人生つれづれなるままに

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KOさん、その後。

2008年02月08日 23時59分08秒 | Weblog
3日間の研修、そして1日のフリーを終えて
KOさんは昨日、東京へと帰って行った。

彼女と接した3日間は僕自身もとても沢山の
学びを得ることができた。


今回、KOさんはウチの仕事のひとつに
興味をいだいてやってきた。


しかしその現実は、その仕事をするにあたって
それを支える多くの仕事、雑務があることを
目の当たりに体験してもらうことになった。


KOさんが興味を示したウチの仕事とは
誰がどう見ても、今現在ではとてもニーズの
少ない仕事内容のもの。
はっきり言い捨てれば無くていい物かも?


大きな会社ならいざ知らず、超零細企業では、
自分が本当にやりたい事をやるためには、
そして続けるためには、ともすればまったく
それとは関係のないと思われる事もやらな
ければならない場合もある。

やりたい事とは、氷山の一角。
いわゆる海から水面に出て見える部分。

それを支えるために、その水面下では
大きな海氷が隠れてる。支えてる。

KOさんは、今回その氷山の一角だけを見て
魅力に感じてやってきた。

彼女がやってくる前の話の中で、僕が彼女に
感じたことは、やりたい事がわからない、
なりたいものも見いだせない、だから何処に
行くのかもわからない。
そんな感じがありありとしていた。


自分が何になりたいのか、やりたいのかは
若ければブレるのも仕方ない。
それはそれまでの選択肢、経験が少ないからに
他ならないとも思う。


それを感じた上で、彼女を呼んでウチの仕事。
そして同じカテゴリーのT氏のところでの仕事を
体験してもらった。
そして仕事が終わってからは、毎日遅くまで話し込んだ、

自分は何をやりたいのか?何になりたいのか?
過去の自分を振り返り、これから未来の自分は
どうなりたいかを掘り下げていくにつれて、
何かを感じとっていったみたいだ。

毎日の話しこみは、僕やT氏にすれば、来てもらう
ための意思の確認でもあったのだが、結果的には
そうはならなかった。

最終日、こちらに来ていては冷静な判断が出来ない
から、帰ってもう一度よく考えてごらん。
そして今回経験した事を踏まえて本当にやる気が
あるのなら、その時は受けとめよう。と、


昔なら生きるために狭い選択肢の中から仕事を
選ばざる得なかったとも思う。
それでも当初は意にそぐわない仕事でも、やがて
その中に仕事の面白みを見出すこともあったに
違いない。

でも時代は変わり、今は仕事の種類も内容も、
そして情報も多すぎる。

生きることは当たり前になり、そして選択肢が
増えたことは幸せな事かもしれないけど、

でも、それゆえの問題もあるのかな。


東京へと帰って行ったKOさんから
今日、早速メールが届いた。

わたし今回の体験と、皆さんと膝を突き合わせて
話し込んだ事で、ぼんやりとですが、自分のやるべき事が
見えてきた気がします、だから東京でがんばります。

結果は分かっていたけど見事に振られてしまった(苦笑)

そうそう、気づいたら前向きに頑張る事が大切。
すぐに行動に移すことが大切。
いますぐやれる事から始めれば良いから。


せっかく慶応義塾で7年間も勉強したんだよ、
最先端の知識と技術を習得してるんだから、それに
見合った場所で自分の力を活かさなきゃもったいないよ。

でも忘れてはいけない、自分がやりたい仕事(遊びでもなんでも)
が出来るのは、その下で、そして周りで、それを支えて
くれている多くの人や協力があることをね。


結局、僕もT氏も結果は良い人で終わってしまった(笑)

沢山のお金と時間を費やしたけど、それでも僕には
本当に今回の件は良い経験と刺激になった。

ウチは僕ひとりでも別の意味で一杯いっぱいの現状、
断るのは簡単だったけど、でももし彼女を雇うには
どうすればいいか?を真剣に考えた。


仕事量を2人分に増やすために、なんとなく新たな
仕事の打診も各所にしてみた。

社宅は無いので住むところも考えた、
マンスリーレオパレスもいいけど、

でも、出来る限り利益が出るまで出費は控えたい。 
そんな訳で、雇用促進住宅に目をつけてみたりもした。


また、ハローワークにも相談、新規雇用にあたり、
給料の補助もありうることも知った。

ほかにも沢山。


そんなこんなで、今週は動きに動いた。
こんなことでもない限り知り得なかったこと
仕事の新規開拓、情報収集。

自分の仕事にプラスアルファして、
1日の時間を本当に無駄なく12分に活かす
ことが出来た。

毎日ひーひー言ってるようだけど、
やればまだまだ出来るじゃん(苦笑)

焚きつけられないと動けない情けなさ(恥)

同じ方向性を持っていた人だけに振られたのは
惜しかったけど(苦笑)
でも明らかに活躍のステージが違ってたな。


ウチから正社員がいなくなって今年で3年目になる。
同じ方向性を持っているパートナー。
真剣に探そうと決意した今週の出来事。

余分。
社員は男性がいいなぁ。気を使わなくて済むし。。。


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