お陰で、今年度の新規工事をボチボチと受注でき始めた。
あれやこれやと(写真のような感じで)かねてより考えていた、「受注から完成までのプロセスの見直し」を、実行に移す段階が来たようだ。
いつまで頭の中でこねくり回していても、やらないことには始まらない。
さてその一端。
我が社のウリであるCCPM(クリティカルチェーン・プロジェクト・マネジメント)、この工程を組む際のやり方を少しだけ変えてみようかと思っている。
それは、まず最初は担当者が「ひとりCCPM」で工程を組む、である。
「工程は(出来るだけ多くの)複数で組む」
これがCCPMの要諦のひとつだと私は思っている。
(CCPMの教科書にはそんなこと書いてない、とおっしゃるかたがいるだろうが)
そしてその基本は変えたくない。
ただ、いざこれを実行するとなると様々な問題があって、そのひとつが、
「技術のレベルが違うことによる理解度の差」、言い換えれば、「経験」と「勘」と、それに伴う「引き出しの数」の差である。
「よーいドン」で工程を組む場合、それが障害になることが、今までも少なからずあった。
だいいち時間がかかり過ぎるのだ。多くの時間を費やしたことが、良い結果につながるとは限らない。
そこで、まず「ひとりCCPM」である。
そしてそれを叩き台にして、工程会議で「ああでもない、こうでもない」をやる。
とこういう具合なのだ。
もちろん、上手くいくとは限らない。
なんだって、やって見なけりゃわからんのだ。