奄美自然観察記

高のフィールドより

アスファルト林道をゆっくりと  ヒャン

2024-07-09 17:01:41 | 爬虫類

今日も、最高気温35度越えの猛暑日です。早朝の薄暗いうちは、ヒグラシの鳴き声が盛んに聞こえていました。まだ涼しいうちに森林の鳥類カウントを終えた帰り道、アスファルト林道をゆっくりと移動していたのは、コブラ科のヒャンでした。長さは約40cmほどで、去年は珍しい「コンバットダンス」と言われる行動を目撃しました。また以前にヘリグロヒメトカゲを捕食しようとしている姿も観たことがあります。毒蛇ですが、口が小さくかまれて死亡した例は、今のところ聞いたことがありません。以前に比べ、最近見かけることがやや増えたのは、捕食者と考えられる外来種フィリーマングースが、かなり減ったことも一因かも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、最高気温35度越えぬ猛暑日だりょっと。ひかんまふぇっさぬ薄暗かんうちや、アショシャ(ヒグラシ)ぬ鳴きぃぐぅいぬ、ひっただか聞きゃとぅりょうたが。まだすぃだ~さんうち、山ぬトゥリ調査ば終わたん帰り道、アスファルト林道ば、よおりよおりどぉげぇとぅたんや、コブラ科ぬヒャンだりょうたっと。長さやて~げ40cmべりあてぃ、くずぃや、むじらっしゃん「コンバットダンス」ち言ゃあれぃんむんば、にょうたっと。またむぇーヘリグロヒメトカゲば、かもっちしゅんどろだか、にしゃんくとぅぬありょっと。どぅっく蛇だりょんば、口ぬいなさしゅてぃ、かまってぃ死じゃん話や、なまぬどろ聞ちゃんくとぅや、ありょうらんど。むぇーとぅ比ぶぇてぃ、近頃にゅんくとぅぬ、なありふうさなたんや、ヒャンばかみゅん外来種フィリーマングースぬ、いころいきらさなたんくぅとぅもあんかも知れらんど。

 


小葉は丸く肉厚  ヒレザンショウ

2024-07-08 23:07:43 | 植物

今日も最高気温は35度越えで、猛暑日です。今度の日曜日の「諸鈍長浜ウォ-キング観察会」の下見で、加計呂麻島へ行ってきました。午前8時10分発の「フェリーかけろま」で、古仁屋「海の駅」から出発、8時30分には加計呂麻島の生間(いけんま)港へ到着しました。あとはずっと歩いて下見をしました。去年の観察会下見の時に見つけて、種名が判らないままになっていた植物も観察、どうやらミカン科のヒレザンショウと思われます。羽状複葉の小葉は光沢があり肉厚で丸く、羽軸には翼があります。葉はサンショウと言うより、レモンに近い香りがしました。沖縄や小笠原のほうに分布しているようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか最高気温や35度越えてぃ、猛暑日だりょっと。今度ぬ日曜日ぬ「諸鈍長浜ウォ-キング観察会」ぬしゃー見し、加計呂麻島ち行じきょうたが。ひかんま8時10分発ぬ「フェリーかけろま」し、古仁屋「海の駅」らいじてぃ、8時30分にや加計呂麻島ぬ生間(いけんま)港ち着きょうたっと。あとやずっとぅあっちしゃー見ばしょうたっと。くぅずぃぬ観察会しゃー見ぬとぅきにっきてぃ、名前ぬ判らんままなとぅたん植物だかにし、て~げミカン科ぬヒレザンショウち思われぃっと。羽状複葉ぬ小葉やひきゃとぅてぃ、あちかし丸かしゅてぃ、羽軸じや翼ぬありょっと。葉やサンショウち言ゅんんま、レモンち近さんにおぬしょうたが。沖縄んきゃ小笠原ぼてぇじ、あんにししゅりょっと。

 

 


深紅のキノコの群落  ベニヤマタケ

2024-07-07 11:03:43 | 菌類

早朝から気温27度と暑く、昼は35度まで上がり昨日に続く猛暑日です。森の中の少し湿った薄暗い斜面に、鮮やかな紅色のキノコの群落に出会いました。久しぶりに観るベニヤマタケで、全部で50個を超える群落でした。傘の直径は2~3cm、茎は4~5cmほどのヌメリガサ科ベニヤマタケは、北半球の各地に広く分布していて、山口県では「アカナバ」の地方名で古くから食用とされているようです。小さくても目立つのですが、ベニヒガサやネッタイベニヒガサ、ヒイロガサなど、似ているキノコも多い。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら気温27度ちあちかあてぃ、ひんまや35度がれぃ上がてぃ、きぬち続し猛暑日だりょっと。山ぬ中ぬなありし湿てぃ薄暗かんどろじ、きょらん紅色ぬナバぬまぐんち、おおよたっと。まれぇまれぇにゅんベニヤマタケあてぃ、全部し50あまりぬまぐんだりょうたっと。傘ぬ直径や2~3cm、しんや4~5cmべりぬヌメリガサ科ベニヤマタケや、北半球ぬあまくぅま各なんてぃ、ひるかあてぃ、山口県じや「アカナバ」ぬ地方名し昔しら、かまとぅりょうたんちゅか。いなさあてぃも、むぃ立ちゅんじゃが、ベニヒガサんきゃネッタイベニヒガサ、ヒイロガサんきゃ、似しゅんナバだかふうさりょっと。

 


黄色い花が開いていた  シロシャクジョウ

2024-07-06 23:08:07 | 植物

お昼ごろは最高気温35度で、猛暑日となりました。森の中を歩いていると、少し薄暗い所で、久しぶりにシロシャクジョウの群落を観ました。20年ほど前に初めて観たときは、葉もなく白い茎が伸びたその美しさに感動したものでした。その後、徐々に見慣れてきて最近では出会う機会も少し増えてきているように感じます。ただ先端にある黄色い花は閉じていることが多いのですが、今日はその鮮やかな黄色い花が大きく開いていて、ちょっと感動しました。光合成をおこなわない菌従属栄養植物のシロシャクジョウが生きているということは、森の土壌が豊かであればこそでしょう。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひんまごろや最高気温35度あてぃ、猛暑日ちなりょうたが。山ぬ中ばあっちゅたっとぅ、なあり薄暗かんどろじ、まれぇまれぇシロシャクジョウぬまぐんば、にょうたっと。20年べりむぇー初むぃてぃにしゃんとぅきや、葉もねんてぃ、しるかんしんぬぬでぃ、むるきょらさあてぃ、ほおらっしゃなりょうたんむんだりょっと。うん後、だんだんにぃ慣れぃてぃしっちぃ、近頃やおおゆんくぅとぅも、なありふうさなてぃちゅんにし思われぃっと。ただ先じあん黄ーかん花や、くぅうとぅんくぅとぅぬふうさんじゃが、きゅうやきょらっさし黄ーかん花ぬふうかあしゅてぃ、ほおらっしゃなりょうたが。光合成ばしらん菌従属栄養植物ぬシロシャクジョウぬ生きちゅんちいゅんくぅとぅや、山ぬ地ぬむるいちゃん状態かなだりょうろ。

 

 


真っ青な空に、真っ青な野鳥  ブッポウソウ

2024-07-05 17:22:12 | 鳥類

今日もよく晴れ、気温はぐんぐん上昇、34度まで上がり暑い一日となりました。沖縄からのお客さんのガイドの途中、道路脇の電線に1羽の青い鳥が・・・。久しぶり(9年ぶり)に観るブッポウソウでした。ブッポウソウは、夏鳥として本州、四国、九州などに渡来するのですが、奄美へはその渡りの途中立ち寄ったものと思われます。夜の森で「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえる声で鳴くと信じられてこの名が付いたのですが、のちに実際に「ブッ・ポウ・ソウ」鳴くのは、コノハズクであることが判明しました。ブッポウソウは「ゲッゲッゲッ」と濁った声で鳴きます。それにしても美しい鳥です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、むる晴れぃてぃ、気温やひっただか上がてぃ、34度がれぃ上がてぃあちかん一日ちなりょうたが。沖縄らぬお客さんば案内しゅたんとぅき、道んぶちぬ電線じ、ちいちぬおおさんトゥリぬ・・・。まれぇまれぇ(9年ぶり)にゅんブッポウソウだりょうた。ブッポウソウや、夏ドゥリとぅし本州、四国、九州きゃち渡ていきょんじゃが、わきゃ島ちや、うん渡りぬとぅき立ゆてぃっちゃんむんち思われぃっと。ゆるぬ山じ「ブッ・ポウ・ソウ」ち聞っきゃれぃんくぃし鳴きゅんち思わってぃちゅてぃ、くん名ぬつちゅりょたんじゃが、うんあと本当に「ブッ・ポウ・ソウ」ち鳴きゅんや、マヤツクフ(コノハズク)ち判かりょうたっと。ブッポウソウや「ゲッゲッゲッ」ち、しゅがれぇぐぃし鳴きょっと。うがしやしゅんじゃが、むるきょらっさんトゥリだりょうりや~。

 


【新川シリーズ 93】体に黒斑と丸い胸びれ  オオウナギ

2024-07-04 16:57:44 | その他の生物

静岡では、今日の最高気温が39度を超えたようです。すごい暑さですね。奄美は34度止まりで、何とか猛暑日を逃れました。名瀬の街中を流れる新川沿いを歩いていると、ふと以前からいるオオウナギに目が止まりました。私の腕より大きな個体が2匹いて、橋の上から真下を観ると、その姿がよく見えます。写真をアップして観ると、体の表面には小さな黒斑がたくさんあることが判ります(写真3枚目)。一説によると、オオウナギは40年ほど生きるといいますから、かなり長生きのようです。胸びれも丸っこくてかわいらしい。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

静岡じや、きゅうぬ最高気温や39度ば超えたんあんぶぇだりょっと。はげぇ~、むぅるぅあちさりょうりや~。わきゃ島や34度止まりあてぃ、きゃっしか猛暑日ならんたっと。名瀬ぬ街中ば流れぃとぅん新川ぶちば、あっちゅたっとぅ、あげぇっち、むぇーらうんオオウナギち、むぃいぬいきょうたっと。わんぬてぃいんまふてぇさん、だいばんむんぬたあちうてぃ、橋ぬう-ら真しゃーば、にしゃっとぅ、うんだっかぬ、むるにゃあたっとそ。写真ばだいばんしにしゃっとぅ、どぅうぬうーじや、いなさっくゎし、くるかん点々ぬ、いっぱいあんくとぅぬ判りょっと(写真3枚目)。たるがぬ言いば、オオウナギや40年べり生きりゅんち言ゅんかな、いころ長生きにししゅりょっと。胸びれだか丸々っくゎしゅてぃ、もぞっさりょっか

 

 

 


この時期に見かけるとは!  オオノスリなど

2024-07-03 16:46:29 | 鳥類

今日も最高気温35度越えの猛暑日です。埼玉県からのお客さんの野鳥ガイドで、あちこち回りました。早朝ホテルを出てしばらくすると、道路脇の電線にアカショウビンが止まっていて、「キョロロロ~」ときれいな声で鳴いていました(写真1枚目)。しばらく行くと今度は、ズアカアオバトが止まっています(写真2枚目)。そして何より驚いたのは、道路近くの枯れ枝にオオノスリがいたことです(写真3枚目・お客さんのカメラ画像)。今年の4月頃、知り合いが北部でオオノスリを撮影していたことや、ガイドした方がやはりオオノスリを確認していたので、多分その個体がまだ滞在しているものと思われます。それにしても、この時期にいるとは、ちょっと驚きました。

その後、奄美自然観察の森に行きました。最初にアカヒゲがちらっと見れたり、メジロやシジュウカラ(写真2枚目)が観れたりしました。ちょっとびっくりしたのは、オオトラツグの幼鳥(写真3枚目)がいたことです。春のバスツアーではこの森に何度も訪れたのに、昨年と違って今年は1度もオオトラツグミを観ることはなく、その後のガイドなどでも見かけませんでした。一昨日、この森では今年初めて枝に止まってオオトラツグミを観ることが出来、そして今日は幼鳥が観られたので、昨年に続き今年もこの周辺で繁殖したものと思われます。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

 


やっぱり美しい眼とくちばしの色合い  ズアカアオバト

2024-07-02 23:20:40 | 鳥類

昨日は最高気温が35度を超え、7年ぶりだとか。昨年の夏は、どんなに暑くても最高気温が33度止まりだったように記憶しているし、今日も昨日に続き最高気温35度越えの猛暑日となりました。今年は、やっぱりこれまでの夏より少し暑いようです。海岸近くを歩いていると、キダチハマグルマの花の群生に埋もれるように、何かがガサゴソと動いています。そっと観ていると、ズアカアオバトが何かを食べている様子でした。うまいのか時折陶酔したような表情(写真2枚目)を見せ、やがて飛び去って行きました。近寄ってみると、どうやらハマヒサカキの実を食べていたようです。それにしても至近距離で観ると、やはり眼とくちばしの色合いは、とても美しいと思いました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬや最高気温35度ば超えてぃ、7年ぶりちゅか。くぅずぃぬ夏や、きゃっさあちかあてぃも最高気温や33度止まりあたんち憶ぼぇとぅてぃ、きゅうだかきぬち続し最高気温35度越えぬ猛暑日ちなりょうたっと。くぅとぅしや、やっぱしなまがれぃぬ夏んま、なありあいちさんにし、しゅりょっと。うん近さばsっちゅたっとぅ、キダチハマグルマぬ花ぬまぐんち、うさわろっちしゅんにし、ぬーがぬガサゴソち、どぅげぇとぅりょっと。よおりっくゎ、にしゅたっとぅ、オーバトぬぬーがぬば、かどぅんあんぶぇじゃ。まっさあてぃがぬとぅきどぅき、ゆっくらたんにししゅん顔(写真2枚目)なてぃ、いっとぅきし、とぅでぃいきょうたが。近ゆてぃにしゃっとぅ、て~げガラスィグゥマぬ実ば、かどぅたんあんぶぇじゃ。うがしやしゅんじゃが、むる近さじにいば、やっぱしむぃとぅくちばしぬ色や、むるきょらっさち思い方だりょうたっと(写真3枚目)。

 


貴重種のツーショットも  オオトラツグミなど

2024-07-01 17:32:06 | 鳥類

今日から7月ですね、相変わらず晴れた暑い日が続いています。今日は兵庫県からのお客さんのガイドで、早朝から出かけました。狭い林道を、車で鳥を探しながらゆっくりと走っていると、林道脇で餌を探しているオオトラツグミがいて、観察していました。と、そこへルリカケス2羽(幼鳥)が飛び降りてきて、オオトラツグミと一緒に餌探しを始め、ちょっとびっくり。この2種が一緒のところは初めてだったので、つい手持ちコンデジで撮影、無理に写真を大きくトリミングしているので不鮮明な画像ですが、面白い場面が観られました(写真1枚目)。オオトラツグミは2羽いることも判り、少なくても1羽は幼鳥でした(写真2枚目)。その後、奄美自然観察の森で、スダジイに止まっている1羽のオオトラツグミ(写真3枚目)もいて、今日は予期せぬオオトラツグミデーとなりました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら7月だりょうりや、いちんけんとぅ同じ晴れぃてぃあちかん日ぬ続しゅりょっか。きゅうや兵庫県らぬお客さんぬ案内し、ひかんまふぇっさら行じきょうたっと。いばさん林道ば、車じトゥリばとぅむぃがちな、よおりよおり走っちゅたっとぅ、林道ぶちじ、かみむんばとむぃかたしゅんシュッツぬうてぃ、にしゅりょうたっと。がしゃっとぅ、うがんヒューシャぬたあち(わーさんトゥリ)ぬ、とぅびうれぃてぃっち、シュッツとぅまあじん、かみむんとぅむぃ始むぃてぃ、なりうどぅるっきちきたっと。くんたあちぬしじょぬ、まあじんまうんどろや初むぃてぃだりょうたんかな、ちゃっかま手むちコンデジし写し、ひった写真ばだいばんち引きぬばしゃんかな、はっきりしらん写真だりょんば、むじらさんどろぬ、にゃあたっと(写真1枚目)。シュッツや、たあちうんくとぅだか判てぃ、うんうちちいちや、わーさんトゥリだりょうたっと(写真2枚目)。うん後、奄美自然観察の森じ、シイギち止まとぅんちいちぬシュッツ(写真3枚目)だかうてぃ、きゅうやしゅっつぬ日なりょうたっと。

 


葉が出ていた  ムカゴサイシン

2024-06-30 17:10:38 | 植物

早朝から気温28度で、暑い日が続いています。5月初旬に観ることが出来たラン科ムカゴサイシン、花は先端がちょっとだけ開いた状態でしたが、実になり種子が飛び散るまで観察しました。昨日、同じ場所に行って観ると、花茎の出ていた同じ場所から、ほぼ5角形の長さ約1cmほどの小さな葉が、1枚だけ地上に出ていました。ネット情報などによれば、12月初旬までには地上部が枯れ、地下の小さな球茎で越冬するようです。来年も花が観られるといいなぁ~。これからも時々観察を続けたいと思います。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら気温28度あてぃ、あちかん日ぬ続しゅりょっと。5月初むぇ、にゅんくとぅぬでけたんラン科ムカゴサイシン、花や先ぬなありっくゎだけあしゅんだっかだりょうたんじゃが、実なてぃ種ぬとぅび散りんがれぃ、にょうたっと。きぬ、同じどろち行じにしゃっとぅ、花ぬしんぬいじとぅたん同じどろら、て~げ5角形ぬ長さたいがい1cmべりぬ、いなさん葉ぬ、ちいちだけ地ぬうーちいじとぅりょうたっと。ネットんきゃしや、12月初むぇ頃がれぃにや、地ぬうーや枯れぃてぃ、地ぬしゃーじ球なてぃ、冬ぬええだ過ごしゅんあんぶぇだりょっと。やねだか花ぬにゃあれぃば、いちゃりょんじゃがや~。なまらだか。とぅきどぅき、にい続けろっち思いかただりょっと。

 


薄紫色の美しい花  ニンジンボク

2024-06-29 17:32:29 | 植物

今日は若干曇ったりもしましたが、一日中ほぼ晴れ暑い日が続いています。5年ほど前に見慣れない木を見つけ、ニンジンボクと判り数年は同じように花を咲かせていたのですが、そのうち一部が伐採されたりして、今年は残った木に花は咲かず、少しがっかりしていました。ところが知り合いからの情報で、他の場所にもあるということが判り観てきました。強い日差しの当たる場所で、以前観た木より大きな木で、たくさんの花を付けて風に揺れていました。近づいてよく観ると、以前の観たときの花より紫色が濃く、より美しく見えます。このニンジンボクも、多分栽培種が逃げ出したものと思われます。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、なあり曇たりもしょうたんじゃが、一日中て~げ晴れぃてぃ、あちかん日ぬ続しゅりょっと。5年べりむぇー、にぃい慣れらんきぃばにっきてぃ、ニンジンボクち判てぃ何年かや同じにし花ば咲かしゅりょうたんじゃが、うんうちちょとろじ切らったりし、くぅとぅしや残たんきぃじ花や咲かんてぃ、なありっくゎとぅでぃんなさりょうたっと。がしゅんば、どぅしぬむぇ~らぬ話し、他ぬどろじもあんちいゅんくぅとぅぬ判てぃ、にしきょうたっと。しゅうさんでぃだんぬ当たりゅんどろじ、前にしゃんんまだいばんきぃあてぃ、いっぱいぬ花ばちきてぃ、かじとぅゆらっとぅりょうたっと。近ゆてぃゆんまにしゃっとぅ、前にしゃん花んま紫色ぬくぅゆかしゅてぃ、むるきょらっさ、にゃあれぃっと。くぅんニンジンボクだか、きっとぅ栽培しゅんしじょぬ、ひんぎてぃちゃんむんち思われぃっと。

 


近くに来ていたのに気づかなかった  トウコマツナギ

2024-06-28 17:25:53 | 植物

この間、植物仲間と観察会の下見に行った帰り道、道路脇に生えているこの植物を教えていただきました。最初は、タイワンコマツナギかナンバンコマツナギかとも思ったのですが、調べていくうちにどうやら道路の法面緑化のために中国から種子を取り入れ、全国各地に野生化しているトウコマツナギ(別名キダチコマツナギ)のようです。コマツナギに似ていますが、コマツナギより大きく高さ3~4mほどになっています。奄美で在来のコマツナギは、まだ見たことはありません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

こねだ、植物どぅしとぅ観察会ぬしゃー見が行じゃん帰り道、道んぶちじむぇとぅたん、くぅん植物ばゆすぃてぃむらようたっと。初むぃや、タイワンコマツナギかナンバンコマツナギやあなんかいち思たんば、調ぶぇていきゅんうち、たいがい道ぬ法面緑化しゅんたむぇ中国ら種ばとぅり入れぃてぃ、全国あまくぅまじどぅしむぇーとぅんトウコマツナギ(別名キダチコマツナギ)にししゅりょっと。コマツナギとぅ似しゅんじゃが、コマツナギんまだいばんしゅてぃ、たあさ3~4mべりなとぅりょっと。わきゃ島じむとぅむとぅあんかわからんコマツナギ、まだにしゃんくとぅや、ありょうらんど。

 


大きな幼虫をゲット  オーストンオオアカゲラ

2024-06-27 23:26:27 | 鳥類

今日も早朝からよく晴れました。水田一帯の秋名、そのヨシの生えている農道脇に、高さ約2mほどのイヌビワの木があり、その幹にオーストオオアカゲラがいました(写真1,2枚目)。このような開けた場所にも来るのですね、一生懸命幹を突いています。そっと観ていると、やがてびっくりするほど大きな幼虫を引っ張り出しました。長さが約5cmあまりもあり、何らかのカミキリムシの幼虫と思われます。それほど大きくもないイヌビワの木に、こんなに大きな幼虫がいるとは思いもよりませんでした。それにしても、どうしてこの生木の中に幼虫がいると判るのか、何とも不思議です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまふぇっさら、むる晴れぃりょうたが。田袋ぬあん秋名、うんヨシぬむぇーとぅん農道ぶちじ、高さやてーげ2mべりぬミンチャブぬきぃぬあてぃ、うんしんじキーツキャぬうりょうたっと(写真1,2枚目)。かしがれぃ開けたんどろちも、きゅんじゃや、一生懸命しんば突つりょっと。よおりっくゎにしゅたっとぅ、うんうちうどるっきゅんほどぬ、どっころウジ虫ば引っ張りじゃしゅりょうたっと。長さやてーげ5cmあまりあてぃ、ぬーかカミキリムシぬくゎっくゎ虫ち思われぃっと。うがしがれぃふうさもねんミンチャブぬきぃち、かしがれぃどっころウジ虫ぬうんちや、思いもしらんたっと。うがしやしゅんじゃが、ぬがくぅん生木ぬ中じ、くゎっくゎ虫ぬうんち判りゅんかい、うとぅまらかんむんじゃ。

 


30羽以上確認  ベニアジサシ

2024-06-26 23:20:04 | 鳥類

朝から夏空で、暑くなりました。北部に行ったついで遠くの岩礁を観ると、何やらアジサシ類らしきものが数羽飛んでいる様子に気が付きました。これは確認する必要があると、近くの海岸に行って双眼鏡で確かめてみると、いるいるベニアジサシが結構たくさん(おそらく30羽以上)いて、今年はもうだめかとあきらめかけていたので、ちょっとびっくりしました(写真1,2枚目)。ほかに4羽のエリグロアジサシも確認できました(写真3枚目)。ベニアジサシは、すでに10カ所ぐらいは抱卵していると思われる様子もみられ、この調子ですと、遅くとも今月の中旬ぐらいまでには渡来していたものと思われます。今後無事繁殖が成功するよう願うばかりです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら夏空あてぃ、あちかなりょうたが。にし方ち行じゃんついで、遠さんどろぬ石がんぱらば、にしゃっとぅ、ぬーがぬアジサシぬしじょにししゃんむんぬ、いくちかとぅどぅんにししゅんぬ判りょうたっと。くぅれぃやちゃんとぅ、にゃんばいかんがち思てぃ、近さぬ浜ち行じ双眼鏡しにしゃっとぅ、うりょうたっとイキュン(ベニアジサシ)ぬ、て~げいっぱい(きっとぅ30あまり)うてぃ、くぅとぅしや、なぁだめだろっち思とうりょうたんかな、なありうどぅるっきちきたっと(写真1,2枚目)。ほかにだか、ゆうちぬイキュン(エリグロアジサシ)だか、にゃあたっと(写真3枚目)。ベニアジサシや、きっさとぅうべりや卵ば抱くしゅんにししゅてぃ、くぅん調子あれぃば、遅かあてぃも今月ぬ中頃べてがれぃにや、渡てぃっちゅたんかもど。なまら無事くゎあほでぃしぬ成功しゅんにし願とぅりょっと。

 


換羽中の個体に出会う  ルリカケス

2024-06-25 16:36:41 | 鳥類

今日も朝からよく晴れ、暑くなりました。関東からのお客さんのガイドで、久しぶりに奄美自然観察の森に行ってきました。メジロやシジュウカラ、コゲラ、リュウキュウサンショウクイなどの混群がいて、いろいろと観察できました。そろそろ帰ろうとすると、運よく観察路脇で1羽のルリカケスが餌を探している様子、そっと見ていると警戒することもなく、ゆっくりと観ることが出来ました。このルリカケス、背中にたたんだ風切(羽)の先端の白色が揃ってなくて、長さもばらばらになっています(写真3枚目)。つまり今年生まれた幼鳥で、幼鳥の羽(風切や尾羽先端は白くない)から抜け替わっている途中のようです。独り立ちして餌も捕ることが出来て、順調に成長している様子でした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまらむる晴れぃてぃ、あちかなりょうたが。関東らぬお客さんぬ案内し、まえぇまれぇ奄美自然観察の森ち行じきょうた。スィバムィんきゃマンヌスド、コゲラ、リュウキュウサンショウクイんきゃぬまぐんぬうてぃ、あれぃくれぃにゃあたっと。なぁて~げ帰ろうちしゃっとぅ、運いちゃ観察路ぶちじちいちぬヒュウシャぬ、かみむんばとぅむぃかたしゅんにししゅてぃ、よおりっくゎにしゅたっとぅ、うどぅるっこうちもしらんてぃ、ゆんまにゅんくとぅぬ、でけりょうたっと。くぅんヒューシャ、くぅしちうりたたじゃん風切(羽)ぬ先ぬしるいろぬ揃とぅらんてぃ、長さだかばらばらなとぅんにししゅりょっと(写真3枚目)。ぬがっちば、くとぅしまぁれぃたんわーさんトゥリあてぃ、わーさんトゥリぬ羽(風切んきゃじぶ羽ぬ先やしるかねん)ら抜け替わろっちしゅんどろぬあんぶぇっだりょっと。ちゅうり立ちし、かみむんもとぅりゅんくとぅぬでけてぃ、いいだっかほでぇとぅんにししゅりょたっと。