明 我々 A 明石舞子 K 子供 B 防衛隊にとって明石海峡の平和と安全を守ることも重要な任務である。
連載小説AKB 第2話 明石海峡異常なし「団地小説短編集」に収録
健 今までは舞子ちゃんの家で明石海峡の監視活動を行っていたが。
明 このすばらしいロケーション、海舟好みの折れ曲がった石垣。我々の新しい基地、明石舞子砲台だ。
健 これからは明石舞子砲台で我々が明石海峡の平和と安全を守る。
舞子 明石舞子砲台というのは嘘です。本当は明石藩舞子台場です。
連載小説AKB 10 第13話 明石舞子砲台ではなくて明石藩舞子台場だった(2017.3.3)を見て下さいね。
そして淡路島側に有るのが徳島藩松帆の浦台場です。
連載小説AKB 12 第15話 徳島藩松帆の浦台場を調査せよ(2017.5.5)を見て下さいね。
明 我々AKBは今日からここで明石海峡の平和と安全を守るために監視活動を行う。
健 平成20年3月に明石海峡で航行していたしていた、ガット船(砂利運搬船)496トンとケミカルタンカー
2948トンと貨物船1466トンの3隻が多重衝突して貨物船が沈没、3人が死亡1人が行方不明になった。
貨物船から油が流失し養殖ノリに40億円の被害を出した。狭い明石海峡での無理な追い越しが原因だ。明石海
峡は1日650隻ものもの船が行き交う。見張りを厳重にして譲り合って無理な追い越しをしてはならない。
舞子 赤いケミカルタンカーと緑のガット船が並んで航行している前を釣り船が横切ったわ。とっても危ない。
明 ガット船をケミカルタンカーが追い抜いた。
健 2隻の間を小さなモーターボートが通り抜けた。小さなボートは特に注意しないと波を受けて転覆する。
明 向こうではセメント運搬船と貨物船とガット船がまるで競争だ。
舞子 西から大型の貨物船が来たわ。
健 堂々の5万トン級のばら積み貨物船だ。
舞子 艀の向こうにクレーン船が見えてきた。
明 右、30度方向転換していよいよ明石海峡に入る。
健 深田サルベージのクレーン船だ。
舞子 50メートル以上有ると思うけれども悠々通過出来ます。
明 クレーン船はいつ見ても美しい。
舞子 このタグボートはとっても重たくて苦しそう。
健 何だこの山盛りの積みには。
明 鉄くずのようだ。もしかしたら明舞センタービルの鉄骨や鉄筋も載っているかも知れない。
舞子 カネゴン君が一生懸命に分けた鉄筋が、こうして運ばれた又新しい鉄骨や鉄筋になるのね。もしかしたら明舞センタ
ーの新しいビルに生まれ変わって帰ってくるのかも。
連載小説AKB 19 第21話 明舞センタービル解体工事安全日記 謎の地下空間出現(2017.10.6)をご覧下さい。
健 さっきの艀が風に押し戻されて殆ど前に進めない。
明 明石の町の影に入って体制を立て直しているようだ。
舞子 小さなタグボート君頑張って。
明 淡路島の前を大きな荷物が引かれていく。何だろう。
健 岸壁か、船のパーツかも知れない。
舞子 今度は大きなタグボートが来たわ。
明 何と大きな艀なんだろう。
健 これは艀ではない。YORIGAMI 25000 と書いてある。寄神建設の25000トン積める超大型の台船
だ。寄神建設は我々がお世話になった淡路貴船太陽光発電所の親会社なのだ。
連載小説AKB 15 第18話 謎の風車を調査せよ 淡路貴船太陽光発電所(2017.7.14)をご覧下さい。
そして数日後
舞子 漁船の後ろに大きな物が引かれてくるわ。
明 これは寄神建設の25000トン台船だ。しかし何を積んでいるのだ。おおきな建物のようにもみえる。
健 これは船橋だ。何処かの造船所で組み立ててフェリーか客船になるのだ。
明 目の前を大きなガスタンカーが通り過ぎた。
健 10万トン級のLNGタンカーだ。何とメカニックで美しい船橋だ。
舞子 見て!変な船が来る。まるで骨だけになったお魚。
明 マンボウのようにも見える。
健 深田サルベージと書いてあるから、引き上げた沈没船を運ぶ船だろうか。
明 巨大な台船に船首を付けて大きな波が来ても航海できるようにしたかも知れない。
舞子 とにかく不思議な形をした船ね。
船のデータ
鳳洋
石炭専用ばら積み貨物船 商船三井 全長234m
総トン数 50933トン 積載重量 93492トン
金剛
起重機船 深田サルベージ建設
巻上能力 2050トン
翔鳳丸 大きなタグボート
曳船 神原タグマリンサービス
282トン 最大出力 3600馬力
神-25000 Ⅱ
台船 寄神建設
25000トン積
METHANE SPIRIT
LNGタンカー バハマ船籍 全長 285m
総トン数 104169トン 積載重量トン 82115トン
オーシャンシール Ⅱ
深田サルベージに「オーシャンシール」の名の台船があります。半潜水型の台船で浮きドックのように沈むこと出来
ます。沈んだときに安定を確保する浮と思われる立方体の大きな箱が船尾の両舷にあります。取り外しが可能のよう
で積荷によっては写っていない写真もあります。オーシャンシールの同型船ではないかと思われます。
参考に「オーシャンシール」の性能を書いておきます。
台船 全長 141m 全幅 36m
総トン数 12709トン 積載重量トン 24000トン
写真は数日分を使用しています。又通過順ではありません。
連載小説AKB 第1話~第8話は「団地小説短編集」をご覧下さい。第9話以後はブログでご覧下さい。
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明舞団地 明舞センター 松が丘ビル2階
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連載小説AKB 第2話 明石海峡異常なし「団地小説短編集」に収録
健 今までは舞子ちゃんの家で明石海峡の監視活動を行っていたが。
明 このすばらしいロケーション、海舟好みの折れ曲がった石垣。我々の新しい基地、明石舞子砲台だ。
健 これからは明石舞子砲台で我々が明石海峡の平和と安全を守る。
舞子 明石舞子砲台というのは嘘です。本当は明石藩舞子台場です。
連載小説AKB 10 第13話 明石舞子砲台ではなくて明石藩舞子台場だった(2017.3.3)を見て下さいね。
そして淡路島側に有るのが徳島藩松帆の浦台場です。
連載小説AKB 12 第15話 徳島藩松帆の浦台場を調査せよ(2017.5.5)を見て下さいね。
明 我々AKBは今日からここで明石海峡の平和と安全を守るために監視活動を行う。
健 平成20年3月に明石海峡で航行していたしていた、ガット船(砂利運搬船)496トンとケミカルタンカー
2948トンと貨物船1466トンの3隻が多重衝突して貨物船が沈没、3人が死亡1人が行方不明になった。
貨物船から油が流失し養殖ノリに40億円の被害を出した。狭い明石海峡での無理な追い越しが原因だ。明石海
峡は1日650隻ものもの船が行き交う。見張りを厳重にして譲り合って無理な追い越しをしてはならない。
舞子 赤いケミカルタンカーと緑のガット船が並んで航行している前を釣り船が横切ったわ。とっても危ない。
明 ガット船をケミカルタンカーが追い抜いた。
健 2隻の間を小さなモーターボートが通り抜けた。小さなボートは特に注意しないと波を受けて転覆する。
明 向こうではセメント運搬船と貨物船とガット船がまるで競争だ。
舞子 西から大型の貨物船が来たわ。
健 堂々の5万トン級のばら積み貨物船だ。
舞子 艀の向こうにクレーン船が見えてきた。
明 右、30度方向転換していよいよ明石海峡に入る。
健 深田サルベージのクレーン船だ。
舞子 50メートル以上有ると思うけれども悠々通過出来ます。
明 クレーン船はいつ見ても美しい。
舞子 このタグボートはとっても重たくて苦しそう。
健 何だこの山盛りの積みには。
明 鉄くずのようだ。もしかしたら明舞センタービルの鉄骨や鉄筋も載っているかも知れない。
舞子 カネゴン君が一生懸命に分けた鉄筋が、こうして運ばれた又新しい鉄骨や鉄筋になるのね。もしかしたら明舞センタ
ーの新しいビルに生まれ変わって帰ってくるのかも。
連載小説AKB 19 第21話 明舞センタービル解体工事安全日記 謎の地下空間出現(2017.10.6)をご覧下さい。
健 さっきの艀が風に押し戻されて殆ど前に進めない。
明 明石の町の影に入って体制を立て直しているようだ。
舞子 小さなタグボート君頑張って。
明 淡路島の前を大きな荷物が引かれていく。何だろう。
健 岸壁か、船のパーツかも知れない。
舞子 今度は大きなタグボートが来たわ。
明 何と大きな艀なんだろう。
健 これは艀ではない。YORIGAMI 25000 と書いてある。寄神建設の25000トン積める超大型の台船
だ。寄神建設は我々がお世話になった淡路貴船太陽光発電所の親会社なのだ。
連載小説AKB 15 第18話 謎の風車を調査せよ 淡路貴船太陽光発電所(2017.7.14)をご覧下さい。
そして数日後
舞子 漁船の後ろに大きな物が引かれてくるわ。
明 これは寄神建設の25000トン台船だ。しかし何を積んでいるのだ。おおきな建物のようにもみえる。
健 これは船橋だ。何処かの造船所で組み立ててフェリーか客船になるのだ。
明 目の前を大きなガスタンカーが通り過ぎた。
健 10万トン級のLNGタンカーだ。何とメカニックで美しい船橋だ。
舞子 見て!変な船が来る。まるで骨だけになったお魚。
明 マンボウのようにも見える。
健 深田サルベージと書いてあるから、引き上げた沈没船を運ぶ船だろうか。
明 巨大な台船に船首を付けて大きな波が来ても航海できるようにしたかも知れない。
舞子 とにかく不思議な形をした船ね。
船のデータ
鳳洋
石炭専用ばら積み貨物船 商船三井 全長234m
総トン数 50933トン 積載重量 93492トン
金剛
起重機船 深田サルベージ建設
巻上能力 2050トン
翔鳳丸 大きなタグボート
曳船 神原タグマリンサービス
282トン 最大出力 3600馬力
神-25000 Ⅱ
台船 寄神建設
25000トン積
METHANE SPIRIT
LNGタンカー バハマ船籍 全長 285m
総トン数 104169トン 積載重量トン 82115トン
オーシャンシール Ⅱ
深田サルベージに「オーシャンシール」の名の台船があります。半潜水型の台船で浮きドックのように沈むこと出来
ます。沈んだときに安定を確保する浮と思われる立方体の大きな箱が船尾の両舷にあります。取り外しが可能のよう
で積荷によっては写っていない写真もあります。オーシャンシールの同型船ではないかと思われます。
参考に「オーシャンシール」の性能を書いておきます。
台船 全長 141m 全幅 36m
総トン数 12709トン 積載重量トン 24000トン
写真は数日分を使用しています。又通過順ではありません。
連載小説AKB 第1話~第8話は「団地小説短編集」をご覧下さい。第9話以後はブログでご覧下さい。
UR賃貸 10の団地と10話の物語。
「団地小説短編集」500円+税 は
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明舞団地 明舞センター 松が丘ビル2階
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