奄美自然観察記

高のフィールドより

興福地線ウォーキング観察会  ユウレイランなど

2014-06-29 18:55:44 | 植物


あいにく梅雨前線が停滞気味で、朝から雨が降りました。それでも集まってきてくれた方々で、興福地線(こうふくちせん)ウゾーキング観察会を行いました。最初は雨が降っていましたが、やがて雨も止み、結構いろいろな生きものを観察することができました、参加者のなかには自称「晴れ女」とおっしゃる方がいて、時折青空もでるほどで助かりました。


葉の上に止まっていた甲虫のオオシマドウガネですが、ポロッと地面に落ちてしました。奄美の特産種です。


林道脇の落ち葉の多い所に、ひっそりと咲いていました。まさにユウレイのように咲いているユウレイランは、トカラ列島以南に生息しているムヨウランの一種で、準絶滅危惧種(環)に指定されています。


倒木の上にいたリュウキュウカジカガエルです。観たところから、多分雌個体でおなかに卵を持っているものと思われます。水tまりにはオタマジャクシもたくさんいました。


林道脇の水たまりにいたオットンガエルのオタマジャクシを観察した後に、傍の草むらにいたヒメハブです。蒸し暑いこの季節は要注意です。

5年前の今日



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