小山ダムRan

ダム湖の周りでは、四季折々の景色の中で、沢山の野鳥に出会えます。
野鳥を中心にした情報をメインにお届けいたします。

出足好調→締めが最高

2009年05月26日 | インポート

T・Kさん

2009/05/25(月) [天気:曇・晴]  7:20~12:30

観察エリヤ:[G][F][E][D][C][B]・・[H]   マップ(pdf-file)を参照(頁末尾)ください

  天気予報は曇だったのですが、現地は時折日が差してマズマズの鳥見になりました。曇りの時、空に抜けた鳥はみな影絵のようになってしまって、識別しにくく、詰らないいですよね。
 今日は出足好調でした。[G][F]エリヤで、牛沢橋へ着くまでの間に24種観察です。「ホトトギス」「ウグイス」「コゲラ」以外はすべて視認です。こんなこと滅多にないですよね。
 [クロツグミ]
 出足がいいので、足取り軽く[E]エリヤへ到着です。時間も9時ちょっと前・・・ところが、30分待っても「クロツグミ」が鳴きません。「オオルリ」の声しか聞こえません。沢の上流へ少し上ってみました、でも気配がありません。チョット「ガッカリ」したのですが、気を取り直して「アカゲラ」の様子を見に行くことにしました。移動する途中にいままでと違う場所で囀っているのをみつけました。次に、そこから暫く歩いた林道から50mくらい離れた枯れ木の先に止まっている1羽を見つけました。さらに、もう少し歩いたところで、もう一度囀りが聞こえてきました。都合3羽(もしかして2番目と3番目は同じ個体かも)観察できて、満足です。
 [子育て]                                                                                             「アカゲラ」                                                                       今日は夫婦で頑張って餌運びをしています。巣穴の辺りから、雛らしい声が聞こえます。写真を撮ろうと思ったのですが、巣穴の周りの木の枝が伸びて前と同じ場所では見えなくなったため、数m巣穴に近づいたせいでしょうか、警戒されてしまいました。警戒音とともに、お父さんが巣のまわりを飛びまわって離れなくなりました。餌運びはもっぱらお母さんの仕事になってしまいました。早々に巣から離れて以前の場所に移動しましたが、悪い事をしてしまいました。                                                                         「シジュウカラ」
 県道を帰る途中、「シジュウカラ」夫婦に会いました。お母さんが餌を運んできたのですが、電線に止まって動きません。お父さんは私が立っている頭上まで寄ってきて威嚇しています。ハッと気がついて20mほど離れて見ていると2羽が別々の方向から県道脇の林に入りました。少しして2羽が飛び去ったのを確認し様子を見に行くと、雛の孵ったらしい巣穴がありました。偶然私が立ち止ったところから数mしか離れていませんでした。お父さんが怒るのも無理ありません。
 今日は、ほかに「セグロセキレイ」や「キセキレイ」の若鳥も見掛けました。鳥たちは子育てまっ盛りです。

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林道沿いの林は、藤の花は終わりましたが、たくさんの花が咲いています。「桐」「タニウツクギ」「ニシキウツギ」「朴の木」「ウノハナ」「エゴの木」「ニセアカシヤ」など等、おかげで蜂もたくさんいてチョットうるさかった。旧小山地区に人の暮らしがあった名残りでしょうか、桑の実がたくさんなっていました。
 今日の締めは「オオタカ」でした。駐車場に戻って片付けしていると、オオタカが2羽頭上を旋回しています。あわててカメラを取り出しましたが・・残念でした。でも肉眼でおなかの横縞が見分けられる高さまで下りてきたので・・「マ、イイカ!」です。

今日の探鳥:観察:32種でした。    Ranより

(註)観察の内訳は、HP「小山ダム“探鳥フィールド”」へ掲載します。                                                                    


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