悪びれない。

 膝を叩いて、豪快にわらい、

 「鈍物、路遠し、です」

 と応じた。さっぱりしたものだ。

         (P.47~48)


ということで、中岡迂山記念全国書展、通称「迂山展」。

出展作品募集中、ひとつよろしく、なのである。



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コメント
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