小説キャナルタウン 65 神戸市中央卸売市場埋立造成等工事 その2(2020.12.25)の続きになります。
令和2年12月12日、ケーソンの設置が完了しました。
ケーソンの水抜きが行われていました。船は岡本海洋建設の第18錦雄です。
砕石が詰められています。コンクリートで蓋がされました。
令和3年1月になりました。
岸壁とケーソンの間にパイプが入れられコンクリートで閉鎖されます。
防砂目地板が設置されています。海面の泡は潜水士さんです。防砂目地板は一枚の板です。明石の大蔵海岸で人工砂浜の砂が流
失、2mもの大きな空洞ができ幼女が吸い込まれて死亡する不幸な事故が起来ました。分厚いゴム版をT字型に折りたたんでケー
ソンの隙間に差し込む最新式のものでしたが波の力で破損、砂が流失しました。従来のただの板型のものに交換したら破損は起き
ませんでした。最新のものより実績のあるものの教訓です。
連載小説AKB 53 第47話 大蔵海岸 明石花火歩道橋事故と砂浜陥没事故(2019.6.7)をご覧下さい。
2月下旬裏込石の投入
第28浩鉄号に依り裏込石の投入が行われました。
第28浩鉄号 全旋回転式多目的起重機船 350トン吊 塩塚建設
数日で完成です。
3月下旬土砂の投入始まる。
裏込石の上に黒い防砂シートが張られて土砂の投入が始まります。
OHSHIO2000 全旋回式起重機船兼クラブ式浚渫船 総トン数 1623トン 共有船(大潮 光洋)
土砂を運んで来た第八天神丸が帰ります。
ガット船からクレーン船に土砂を移してクレーン船が土砂を投入します。神業です。
4月になりました。
ケーソン付近のクレーン船による土砂の投入が終わり運んで来た土砂を積み上げます。
ユンボのアームで押したり、ブルドーザーで押します。
5月になりました。
5月になって埋め立て工事が本格化します。寄神建設には翔揚と言う巨大な揚土船があります。そして巨大なコンベアーによっ
て運ばれるのかと思っていましたが2ヘクタールの埋立工事では出番が有りませんでした。
ダンプで運ぶで運びます。
ドンドン、ダンプで運びます。
6月下旬には一番奥まで来ました。7月になって大量のヒューム管が見えます。下水管でしょうか。
8月になって重機が工事をしています。海に近い部分の液状化対策と思われます。
黒い大きな1トン土嚢が二重並べられています。台風のシーズンが近づき高潮対策でしょうか。
9月、ケーソンの上に鉄筋が埋めこまれました。
型枠が設置されました。ここが本来の岸壁の高さになると思います。
工期最終日の9月30日ですが、どう見ても完成ではありません。工期が令和4年2月28日に変更になています。大幅な工期
延長となっていますが大きな天災や事故は有りませんでしたから、おそらく下水管布設工事等の追加工事が発注され工期が延長さ
れたのだと思います。造成工事の完成後に掘り返して下水管を埋設するよりはずっと効率的だと思われます。
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