みなさん、こんにちは。
時化明け、一発目(3/31)の情報です。
予めお断り―“ウソ”ではありません。
正直、思った程“マイナス”ではなかった、というところでしょうか。
では海況から参ります。
[海況]
透明度 7〜10m
水温 16〜17℃
白くは濁りますが、予想よりもいい状態だったと思います。
水温も心做しか上がっているようです。
[生物情報]
確かに“削られた”ものも多くあったのは事実です。ただ今回に関しては得られたものもかなりあったと感じます。
また変わらず残った―耐え忍んだもの達もそれなりに居てくれました。幾らかは心穏やかに更新しております。
そんな「石橋」ですが、またキアンコウが出ました。
以前と同じ個体でしょうか?
前回と似たような場所(砂地とゴロタの境/岩の上)に鎮座しておりました。確かあの時も時化明けでしたね。状況が酷似しております。
色々な偶然が必然の如く重なって、再現化……一瞬“déjà-vu”を見ているかのようでもありましたw
それでは諸々含めて纏めていきます。
魚系
キアンコウ(再びw♡)、オオモンカエルアンコウ(yg♡)、アライソコケギンポ、コケギンポ、ツバクロエイ(New)、ヒラメ、クマノミ、キタマクラ(チビ♡)、アオサハギ(♡)、サラサゴンベ(yg)など
◆ということでイロケロさん消えました★その代わりと言ってはなんですが、キアンコウ再来やツバクロさんの登場と“大物”で賑わいました☆
甲殻類
アカホシカクレエビ、イソバナカクレエビ、ウミシダヤドリエビ(New/久々/♡)、イソギンチャクモエビ、カザリイソギンチャクエビ、コノハガニ(♂♀)など
◆悲喜交交ですね☆
ウミウシ
アカエラミノウミウシ(♡)、スイートジェリーミドリガイ(多)、ハナオトメウミウシ(♡)、カメキオトメウミウシ(♡)、オトメウミウシ(♡)、ミツイラメリウミウシ、コモンウミウシ、ヒロウミウシ(多♡)、ミレニアムマツカサウミウシ(♡)、ハナショウジョウウミウシ(New♡)など
◆こちらはお陰様で、前回以上の顕著なダメージはなかった様です☆
ウミウサギ
トラフケボリ(♡)、コボレバケボリ(♡)、ホリキヌヅツミ、アヤメケボリ、トガリアヤメケボリ、シュスヅツミ、ベニキヌヅツミ
◆こちらも変わらずです☆
[85点:確かにキアンコウ等のポイントも加味されるところだが…。一過性の要素が余りにも強いのでこの点数w イロケロさんもおらんくなったことと、他生物の塩梅も差し引きしてプラマイ・ゼロ。前回と変わらず]
[北エリア:ちょっと淋しい印象。ただロープ周りなど見切れていない場所も多々あるので、諸々鑑みればこの時期ならではのポテンシャルは充分にあると……]
[南エリア:相変わらずどうしてもこちら側がメインに。正直、探すと手応えは間違いなく出てくる。兎に角定番もので楽しめるのが嬉しい南側]
さて今回も写真を頂いております。
“ある意味”貴重回にあたる写真です。
写真提供、いつもありがとうございます。
(写真提供:YOSHIDA‐san)
[キアンコウ:3連チャン。雰囲気抜群ですね。眼が……w 全長60㌢位]
[オオモンカエルアンコウ:強い!!何度も時化に耐えてくれるこの頼もしさw 因みにアンコウ繋がりです。同じ“アンコウ”なのにね…全然違う]
[ツバクロエイ: 久々。かなり大きな子でした。幅で70〜80㌢程。ほんと砂地に紛れてしまうので、水底ギリで泳いでいる時に出会すとマジ ビックリです]
[ミレニアムマツカサウミウシ:名前が無駄に長い―名ほどに実体は華やかでもなく―と不評(悲)のこの子……僕は好きです(なんだこの告白チックな感じ―“お気持ち表明”的な)。写真も一番に嬉しい出来栄えです]
[ハナショウジョウウミウシ:yg. 一瞬小さいので見た目がショウジョウ…に見えるのですが、細かな青い斑点が見られるので“華”の方になります。こちらもお気に入り。マニアでスミマセン]
[ハナオトメウミウシ:華つながり。この子も長い付き合いになりますね。幾つもの時化を越えて今日に至っております。素晴らしい!!]
今回も沢山の写真を頂きました。
中々濃厚なご紹介になったと思います。
ありがとうございます!!
さてそんなこんなで、今回は想いもよらぬ出逢い――僕(ヤツガレ)の意を他所に(?w)――で、大物中心の見処紹介になりましたが、マクロ系もそれなりに残ってくれていました。悪くはなかったという印象です。
まずまずだったと思います。
なおきxoxo