人生つれづれなるままに

日々感じた事、独り言、戯言、他、満載でいこう♪

一週間のおわりのつぶやき。

2008年12月13日 23時55分50秒 | Weblog
長いような短いような一週間が過ぎて行った。

月曜日、長女が交通事故に遭った。
T市で寮住まい、離れて暮らしている。

学校から連絡が入った時は何の事だか瞬時には理解できず、
何かの間違いかとも考えたが、それでも仕事を中断して
搬送されたという病院に飛んで出かけた。

救急隊からの連絡で命に別条は無い模様、と言われては
いたけれど、それでも顔を見るまでは気が気ではなかった。

病院に着くと、ひと通り処置と検査が済み、学校関係者と
警察官に囲まれてイスに座っている長女がいた。

生気の無い顔には、そこかしこに生々しい傷痕、
そして前歯をはじめ、数本の歯が折れていた。

警察官から事故の話しを聞くと、娘さんが横断歩道を
自転車で横断中に同じ方向から右折してきたダンプカーと
接触した。との事だった。
乗っていた自転車はクチャクチャだと付け加えられた。

診療の話しでは、CTの他、他の検査では外傷以外の
異常は見られず、折れた歯は、口腔外科で神経を抜いたという。

そして事故のショックが激しいので、今夜は家に連れて
帰って下さい。との指示だった、

それにしても外傷以外に骨折等のケガが無かったのは奇跡。
感謝するとともに胸をなでおろした。

事故の衝撃からか、助手席に座った娘からは、今日は何日?
今何時?私って事故ったんだよね?と同じ質問の繰り返し。

何度も何度も同じ質問の繰り返しにも丁寧にそのつど答える。

これは以前、長男がラグビーの練習中に脳震頭を起こし病院に
運ばれた時と同じ症状、

一生懸命話しをしてはいるが、ショック状態からの無意識状態に
違いないと感じた。

きっと意識が本当に戻った時には何も覚えていないんだろうなぁ。と。

すっかりと夜になった学校に寄り、休学届等の手続きを踏む、
今回加害者側となった会社にも訪問する。
他いろいろと済ませて家に帰宅。すぐに就寝させる。

気になっていた意識は翌日には回復。
思っていた通り、昨日あれほど一生懸命話した事すべてに
記憶が無い様子、事故に遭った事さえも傷の痛みが無ければ
分らないと言う。

そればかりか何で家に帰って来ているのかさえも当初は
理解できずにいた模様。

一晩明けたら傷の腫れが出た以外は、血色も戻り元気な
感じにホッとした。

翌日はT市の病院まで出かけもう一度CT検査、
その次の日は形成外科で診療を受けた。

当分通院は必要、失った歯の治療も含めれば4ヶ月近くは
完治までかかるだろう。
でも今は命が助かった事に本当に感謝している。


毎日どこかで起きている交通事故、
今更ながら無くせるものなら無くしたいと痛切に感じた。

悪質な過失は論外として、
クルマを運転する以上、また道を歩く以上は
誰もが被害者や加害者になる可能性がある。
そのどちらもが悲しい思いをする。

出来る事はただ一つ、ひとり一人が「安全運転」に
心掛けること。ただそれだけ。

忙しい年末を迎えて、さらなる安全運転に
心掛けたいと襟を正したこの一週間。