奄美自然観察記

高のフィールドより

カラスが毛づくろい?  イノシシ

2019-06-30 16:21:22 | 哺乳類






一日中曇り空でしたが、昼からは時折晴れ間も見えました。今日で6月も終わり、早いもので今年の半年が過ぎることになります。早朝、湯湾岳の林道で面白いものを観ました。林道脇でハシブトガラスが何やら食べ物を探していました。何を食べるのだろうかと観ていると、林道を曲がったところで何や岩のようなものの上に飛び乗りました。この間からの雨で崩れ落ちた岩かと思っていたら、何とイノシシ(亜種リュキュウイノシシ)でした。草に見え隠れしていて分かりにくかったのですが、イノシシの背中から飛び降りたところ(写真1枚目)から、あわてて撮影しました。しばらくしてイノシシが横たわって、再びカラスが上に飛び乗って、どうやら体に付いているダニ?でも突っついているのか、毛づくろいのようなことをやっています(写真2,3枚目)。しばらく観ていると、こちらに警戒したのか、イノシシが立ち上がって逃げようとしました(写真4枚目)が、まだ毛づくろいしてほしいのか、カラスの方に寄って行ったり、こちらの方を警戒もしているようです(写真5枚目)。もう一度、カラスの毛づくろいが観たいと思ったのですが、結局イノシシが警戒して森の中へ逃げていきました。初めて観る、とても興味深い光景でした。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
一日中曇りだりょうたんば、ひんまらやとぅきどぅき晴れ間だかにゃあたっと。きゅうし6月だか終わり、ふぇっさんむんじゃ、くとぅしぬ半とぅしぬ過ぎりゅんくとぅかりょっか。ひかんまふぇっさ、湯湾岳ぬ林道じむじらさんむんばにょうたっと。林道ぶちじガラスィぬぬーがぬかみむんば、とぅむぃかたしゅりょうたが。ぬーばかむんかいちにしゅたっとぅ、林道ば曲がたんどろじ、ぬーがぬふうさん石にししゅんむんぬうーちとぅびのりょうたっと。こねだらぬあむぃし崩れぃうてぃたんふう石かいち思とぅたんじゃが、はげぇ~シシ(亜種リュキュウイノシシ)だりょうたっと。草とぅにゃあたり隠れぃたりし、分かりぐるかあたんま、シシぬくぅしらとぅびうれぃたんどろ(写真1枚目)ら、ばたぐてぃ写真ば写しゃっと。いっとぅきしシシぬ横なてぃ、ないっくゎいガラスィぬ、シシぬうーち飛び乗てぃ、てーげシシぬどぅじっくかとぅんダニ?でん突っつしゅんかい、毛づくろいにししゃんくとぅばしゅりょうたっと(写真2,3枚目)。いっとぅきにしゅたっとぅ、くぅまばうどぅるかあてぃがぬ、シシぬ立ち上がてぃ逃げろっちしょうたん(写真4枚目)じゃが、まだ毛づくろいばしぃほしゃあてぃがぬ、ガラスィぬどろち寄てぃっちゃり、くぅまばうとぅるかげかしゅりょうたっと(写真5枚目)。なぁいっくゎい、ガラスィぬ毛づくろいばにいしゃかんち思たんば、結局シシぬうどぅろっち山ぬ中ちにぎぃてぃいきょうたっと。初むぃてぃにゅん、むるむじらっさんくぅとぅだりょうたっと。

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