今年は手前の3本の橋脚を撤去します。最近のパターンとしては前年度に撤去工事の実施設計が発注されそれが予算化されて夏
ごろに発注、11月の非出水期から工事が始まるものと勝手に考えて今年は工事がないか、工事計画の外注の必要のない程度の工
事かと思ってましたが
旧モノレール橋桁撤去工事実施設計委託 落札 協和設計株式会社 7229000円 令和5年7月3日発注
がありました。
姫路市ホームページから要約
工事名 旧モノレール橋脚撤去工事 工事場所 姫路市延末地内
契約相手氏名 株式会社 昇産業 契約年月日 2023年9月20日
契約金額 33441470円 工期 2023年9月21日から2024年3月15日
工事内容 旧モノレール橋脚橋脚撤去 一式(3個所) 仮設工 一式
11月の非出水期を待って船場川の半分を埋立て足場が造られます。非出水期は3月末までです。(工期は3月15日です)
橋脚に吊り下げ用の穴が開いています。
昨年度の橋脚撤去工事でコンクリートが硬くて切断に従来の数倍の時間がかかりました。そのためクレーンで吊り下げて切断す
る工法から切断部分に楔を打ち込んで隙間を確保して切断する方法に変更されました。
コンクリートは100年間硬くなると言われますが、一年間で急に固くはならないでしょうから施工が優秀すぎたのが原因だと
思います。同一会社の施工のためコンクリートの強度の調査を兼ねて穴をあけたようです。
令和元年度の橋脚撤去工事の写真です。大型クレーンで上部を吊させてワイヤーソーで切断します。夕方に出てきたワイヤー
ソーの写真です。ワイヤーは外されています。10mmほどのワイヤーにダイヤモンドチップが埋め込まれており、橋脚に巻き付
けて回転させます。
番外編 16 姫路モノレール工事名称「旧モノレール橋脚解体撤去工事」着工(2019.12.20)をご覧ください。
過去の工事一覧は
番外編 13 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅解体工事完了 まとめ(2018.1.26)をご覧ください。
橋脚に足場が組まれて防音シートで囲まれました。
南側の2本に足場が組まれています。
手柄山から見た現場です。北側の足場の上がブルーシートで覆われています。こちらを切断中です。多少音がしますのでブルー
シートで蓋をします。
南側の足場の上にブルーシートがかかっています。こちらを切断してます。
1月5日、一番北の三本目の橋脚に足場が組まれています。(すみません遅刻です)
真ん中の橋脚がすでに解体され、その足場を一番北の橋脚に移しているようです。いつもながら感心する段取りの良さです。
真ん中の橋脚の切口です。橋脚の重さでワイヤーソーのワイヤーが挟まれないように楔が打ち込まれています。
橋脚には四方にアンカーボルトが打ち込まれrています。アンカーボルトに合わせて切断面の反対側には穴があります。形はわか
りませんが金具で上下が固定されていました。能登半島地震では姫路でも震度2が観測されました。万一のことが起こりました。
北側の橋脚の足場の組み立て状況です。
お昼休みの手柄山の望遠です。足場の位置が変わっています。
一段目です。
クレーン車は 加藤製作所 SLー850RfⅡ 吊上げ能力は24mで35トンです。
会社は大栄運輸株式会社、旧モノレールの橋桁・橋脚撤去工事には何度も参加しています。
二段目です。
足場を解体します。
転倒防止金具の跡です。上段にアンカーボルトが二本、下段に穴が見えます。写真では楔が見当たりません。
三段目です。
最後の四段目です。穴にワイヤーを通して引き上げます。
きれいに並びました。
足場も解体されました。クレーン車が帰れるように急いで分解します。
(後編)は工事完了後3月か4月に予定しています。
UR賃貸10の団地と10話の物語
「団地小説短編集」550円(10%税込)
明石市松が丘2丁目3-7 明舞センタービル2階
ザ・ダイソー明舞団地店 西隣
明舞書店で好評発売中。
「団地小説短編集」が電子書籍になりました。
22世紀アート版 KINDLE版 アマゾンで発売中。
アマゾンの画面から紙の本が購入できます。電子書籍の画面から入って下さい。
22世紀アートの販売となります。送料が必要です。商品は新品です。
「団地小説短編集」がTシャツになりました。
元気になる小説の元気になるTシャツ!