奄美自然観察記

高のフィールドより

繁殖期は半年以上  バン

2024-10-06 17:41:18 | 鳥類

時折晴れるものの、ほぼずっと曇り空で蒸し暑い日です。昨日のガイドの帰り道、水田一帯の秋名を立ち寄ってみると、マコモの植えられた水面に、バンが数羽見えました。どうやら家族連れのようで、親2羽に4羽のヒナのようです。真っ黒いふわふわ羽のヒナが親のあとについて行き、時折親から餌をもらったりしています。一般的な野鳥の繁殖期と同じく、3~4月頃から営巣活動が観られるので、ヒナが独り立ちするのに今月いっぱいはかかるものとして、結局バンの繁殖期間は半年以上となるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

とうきどぅき晴れぃたりしゅんじゃが、て~げずっとぅ曇りあてぃ、むるふぉむぇきゅん日だよっと。きぬぬちゅ案内ぬ帰り道、田袋ぬ秋名ち立ちゆてぃにゃっとぅ、マコモぬ植ーらっとぅんむぅじぬうーじ、クゥムィル(バン)ぬいくちかにゃたっと。て~げ家族連れにししゅてぃ、うやたあちぬゆうちぬくゎっくゎドゥリにししゅりょっと。真っくるぬふわふわ羽ぬくゎっくゎドゥリやうやぬあとばくぅかてぃいじ、とぅきどぅきうやらかみむんばむらたりしゅりょっと。普通ぬトゥリぬくゎあほでぇしゅん時期とぅ同じ、3~4月頃らすぃば造たりしゅんかな、くゎっくゎドゥリぬちゅうり立ちしゅんや今月いっぱいやかかりゅんむんとぅし、結局クゥムル(バン)ぬくゎあほでぇしゅん期間や半とぅしあまりちなりゅんにししゅりょっと。

 

 


森の中でじっくりと観察  オーストンオオアカゲラなど

2024-10-05 16:59:43 | 鳥類

ずっと曇り空で、雨はほとんど降りませんでした。関東からのお客さん4名の野鳥ガイドで、久しぶりに奄美自然観察の森に出かけました。途中、カラスバトやルリカケスなどのほか、旅鳥として渡来しているエゾビタキも何度か観察できました。奄美自然観察の森では、運よく枯れ木を突いているオーアストンオオアカゲラの姿(写真2枚目)をじっくりと観察し、林床付近で餌を探しているアカヒゲ(写真3枚目)などのほか、シジュウカラやヤマガラ、リュウキュウサンショウクイなど観ることが出来ました。また森の中では、トキワヤブハギの花(写真4枚目)やアリモリソウやサクラランの花などの植物、リュウキュウアサギマダラやツマムラサキマダラなど蝶類なども飛び回っていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ずっとぅ曇りあてぃ、あむぃやて~げ降りょうらんたが。関東らぬお客さん4名ぬトゥリ案内し、まれぇまれぇ奄美自然観察の森ち行じきょうたっと。行きゅんとぅき、ウシバトんきゃヒューシャんきゃぬほか、旅ドゥリとぅし渡てぃっちゅんエゾビタキだか何くゎいか、にょうたっと。奄美自然観察の森じや、運いっちゃ枯れとぅんきぃば突ちゅんキィツキャ(写真2枚目)ばゆんまにし、地ほてぇなんてぃ、かみむんばとぅむかたしゅんハーヒギ(写真3枚目)きゃぬほか、マンヌスドんきゃヤマガラ、リュウキュウサンショウクイきゃだにゅんくぅとぅぬでけりょうたっと。また山ぬ中じや、トキワヤブハギぬ花(写真4枚目)きゃアリモリソウんきゃサクラランぬ花んきゃぬ植物、リュウキュウアサギマダラやツマムラサキマダラんきゃぬチョウチョぬしじょんかだか、とぅびもおとぅりょうたっと。

 


道端に鮮やかな青色のマメ科植物  チョウマメ

2024-10-04 17:25:09 | 植物

北部の県道を走っていると、道端に何や蔓性の植物が繁茂しています。鮮やかな青色の花がセンダングサの白い花に混じって結構咲いています。見るからに園芸種が逃げ出したものだろうと想像できます。園芸種や栽培種に疎い私は、帰ってから早速調べてみました。一般的にバタフライピーと呼ばれ、和名はチョウマメ(蝶豆)で、古くから食用や薬用として利用されてきたようです。鮮やかな青色の花は、乾燥してハーブティーにしたり、天然の着色料として料理や食品などにも利用されているとのこと。近くで栽培されている方がいらっしゃるのかも知れません。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

にし方ぬ県道ば走っちゅたっとぅ、道んぶちじ、ぬーがぬ蔓植物ぬ、まぐんしゅりょうたっと。きょらさん青色ぬ花ぬセンダングサぬしるかん花とぅ混ざてぃ、て~げいっぱい咲しゅりょっと。にいばきっとぅ園芸種ぬひんぎてぃちゃんむんだろち思われぃっと。園芸種んきゃ栽培種や、わんにや分らんかな、帰てぃっからすぐ調ぶぇてぃにょうたが。普通やバタフライピーち言ゃっとぅてぃ、和名やチョウマメ(蝶豆)あてぃ、昔らかっみむんんきゃ薬とぅし、使わってぃちゃんあんぶぇだりょっと。きょっらさん青色ぬ花や、こらかしっからハーブティーちしゃり、天然ぬ着色料ちし料理んきゃかみむんち使わっとぅんちゅか。近さじ栽培しゅんちゅぬ、うりょんかも分らんど。

 

 


黄色の小さい花がぎっしり  タイワンモクゲンジ

2024-10-03 17:04:56 | 植物

一日中、曇ったり晴れたり雨が降ったりで、不安定な天気です。2年前、道路脇で薄桃色の実をたくさんつけていた樹木を見つけ、ムクロジ科のタイワンモクゲンジであることを知りました。タイワンモクゲンジは、沖縄などに昭和50年代ごろ台湾から街路樹などとして導入され、帰化しているようですが、奄美ではあまり見かけないような気がします。今回は黄色の花が咲いていたものの、樹高が約10m前後ほどもあり、望遠カメラで撮影しました。アップで観ると、黄色の花にはオシベの長い雄花と、すでに赤い袋状の実が出始めている雌花があり、とても美しい。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたり、あむぃぬ降たりし、定まらん天気だりょっと。2年むぇー、道んぶちじ薄桃色ぬ実ばいっぱいちきとぅたんきぃばにっきてぃ、ムクロジ科ぬタイワンモクゲンジち分かりょうたっと。タイワンモクゲンジや、沖縄きゃち昭和50年代ごろ台湾ら道んぶちかじうんきぃとぅし、いれぃらってじ、帰化しゅんあんぶぇだりょんば、わきゃ島じや、あんましにゃらんにししゅりょっと。きゅうや黄ーかん花ぬ咲しゅたんば、たあさぬて~げ10mべりあてぃ、望遠カメラし写しょうたっと。だいばんしにいば、黄ーかん花にやオシベぬ長さんインガ花とぅ、きっさはーさん袋にししゅん実ぬいじぃ始むぃとぅたんウナグ花ぬあてぃ、むるきょらさりょっと

 

 


流木の上から小魚狙う  ササゴイ

2024-10-02 16:34:55 | 鳥類

早朝から雨模様で、台風18号の影響がではじめているようです。マングローブの沖の方で、海面に浮かんだ大きな流木が目に入りました。よく観ると、流木の上に1羽のササゴイがいます。小雨が降るなか、ゆっくりと動いたり海面をじっと見ていて、どうやら海面付近に寄ってくる小魚を狙っているようです。しばらくして、いきなり長い首を伸ばし海面へ突っ込むと、みごと小魚を捕えていました。体の上面は褐色で喉に縦斑があることから、幼鳥であることが判ります。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、あむぃ模様あてぃ、てーふ18号ぬ近ゆてぃっちゅんかなだろや。マングローブぬうきなんてぃ、うんぬうーち浮かだん、だいばんきぃぬ、むぃちほっちちゃっと。ゆんまにいば、だいばんきぃぬうーじ、ちいちぬササゴイぬうりょっと。小雨ぬ降りゅんなか、よおりよおりどぅげたり、うんぬうーばじぃーちにしゅたりしゅてぃ、て~げうんぬうーちゆてぃきゅん、いなさんイユっくゎばかもっちしゅんあんぶぇだりょっと。いっとぅきし、あっただんま長さん首ばぬばし、うんち突っ込ぅだっとぅ、みごといなイユっくゎば、くぅとぅりょうたっと。どぅうぬうーや茶色しゅてぃ、むぅどぅじ縦筋模様ぬあんかな、わーさんトゥリち判りょっと。

 


朝日を浴びて一層華やかに  ショウキズイセン

2024-10-01 17:36:34 | 植物

今日から10月ですね、昨夜はかなり涼しくてよく眠れました。台風18号の影響はまだなく、早朝から晴れました。去年も観たショウキズイセンを観に行きました。森の中で黄色の美しい花が咲いていて、朝日が射し込むと輝くように一層美しく華やかに見えました。ショウキズイセンのショウキ(鍾馗)は、あのタイワンショウキランと同じ鍾馗で、中国に伝わる魔よけの神様(鍾馗)の長いヒゲにたとえられたようです。この間の観察会の下見で、人家の庭先で観たシロバナヒガンバナ(写真3枚目)は、このショウキズイセンと赤いヒガンバナとの交雑種とのことです。黄色と赤色から白色が生まれるのも、ちょっと不思議ではありますが・・・。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら10月じゃや、ゆぶぃやいころすぃだ~あてぃ。むるにぶらったりょっと。てーふ18号やまだしちゅらんてぃ、ひかんまふぇっさら晴れぃりょうたが。くずぃだかにしゃんショウキズイセンばにが行きょうたっと。山ぬ中じ黄ーかしきょらさん花ぬ咲しゅてぃ、てぃだんぬ射しくぅむぃば、ひきゃりゅんにし、むるきょらっさ華やちにゃあたっと。ショウキズイセンぬショウキ(鍾馗)や、あんタイワンショウキランとぅ同じ鍾馗あてぃ、中国じ伝わとぅん魔よけぬ神様(鍾馗)ぬ長さんヒギィちたとえらったんあんぶぇだりょっと。こねだぬ観察会ぬしゃー見し、ちゅぬやぬ庭先じにしゃんシルバナヒガンバナ(写真3枚目)や、くぅんショウキズイセンとぅはーさんヒガンバナとぅぬ交雑種ぬことぅちゅか。黄色とぅはーさん色ら、しるさん色ぬまぁれぃんや、なありうとぅまらさりょんばや~。

 

 


群落やちょっと違う色の花も  ホウライツユクサ

2024-09-30 17:20:15 | 植物

台風17号は、小笠原諸島付近を北上しつつあるのですが、もうひとつ18号が台湾付近を沖縄の方へ進んでいるようです。今朝は北部の海岸を歩いていると、途中急に雨が降ってきました。すぐに止んで助かったのですが、天気は不安定になってきています。海岸にホウライツユクサの花がたくさん咲いているのを観ました。九州南部から奄美・沖縄でみられ、水色の花は早朝に咲いて一日でしぼむようです。少し離れたところに、花の色が薄紫色の小群落も観られました(写真3枚目)。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ17号や、小笠原諸島ぼてぇば、にし方ちいじゅんあんぶぇだりょんじゃが、なぁちいちぬ18号ぬ台湾ぼてぇば沖縄ちいじゅんあんぶぇだりょっと。きゅうひかんまや、にし方ぬ浜ばあっちゅたっとぅ、うんとぅきあっただんま、あむぃぬ降てぃきょうたが。すぐ止だんかないっちゃりょうたんじゃが、天気や定まらんにしなてぃちゅりょっと。浜じホウライツユクサぬ花ぬいっぱい咲しゅんどろば、にょうたっと。九州ふぇ方ら、わきゃ島・沖縄じにゃあてぃ、水色ぬ花やひかんまふぇっさ咲し、一日しすぅぼみゅんあんべだりょっと。なあり離れぃたんどろじ、花ぬ色ぬ薄紫色ぬいなさんまぐんだか、にゃありょうたっと(写真3枚目)。

 

 


西仲間農道ウォーキング観察会   ナツノウナギツカミなど

2024-09-29 17:40:22 | 植物

今日は一日中ほぼ曇り空で、「西仲間農道ウォーキング観察会」を実施しました。午前8時にマングローブパーク駐車場に集合し、説明やストレットのあと、さっそく散策を開始しました。まずは駐車場周辺の植物観察で、シマニシキソウ、ハイニシキソウ、ヒメジョオン、タマザキフタバムグラ、メリケンムグラ、コケセンボンギクモドキ(写真2枚目)など、多くの帰化植物や外来種なども観察できました。西仲間農道に入って行くと、ハシカンボクやフタバムグラなどたくさんの植物のほか、法面に生えていたキノコは、ナギナタダケ(写真3枚目)やシロソウメンタケなどが観られ、イソヤマアオキの葉をボロボロになるまで食べていたマダラコオロギ(写真4枚目)や、イタドリの花に来ていたモンシロモドキなどの姿も観られました。

さらに奥の方へと進んでいくと、キダチキンバイやオオヤブツルアズキ、イヌガラシ、センナリホオズキ、ヒロハフウリンホオズキなどの黄色い花のほかに、タデ科植物でナツノウナギツカミ(写真2枚目)やイヌ タデ、ボントクタデの花なども観られました。また黄色くて大きなリュウキュウトロロアオイの花と実(写真3枚目)もたくさん観られました。果て家の周辺にはシマイボクサの群落(写真4枚目)なども観察できました。曇り空の暑いなかでしたが、幸いにも雨はほとんど降らず、楽しい観察会となりました。

 

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今秋もやってきました  サシバ

2024-09-28 17:25:38 | 鳥類

早朝から時折小雨の降るあいにくの天気のなか、市理原(市理原)の林道をゆっくり歩いていると、スダジイの枝に何やら大き目の鳥が止まっています。最初は逆光で黒っぽく見えていたので、遠目にはカラスかなとも思ったのですが、ちょっと体形が違うので双眼鏡で観るとサシバでした。奄美では冬鳥のサシバの今季初認でした。ここのところ台風が連続できたりして天気の悪い日が続き、アカハラダカも今月20日に湯湾岳で2羽を確認したのみでした。今月も残りあとわずか、サシバがやってくる季節ですので、個人的にはほぼ例年どおりの確認となりました。これから少しづつ観る機会も増えてくるものと思われます。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、とぅきどぅき小雨ぬ降りゅんわさん天気ぬなか、市理原(市理原)ばよおりよおりあっちゅたっとぅ、シイギィぬ枝じ、ぬーがぬふうさんトゥリぬ止まとぅりょっと。初むぃや逆光し、くるぶぇっとぅにゃあたんかな、とぅうさらやガラスィかちも思たんじゃが、なありだっかぬ違ゆんかな双眼鏡しにしゃっとぅサシバだりょうた。わきゃ島じや冬ドゥリぬタハ(サシバ)ぬくん時期初むぃてぃぬにい方だりょうた。なまがれぃてーふぬ連続ししちゃりし天気ぬわさん日ぬ続し、アカハラダカだか今月20日湯湾岳じ、たあちにしゃんだけだりょうたっと。今月だか残りやあとなありっくゎ、タハ(サシバ)ぬきゅん時期かな、わんとぅしや、て~げいちんけんぬとぅしどうりぬにい方ちなりょうたが。なまらなありぢち、にゅんくぅとぅぬ、ふうさなてぃいきゅんむんち思われぃっと。

 


小さくてかわいらしい花や実  オガサワラコミカンソウ

2024-09-27 17:16:37 | 植物

一日中、曇ったり晴れたりの天気で、昼頃は気温31度まで上がり、暑い一日です。知り合いからの情報で、オガサワラコミカンソウを観てきました。トウダイグサ科のオガサワラコミカンソウは、インド原産で世界の熱帯に広く帰化していて、小笠原、奄美や沖縄などでもみられる帰化植物です。サトウキビ畑のそばに小群落を作っていて、草丈20~40dmほどで、茎は硬く角ばっています。互生した長丸っぽい葉の葉腋に付けていた薄黄緑色の花は、柱頭が3つに割れていて、雌花のようです(写真2枚目)。すでに実になっているもの観られました(写真3枚目)。萼片は6個で、よく似たキダチコミカンソウは5個なので区別できるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中、曇たり晴れぃたりぬ天気あてぃ、ひんま頃や気温31度がれぃ上がてぃ、あちかん一日だりょっと。どぅしぬ話し、オガサワラコミカンソウば、にしきょうたが。トウダイグサ科ぬオガサワラコミカンソウや、インド原産あてぃ世界ぬ熱帯ちひるか帰化しゅてぃ、小笠原、わきゃ島んきゃ沖縄んきゃじも、にゃあれぃん帰化植物だりょっと。ウギィばてぇぬぶちじ、いなさんまぐんばつくぅとぅてぃ、草丈20~40dmべりあてぃ、しんやくわしゅてぃ角ばとぅりょっと。互生しゅん長丸ぶぇっとぅしゅん葉ぬむとぅっくゎじあたん薄黄緑色ぬ花や、柱頭ぬみいちち割れぃとぅてぃ、ウナグ花にししゅりょっか(写真2枚目)。きっさ実なとぅんむんも、にゃあたっと(写真3枚目)。萼片やむうちあてぃ、むる似しゅんキダチコミカンソウや、いひちかな区別でけんあんぶぇだりょっと。

 


クズの葉の上にいた  タメトモマイマイ

2024-09-26 17:24:21 | その他の生物

台風16号は早くも熱低に変わり、風もなく時折小雨が降る程度です。一昨日の観察会下見の時のことですが、クズの葉にいたのはタメトモマイマイでした。殻径が約2.5cmほどで、薄茶色の殻に一本の茶色い筋模様が入っています。今回が3度目の確認で、最初は16年前の9月で、今では枯れてなくなってしまったワダツミノキの幹にいて、もう少し白っぽい個体でした。最初はオキナワウスカワマイマイかと思って安易に近づいたため、眼玉を引っ込めてしまいました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ16号や、きっさ熱低ち変わてぃ、かじもねんば、とぅきどぅき小雨ぬ降りゅん程度だりょうたが。きぬうってぃぬ観察会しゃー見ぬとぅきぬくぅとぅだりょんば、クズぬ葉じうたんやタメトモマイマイだりょうたっと。殻径やて~げ2.5cmべりあてぃ、薄茶色ぬ殻じ一本ぬ茶色筋模様ぬほっちゅりょっと。きゅうが3くゎい目ぬにいかたあてぃ、初むぃや16年めーぬ9月、なぁましや枯れぃてぃねんなたんワダツミノキぬしんじうてぃ、ななりしるぶぇっとぅしゅんむんだりょうたが。初むぃやオキナワウスカワマイマイかいち思てぃ、かんたんに近ゆたんかな、むぃん玉ば引っくぅでぃしまようたっと。

 


雨に濡れ美しい透明感  シロホウライタケ

2024-09-25 23:12:34 | 菌類

午前中は晴れ間も出ていたのですが、昼前から時々雨が降りました。どうやら東側太平洋に台風16号が発生したようです。西北西に進みつつも、2~3日内には熱低に変わるとの予報です。この間、アミヒダタケを観た近くで、同じように倒木に白いキノコが生えています。傘の径は、1~3cm程度で、中央部が少し褐色を帯びています。念のため傘の裏側を観ると、網目模様はなくヒダがまばらで、柄の下側もかあ食柄お帯びているので、シロホウライタケかと思われます。夜明け前の雨に濡れたせいか、下から見ると薄い傘がやや透明に見えて美しい。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまや晴れ間だかいじとぅりょうたんじゃが、ひんまむぇーら、とぅきどぅきあむぃぬ降りょうたっと。ていがいあがれぇ側太平洋じ、てーふ16号ぬいじたんあんぶぇじゃ。西北西に進みつつも、2~3日内にや熱低ち変りゅんちぬ予報だりりょっと。こねだ、アミヒダタケばにしゃん近さじ、同じにしとぅれぃとぅたんきぃじ、しるかんナバぬむぇーとうりょうたが。傘ぬ径や、1~3cmべりあてぃ、真ん中ぬなあり薄茶色ぶぇっとぅしゅりょっと。念ぬたむぇ傘ぬ裏側ばにしゃっとぅ、網目模様やねんてぃヒダぬなありあてぃ、しんぬしゃー側だか、なあり薄茶色べっとぅしゅんかな、シロホウライタケやあなんかいち思われぃっと。ゆぬふぇんむぇーぬあむぃち濡れぃてぃがぬ、しゃーらにいいば薄さん傘ぬ、なあり透きとぅうてぃにゃあてぃ、きょらっさりょうたっと。

 


突然出会った美しい個体  リュウキュウムラサキ

2024-09-24 16:39:40 | 昆虫

今度の日曜日予定の「西仲間農道ウォーキング観察会」の下見に行ってきました。時折若干小雨も降りましたが、ゆっくり散策することが出来ました。集合場所のマングローブパーク駐車場周辺にも、外来植物が多いものの、いろいろ見どころがありました。住用川周辺の農道を仲間と一緒に歩いて、やがて終わりに差し掛かったとき、ニトベギクの葉に止まっている美しい蝶を見つけました(写真1枚目)。すぐに飛んでしまって一旦は見失いましたが、運よく再び近くに来てくれました。最初はメスアカムラサキ(♂)かとも思ったのですが、どうやらリュウキュウムラサキ(海洋島型)と思われます。これまでの観たものでは、最も美しい個体でした。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

今度ぬ日曜日しゅんつもりぬ「西仲間農道ウォーキング観察会」ぬしゃー見ち行じきょうたが。とぅきどぅきなありっくゎ小雨だか降りょうたんじゃが、よおいよおりあっきゅんくとぅぬ、でけりょうたっと。集まりゅんどろぬマングローブパーク駐車場ぼてぇじも、外来植物ぬふうさやありょんじゃが、あれぃくれぃぬむんぬにゃあったが。住用川ぼてぇぬ農道ば、どぅしとぅまあじんあっち、やがてぃ終わりなりょっちしゅんとぅき、ニトベギクぬ葉じ止まとぅん、きょらさんチョウチョばにっきりょうたっと(写真1枚目)。すぐとぅでぃいじ、一旦やわからんなりょうたんば、運いちゃまた近さちしっちくれぃたが。初むぃやメスアカムラサキ(♂)かいちも思ようたんじゃが、て~げリュウキュウムラサキ(海洋島型)ち思われぃっと。なまがれぃにしゃんむんしや、一番きょらっさんむんだりょうたが。

 

 


3羽が農道横断  ミフウズラ

2024-09-23 17:06:12 | 鳥類

南風がやや強く、時折小雨の降る天気です。早朝の北部農道を車でゆっくりと走っていると、トコトコと農道を横断している野鳥に出会いました。もちろんこの小さな野鳥はミフウズラです。最初は2羽で横断していたのですが、慌ててしまって撮影することが出来ませんでした。しばらく待っていると、3羽目の個体が現れて横断を始めました。これは撮影でき、画像を見るとオスのようです。ミフウズラはオスが子育てするので、もしかしたら最初の2羽は幼鳥だったのかもしれません。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

はいぬかじぬなありちゅうさあてぃ、とぅきどぅき小雨ぬ降りゅん天気だりょっと。ひかんまふぇっさぬ、にし方農道ば車しよおりよおり走っちゅたっとぅ、トコトコち農道ばあっちゅんトゥリとぅおおよたっと。当たり前だりょんば、くぅんいなさんトゥリやウジラだりょっと。初むぃや、たあちあっりゅりょうたんば、ばたぐりちきてぃ、写真ば写しきらんたっと。いっとぅき待っちゅたっとぅ、みいちめぬいっじてぃっち、あっき始むぃりょうたが。くぃれぃ写さってぃ、写真ばにしゃっとぅ、インガドゥリにししゅりょっか。ウジラやインガドゥリぬくゎあほでししゅbんかな、やたちし初むぃぬたあちや、まだくゎっかドゥリあたんかも分かりょうらんど。

 


木の上からぶら下がっていた  アマミイケマ

2024-09-22 23:46:15 | 植物

調査で山の中を歩きました。雨はそれほど降らなくてよかったのですが、いつもの山道がこの間からの台風で木があちこちで倒れていて、迂回するのが大変でした。さて、調査の帰り林道脇で木の上から垂れ下がるように咲いていたのは、奄美の固有種・アマミイケマでした。ちょうど花が咲いていて、久しぶりの出会いでした。以前別の場所で、2~3年の間観ていたアマミイケマはすでになくなっていて、どうも同じ場所では数年ぐらいの間しか観られないようです。花には、ガガンボが止まっていました(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

調査し山ぬ中ば歩っきょたっと。あむぃやうがしがれぃ降らんてぃいっちゃりょうたんじゃが、いちんけんぬ山道ぬ、こねだらぬてーふし、きぃぬあまくぅまじとぉれぇとぅてぃ、廻り道しゅんが大変だりょうたっと。がしやしゅんじゃが、調査ぬ帰り林道ぶちじ、きぃぬうーら垂れ下がりゅんにし咲しゅたんや、わきゃ島じしかねん・アマミイケマだりょうた。ちょうど花ぬ咲しゅてぃ、まれぇまれぇぬおおいかただりょうたっと。前別ぬどろじ、2~3年ぬええだにしゅたんアマミイケマやきっさねんなとぅてぃ、て~げ同じどろじや何年かべりしか、にゃあらんにししゅりょっと。花じや、ガガンボぬ止まとぅりょうたっと(写真3枚目)。