山からの風

アーバインといいます。
私の趣味の、【山歩き】の日記です。

秋雨を乗り越え・・・霧の津黒山 ・若杉山へ、3

2016-09-25 | 中国百名山 鳥取
2016年 9月 23日
 何が襲ってくるかわからない、不気味な林道を30分歩きました。 先日連休だったので、人は入っているはずですが、なにやら不気味な道・・・こわい。

ところが一機に視界が広がり・・ここは、天国か??になります。


こんなところが、ここを境に


コレが楽園です、・・・付近はお花畑、昔、牧場の放牧場だったとか言われていますが。 ここは楽園・・天国です。


霧の向こうに山頂らしきものが見え隠れしています。・・・何の不安感もなく、道後山の様な自由な心になれました。


ここから30分はお花畑を歩きます、少し急登の場所もありますが、心が開放されているので苦になりません。















しかし、この落差はどうしたもんじゃろか?・・・恐怖に震えながらの暗い林道、一機に視界が開けて明るい草原。
ここは、ジブリのアニメの世界です。
ラピュタのお城の庭園の風景・・・いや、ハウルの動く城の高原の風景です。 霧とも雲とも着かないものが、目の前を流れていきます、湿気がありますが、空気は冷たく疲労感も感じず、爽やか。
これほどの爽快感、開放感は初めてのような感じ・・昔、高校生のときに霧ヶ峰に宿泊したときの朝の様です。

・・・「こりゃ・・クライマーズ・ハイ」じゃな。
確かな記憶の無いまま、山頂に着きました。 津黒山と同じで、木の杭の山頂標識。 最初、お墓みたいで嫌いだったけど、こんな天国で出会うと好きになります。

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私が山頂に着くのを待ったかの様に、一機に晴れてきました。 休憩は山頂から、さらに進んだところに岩庭園があります。
ここに座って、10分ボーッと雲を眺めていました。 鹿島槍ヶ岳の山荘で缶チューハイを握り締めて、飽きることなく雲を眺めた事を思い出しました。









岩公園で見つけた巨大なリンドウ


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津黒山の方向が明るくなってきました。 晴れたぞーっ。






遠くに日本海が見えます・・・風車がみえるぞ。






ゆっくり食事をして、山頂にさよならしました。・・・こころが洗われて、心の雲が晴れました。 迷いも吹き飛んだな。


晴れの森を抜けます・・今は恐怖も不安感もありません。


マジェさんが、首を長くして待っていました。・・・へへへっ「楽しかったぜ」


さぁ、又、5時間半掛けて帰りましょう。


食事は七塚原で、ななちゃんぽん・・・そして、吉和で何時ものヤツでした。




津黒山は湿度のある山です、黒土が水分含んで滑ります。 急登の場所は注意で、よくある木の根の転倒に気をつけてね。
時間は、東屋から、山頂まで50分・・休憩10分  下山40分  計1時間40分


若杉山は私のバイクを留めた場所から、
正規の駐車場まで 5分・・林道終点まで 30分・・・山頂までのお花畑 35分  下山 40分
 休憩 30分  計2時間20分

バイク移動は 往復12時間半 ・・・・全行程 17時間・・。

帰宅は22時半でした。・・・・疲れた。

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本日のポイント № 252 津黒山  253 若杉山


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