奄美自然観察記

高のフィールドより

アスファルト林道をゆっくりと  ヒャン

2024-07-09 17:01:41 | 爬虫類

今日も、最高気温35度越えの猛暑日です。早朝の薄暗いうちは、ヒグラシの鳴き声が盛んに聞こえていました。まだ涼しいうちに森林の鳥類カウントを終えた帰り道、アスファルト林道をゆっくりと移動していたのは、コブラ科のヒャンでした。長さは約40cmほどで、去年は珍しい「コンバットダンス」と言われる行動を目撃しました。また以前にヘリグロヒメトカゲを捕食しようとしている姿も観たことがあります。毒蛇ですが、口が小さくかまれて死亡した例は、今のところ聞いたことがありません。以前に比べ、最近見かけることがやや増えたのは、捕食者と考えられる外来種フィリーマングースが、かなり減ったことも一因かも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、最高気温35度越えぬ猛暑日だりょっと。ひかんまふぇっさぬ薄暗かんうちや、アショシャ(ヒグラシ)ぬ鳴きぃぐぅいぬ、ひっただか聞きゃとぅりょうたが。まだすぃだ~さんうち、山ぬトゥリ調査ば終わたん帰り道、アスファルト林道ば、よおりよおりどぉげぇとぅたんや、コブラ科ぬヒャンだりょうたっと。長さやて~げ40cmべりあてぃ、くずぃや、むじらっしゃん「コンバットダンス」ち言ゃあれぃんむんば、にょうたっと。またむぇーヘリグロヒメトカゲば、かもっちしゅんどろだか、にしゃんくとぅぬありょっと。どぅっく蛇だりょんば、口ぬいなさしゅてぃ、かまってぃ死じゃん話や、なまぬどろ聞ちゃんくとぅや、ありょうらんど。むぇーとぅ比ぶぇてぃ、近頃にゅんくとぅぬ、なありふうさなたんや、ヒャンばかみゅん外来種フィリーマングースぬ、いころいきらさなたんくぅとぅもあんかも知れらんど。